電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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世の中でいちばん大切なものは家族と愛
( ジョン・ウッドン )
The most important thing in the world is family and love.
( John Wooden )
『母のいのち子のいのち』
( 東井義雄、探究社、p43 )
◆お父さんを生かすお母さん
非行少年の家庭に限って、必ずといっていいほど、お母さんが、子どもにお父さんの悪口を話して聞かせている、と、ある大学の先生がお書きになっているのを読んだことがあります。
ある学校の「母親教室」で、このことをお伝えして「お父さんを大切に」とお願いしましたら、ある母子家庭のお母さんから「その大切にしてあげるお父さんがいないことが悲しいのです」と訴えられました。
私は、ご不幸なお母さんのお心を傷つけたことをお詫びするとともに、次の作文を聞いていただき、亡きお父さんをも生かすお母さんになってくださいとお願いしました。
おかあさん
ぼくのおとうちゃんは、ぼくの小さいときに死にました。それでも「とうちゃんは、どこかでぼくのすることを見とるんや」とかあちゃんはいいます。
かあちゃんは、おこってぼくの頭をたたくとき、「これはとうちゃんのかわりにかあちゃんがたたくんや」といいます。
かあちゃんは、いつも働いているので、家へ帰るのがおそくなります。とうちゃんのぶんもはたらくからです。ぼくが、夕方、戸口のところでまっていると、帰ってきて頭をなでてくれます。ぼくはうれしくなって「とうちゃんのぶんもなでて」といいます。するとかあちゃんは「よし、よし」といってなでてくれます。
この間のばん、ぼくがしゅくだいをやっていると、かあちゃんが「亮太は勉強がすきになったでええな」といいました。「ちがう、きらいや」というと、「勉強のきらいなもんはえらいもんになれせん」とかあちゃんがいいました。「へえ、そんなら、おれの組には、健ちゃんがいちばんえらいもんになるんかよ。なら、おら、えらいもんなんかなりたかねえ」と口答えをしました。健ちゃんは、勉強はできるかもしんないが、いばるから、ぼくはきらいです。するとかあちゃんはブスッとしてしまいました。ぼくはだまっていましたが、かあちゃんがものをいわないので、だんだんつらくなりました。
ぼくはかあちゃんのところへいって「かあちゃん、たたいて」と頭をだしました。するとかあちゃんは「もうええから勉強しな」といいました。「そんならとうちゃんのぶんたたいて」といいました。そしたら「よし」といって、かあちゃんはわらいながら、ぼくの頭を一つコツンとたたきました。
ぼくはうれしくなって、また勉強をやりました。
ぼくはかあちゃんが大すきです。
これは、亮太君の四年のときの作文だそうです。母一人子一人の貧しい家庭ですが、このお母さんは、亮太君の心の中に、りっぱに「お父さん」を活かしておいでです。この亮太君は、絶対非行少年にはならないでしょう。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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世の中でいちばん大切なものは家族と愛
( ジョン・ウッドン )
The most important thing in the world is family and love.
( John Wooden )
『母のいのち子のいのち』
( 東井義雄、探究社、p43 )
◆お父さんを生かすお母さん
非行少年の家庭に限って、必ずといっていいほど、お母さんが、子どもにお父さんの悪口を話して聞かせている、と、ある大学の先生がお書きになっているのを読んだことがあります。
ある学校の「母親教室」で、このことをお伝えして「お父さんを大切に」とお願いしましたら、ある母子家庭のお母さんから「その大切にしてあげるお父さんがいないことが悲しいのです」と訴えられました。
私は、ご不幸なお母さんのお心を傷つけたことをお詫びするとともに、次の作文を聞いていただき、亡きお父さんをも生かすお母さんになってくださいとお願いしました。
おかあさん
ぼくのおとうちゃんは、ぼくの小さいときに死にました。それでも「とうちゃんは、どこかでぼくのすることを見とるんや」とかあちゃんはいいます。
かあちゃんは、おこってぼくの頭をたたくとき、「これはとうちゃんのかわりにかあちゃんがたたくんや」といいます。
かあちゃんは、いつも働いているので、家へ帰るのがおそくなります。とうちゃんのぶんもはたらくからです。ぼくが、夕方、戸口のところでまっていると、帰ってきて頭をなでてくれます。ぼくはうれしくなって「とうちゃんのぶんもなでて」といいます。するとかあちゃんは「よし、よし」といってなでてくれます。
この間のばん、ぼくがしゅくだいをやっていると、かあちゃんが「亮太は勉強がすきになったでええな」といいました。「ちがう、きらいや」というと、「勉強のきらいなもんはえらいもんになれせん」とかあちゃんがいいました。「へえ、そんなら、おれの組には、健ちゃんがいちばんえらいもんになるんかよ。なら、おら、えらいもんなんかなりたかねえ」と口答えをしました。健ちゃんは、勉強はできるかもしんないが、いばるから、ぼくはきらいです。するとかあちゃんはブスッとしてしまいました。ぼくはだまっていましたが、かあちゃんがものをいわないので、だんだんつらくなりました。
ぼくはかあちゃんのところへいって「かあちゃん、たたいて」と頭をだしました。するとかあちゃんは「もうええから勉強しな」といいました。「そんならとうちゃんのぶんたたいて」といいました。そしたら「よし」といって、かあちゃんはわらいながら、ぼくの頭を一つコツンとたたきました。
ぼくはうれしくなって、また勉強をやりました。
ぼくはかあちゃんが大すきです。
これは、亮太君の四年のときの作文だそうです。母一人子一人の貧しい家庭ですが、このお母さんは、亮太君の心の中に、りっぱに「お父さん」を活かしておいでです。この亮太君は、絶対非行少年にはならないでしょう。