電脳筆写『 心超臨界 』

自分がいま生きている時代は
歴史としてながめることはできない
( ジョン・W・ガードナー )

◆人工妊娠中絶

2024-07-06 | 05-真相・背景・経緯
§5-1 公職追放がアメリカの植民地・日本をつくった
◆人工妊娠中絶


激しい戦争がようやく終わり、長い間女性と接することができなかったアメリカの兵士が大勢日本に押し寄せ、日本では強姦(ごうかん)が多発するとともに水商売が非常に栄えた。その結果、日本女性とアメリカ兵士との間に子供が生まれるようになった。そこでサムス軍医は日本の自称エリートと結託して、中絶に関する法律を変えてしまった。人種改良という恐ろしい「科学」に基づいた、優生保護法である。


◇人工妊娠中絶

『リベラルに支配されたアメリカの末路』
( ジェイソン・モーガン、ワニブックス (2018/2/8)、p33 )

戦後、アメリカ軍に占領された日本では、突如として人工妊娠中絶の中心地になったことをご存じだろうか。それは決して偶然ではなく、アメリカのプログレッシブ・プラグマティック・エリートの計画通りに進められたことなのだ。

連合国最高司令官マッカーサーのスタッフの一員として、クローファード・サムスという軍医が日本に滞在した。

激しい戦争がようやく終わり、長い間女性と接することができなかったアメリカの兵士が大勢日本に押し寄せ、日本では強姦(ごうかん)が多発するとともに水商売が非常に栄えた。

その結果、日本女性とアメリカ兵士との間に子供が生まれるようになった。

そこでサムス軍医は日本の自称エリートと結託して、中絶に関する法律を変えてしまった。人種改良という恐ろしい「科学」に基づいた、優生保護法である。

くわえて検閲という名の思想コントロールも盛んになった。

例えば、米軍兵士による強姦事件があっても、その詳細(犯罪者がアメリカ人だということ)を報道することは占領軍の規制によって許されなかった。

日本を「解放」した米軍が、速やかに憲兵隊より厳しいポリス・ステート(警察国家)を設け、それを設けたという事実すら隠したのだ。

そこから日本の赤ちゃんたちのホロコーストが始まった。

しかも日本人だけではなく、わざわざ世界各国から妊娠中の女性が日本にやってきて中絶手術を受けるようになった。1950年代の日本は、世界における中絶大国だったと言っても過言ではない。

サムスやマッカーサーからすれば日本の中絶ブームは歓迎すべきことだった。

まず、アメリカ兵士による強姦被害や、望んでいない赤ちゃんの存在を隠すことができる。

さらに、日本人女性の出生率を制御することで、(戦前には出産を促していた)日本帝国を永遠に弱体化できるからである。

その影響は、現在、少子化と労働人口不足で悩む日本を見ればわかるように今でも続いている。アメリカは戦争が終わったあと日本帝国を奴隷化し続けたのだ。
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