電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
( J・ビリングス )

従軍慰安婦という嘘 《 そして「慰安婦問題」だけが残った――西尾幹二 》

2024-07-07 | 04-歴史・文化・社会
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「いぜんとして女性の悲劇はある」というような言葉が無反省にまかり通るのは、一種の全体主義的な言論画一化であって、極めて不寛容な社会のあり方です。一つの意見が支配する社会には、特有の「ペティ・ジャスティス(けちな正義)」が大手をふるってまかり通る。ここが朝日の汚いところなのです。


◆そして「慰安婦問題」だけが残った

『「正義」の嘘』
( 櫻井よしこ×花田紀凱、産経新聞出版 (2015/3/18)、p177 )
第3章 「けちな正義」の暴走(西尾乾二×花田紀凱)より

【西尾】 今回もあのときと同じです。我々は「慰安婦問題はもうなくなった」と言っているのですが、朝日は「女性の悲劇はある」と主張します。

同じように、朝日はあの当時、賠償や補償の問題についてドイツと日本ではそのやり方が違うことをやっと認めました。「ドイツ見習え論」ですすめてきた「個人補償」には、もう論理的根拠がないからです。しかし、「従軍慰安婦」の問題が残っているとして今までの議論を引き延ばし、生き残ろうとした。その流れは今回も同じなのです。

【花田】 うーん、なるほど。

【西尾】 だんだん問題が狭くなっているのですけれどね。今後は、「戦時慰安婦」ではなくて、「世界中の慰安婦」すなわち「女性の悲劇」という話に朝日が拡げるというのであれば、どうぞやってくれと私は言いたくなるのです。

それはともかく、「いぜんとして女性の悲劇はある」というような言葉が無反省にまかり通るのは、一種の全体主義的な言論画一化であって、極めて不寛容な社会のあり方です。一つの意見が支配する社会には、特有の「ペティ・ジャスティス(けちな正義)」が大手をふるってまかり通る。ここが朝日の汚いところなのです。

【花田】 ペティ・ジャスティス。いい言葉ですね。

【西尾】 けちな正義。それをいつも過大に言うのです。ペティ・ジャスティスはいまの世の中に瀰漫(びまん)していますが、みなほどほどのところで諦めて、そんなに言いすぎないものです。それをイデオロギッシュに、観念的に、誇大に言うのが朝日新聞なのです。

特に自国や自分の罪を責めることになると突如として野放図で無制限になってペティ・ジャスティスが支配的になり、度が過ぎた自己否定を世界のなかで展開してみせる。これが、戦後の日本の敗戦体験からきた自国の歴史を貶めることに快感を覚えるというパターナイズされた物の見方です。

あの新聞が今回、痛い目に遭ったのは、大変慶賀すべきことで、ここで撲滅、廃刊してもらわなければ日本は救われません。
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