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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

ありがとう、ありがとう、ありがとう――清水真帆

2024-01-22 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『安倍晋三総理の妄言』
■超拡散記事『ジャニーズ事務所等日本のタブーの芸能界や在日外国人の凶悪殺人事件を実名報道で斬り込むBBCへ情報提供』
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■超拡散記事『最高裁判事の「LGBT逆転判決」で反日極左の国家解体に加担』
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病気したおかげで、
人はずっと
生きてるわけじゃないっていうことに
気がついたっていうか。
それだったら、やっぱり、
それまで
どれぐらいハッピーでいられるかが
勝負だろうなっていう気が、
今はする。


◆ありがとう、ありがとう、ありがとう

『種まく子供たち――小児ガンを体験した7人の物語』
( 佐藤律子編、ポプラ社 (2001/4/1) )

〈p58〉
『ひまわりいろの種――清水真帆さんのこと』
清水真帆さんは、21歳の2月、急性骨髄性白血病の診断を受けました。それから23歳で旅立つ日まで、彼女はご両親や友人たちと結成した「MahoNET-21 骨髄バンクを支える大学・市民ネットワーク」を通じて、骨髄バンクへの理解と協力を呼びかけつづけました。

〈p65〉
病気したおかげで、
人はずっと
生きてるわけじゃないっていうことに
気がついたっていうか。
それだったら、やっぱり、
それまで
どれぐらいハッピーでいられるかが
勝負だろうなっていう気が、
今はする。
(1994年10月。雑誌インタビューで)

〈p73〉
(1995.10.01読売新聞より)
《私はずっと自分のことが好きだった。まだやりたいことも残しているけれど、もしかしてふつうの人の味わえる楽しいことやうれしいことはすでにやらせてもらったのかもしれない。いつの思いでも楽しいものばかりだから》

じつはこのノート、葬儀が終わってしばらくしたとき、病院から自宅に引き上げてあった荷物の上にあるのを母が偶然に見つけた。

そこには「中学時代からの日記は処分して」とあったので、今となってはノートだけが残された心の声になった。「日記には葛藤もかかれていただろうが、私たちに見えたままの真帆でいいから」と、両親は読むこともなく焼いた。

骨髄移植から1年3か月、まな娘に先立たれたのはくやしい。でも「娘なりに生ききってくれた」と実感できるのが救いだ。

そういえば、真帆さんたち患者は、仲間の退院を祝ってみんなが点滴器具をつけて廊下のソファーに集まり、ピザパーティーを開いたことがあったという。

「あの人たちは一期一会を大事にして、凝縮された時間を生きている」
母は、じぶんたちはずっと健康がつづくと錯覚し、手ぬきをしてすごしていると感じられてならない。

《ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、と数えきれない程の人たちに、数えきれない程いいたい》
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