電脳筆写『 心超臨界 』

リーダーシップとは
ビジョンを現実に転換する能力である
( ウォレン・ベニス )

KJ法をはじめて知ったとき、「これはマージャンだ」と思った――板坂元さん

2010-09-18 | 05-真相・背景・経緯
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『考える技術・書く技術』
【 板坂 元、講談社現代新書、p20 】

日本で生まれた発想法として、学界でも実業界でも広く用いられている川喜田二郎のKJ法、あれをはじめて知ったとき、わたくしは「これはマージャンだ」と思った。まず、雑然として集められた情報は、配牌(はいぱい)に見立てられる。手に入った情報を、いくつかのグループに分けるところは、マージャンでも、まず実行する。そして、グループ相互の間の関連を考える過程は、マージャンの役づくり、そのあと、つぎつぎにツモってくるパイ(情報)によって、手もとの資料を組みかえることも、捨てられたパイからも情報をくみとって考えを組みたてることも、KJ法と似ている。KJ法についての本にはマージャンのことは触れていないが、わたくしはKJ法を人に説明するときには、いつもマージャンを例に出すことにしている。それがいちばん簡単なKJ法の説明のしかただと思う。

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