今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

gutsがやたらと割れる件

2023年11月20日 | 昔の音楽雑誌の話

 

 70年代の音楽雑誌を集めるのを趣味としております。製本方法には詳しくないのですが、この手の雑誌は中央をホッチキスで止める「中綴じ」と、接着剤を使う「無線綴じ」があるようです。

 音楽雑誌の中でも私の好きなのは「guts」ですが、こちらは最初ホッチキスを使った「中綴じ」でした。


 それが、1977年頃から無線綴じに変わって、これがやたらと割れます。割れた感じはご覧の通り。


 同じ無線綴じの音楽雑誌でも、ヤングギターは手持ちの物で割れたのはなく、ヤングフォークも背は割れてますがバラバラになるほどは悪化しません。これは製本の質によるのでしょうか? このNSPが表紙のヤングギターなどは1975年の雑誌で、表紙はよれてるものの背はまったく問題なし。


 1977年くらいのgutsは最近古本でもあまり見かけないので、割れすぎて売り物にならないのかもしれませんね。まあ私としては別に読めればいいので入手してからテープで補修してましたが、当然うまく戻らないのでページがはみだした状態になってます。


 調べてみたら接着剤で補修する方法があるようですが、それを知ったのがごく最近なので時すでに遅し。まあいいのですが。


 なおgutsは74年~76年くらいが面白くて、ヤングギターは77年~78年が面白いというのは、あくまでも私の好みです。意見には個人差があります。次に割れた本を入手した時は接着剤にトライします。


イチローがスペースバンドに?

2023年11月19日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 

 田中一郎ギターアッパーカット2にて驚きの話が聞けました。なんとスペース・バンドのレコーディングに、田中一郎さんが参加してたそうです。

 スペース・バンドというのはつのだひろさんのバンドですが、第一期はキャプテンひろ&スペース・バンド、その後つのださん以外は全員メンバーチェンジをしてつのだひろ&スペース・バンドになった様子。

 トップ画像はそのメンバーチェンジの際の記事ですが、これは1974年の話。記事によると新たなメンバーは角田順さん、高橋伊久馬さん、藤井真一さん。「ミスターD.J」というシングル曲がありますが、レコードのジャケットでは名義が「スペース・バンド 歌/高橋伊久馬」となってます。

 一郎さんは当時つのださんと親交があり、そのレコーディングを見学に行ったところコーラスで参加することになったそうです。実はこの曲は私も当時ラジオで聞いてたのですが、普通に「スペースバンド」として紹介されてたので、つのださんとこの曲が頭の結びついたのはずっと後でした。

 この曲を聞いてみると後半に何人かで歌ったコーラスが入ってるので、そこに一郎さんの声も入ってたのですね。知らずに聞いてました。まあジャケットにクレジットもないのでわからないのは当然ですが。

 この高橋伊久馬さんはその後トランザムのヴォーカル担当になりますが、「ああ青春」とか「ビューティフルサンデー」とかは当時よく聞いてて、その人と「ミスターD.J」が同じ人だったというのは20年くらい前につのださんのラジオで知ったのでした。高橋さんはトランザムの頃は改名してましたが、今はもう亡くなったのですね。

 一郎さんはというと、このレコーディングに参加した後「リンドン」でデビューし、同期にはがむがむ、とんぼちゃんなど。ここには出てませんがふきのとうも同期ですね。

 

 

 その一郎さんがいつ頃から東京に出てきて、つのださんとどうして繋がりができたかというあたりは、今回のギターアッパーカット2をご覧下さい

 ところで、このスペース・バンドのメンバーチェンジの記事は雑誌「guts」の1974年5月号なのですが、福岡のライブハウスを紹介する記事もありました。そこで注目は「照和」。この日の出演は明日のチューリップを目指す「ピエロ」だそうです。どっかで聞いたことがあるバンドですが、もしかしたらステージにいるのは松藤さん???

 

 

 そうやって時代が動き出した頃なんですね。いろいろ勉強になります。


アクセス元とかブラウザとか

2023年11月18日 | ブログ・インターネット

 このブログは多い日には1600人くらい見てますが(えっへん)、アクセス元とかブラウザはどうなってるか調べてみました。

 こちらは過去7日間の結果ですが、ダントツでAndoroidが多いです。スマホでご覧いただいてる方が多いのでしょうか。前はもっとbotが多い印象だったのですが、Googlebotはそこそこあっても、Applebotはあんまり多くないですね。あとはアクセス元でYahoo!Japanが多いのも理由は不明。

 ブラウザではやはりChromeが多くて、2位のEdgeの4倍以上。Firefoxは少なくてSafariもあんまり。IEは11もいれば8も一応いると。Operaってなんでしたっけね。

 そもそもブラウザは、私がパソコン通信をやってた90年代半ばに初めて知りました。インターネットのホームページを見るには必要らしいという事で。その時は「モザイク」というのがあったというか、それしかなかったかも。

 で、あのモザイクってどうなったんだろうと歴史を調べたら、これがその後Internet Explorerになったという流れなんですね。どおりでモザイクを聞かないと思ったら。

 私が使いだしたころはIE3だったと記憶してますが、同じころにもう4も出てたかも。ただ、当時の家の回線はまだ遅くて電話料金も気になったので、見たいホームページがあるときはネットカフェに行ったりしてました。そこではブラウザがNetscape Navigatorだったので、「なんで?」と思ったり。

 家のネットは回線も遅かったのでしょうが、Aptivaのモデムも問題だったのでしょう。IEなんてアイコンをクリックしてトイレに行って歯を磨いて戻ってきても、まだ画面が表示されてなかったくらい。

 それで、ある日家でもNetscape Navigatorを試してみて、アイコンをクリックしてトイレに行こうと起ち上がったら、もう画面が表示されてました。あれは驚きでその後数年はずっとネスケ派でした。ホームページも一時はNetscape Composerで作ってたし。

 今はChromeにしてますが、別にEdgeでも困らないといえばそうです。軽くて動きがよければいいんですけどね。


コンサートホールかライブハウスか

2023年11月17日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 音楽の生演奏を聴く場所としては、コンサートホールとかライブハウスがあります。(公園とか野外ステージとか体育館もありますがそれは別の話で。) どっちがいいかというと一概には言えませんが、私が今年見たのは以下の通り。


・八神純子:ライブハウス(Zepp DiverCity東京)
・伊藤蘭:コンサートホール(東京国際フォーラム ホールA)
・尾崎亜美:ライブハウス(EX THEATER ROPPONGI)
・石川ひとみ:コンサートホール(ニッショーホール)
・太田裕美:ライブハウス(EX THEATER ROPPONGI)


 それぞれ座る場所も違ってるので、ホールとライブハウスとどっちが音がいいとか、どっちが見やすいとかは言えません。ただ、ライブハウスはスタンディングにもできたりするので、基本的に段差がなく後ろの方だと見えづらいというのはあります。

 八神純子さんのライブは10数列目だったのですが、会場の真ん中あたりで一段だけ上がってるところがあって、ちょうどそこの最前列だったのでラッキーでした。もう1列前だったら結構見えづらかっただろうと。

 東京国際フォーラムのホールAは、ホールに入った時は大きくてときめきましたが、10列目は案外遠かったです。おまけに端の方だったし。あんまりでかすぎるところは「その場にいる」という感激を味わうべきなんでしょうね。会場総立ちになったときは、蘭さんの顔しか見えなかったし。

 石川ひとみさんのコンサートのニッショホールは古いところでしたが、前の席との間隔が狭いせいか、5列目でも結構近い感じはしました。後ろの方だったらどうかわかりませんが、ほどよく段差がついてたので結構見やすいところではないでしょうか。この日は音も良かったです。

 尾崎亜美さんと太田裕美さんは同じ会場なので、場所が違えば見やすさとか音の届き方とか比べられるのですが、実はどっちも最前列の真ん中へんだったので大満足でした。最前列というと逆にスピーカーの音が届かないかと言うとそんなこともなかったし。ふっふっふっ。

 そういえば、新潟にいた頃「コンサートホール」と書いてある建物があって「おっ、こういうところには誰が来るんだろう?」と思ったら、なんとパチンコ屋でした。ああいうのはありなのでしょうか?

 こういうのがありなら、「ペットショップ」という名前のぼったくりバーも作れそう。小犬を探しに来た人が入ってくれば座るだけで1万円、中腰でも5千円とか。で、「お客さんご指名は?」と聞かれ、「え~と、マルチーズの男の子いますか?」と言うと「うちにそんなもんいるわけねーだろーが!」とボコられたり。こういうのは昨今のホストクラブ問題に匹敵する悪質さですね。(なのか?)

 ま、それはそうとして私は見たい人が見られればホールでもライブハウスでもどっちでもいいです。明日は薬師丸ひろ子コンサートで、会場は高崎芸術劇場に行きます。なんか新しいし立派そうなので楽しみにしてます。埼玉県西部からだと高崎は遠くないですしね。


わたしゃ今も有線です>イヤホン

2023年11月16日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 MP3プレーヤーで音楽聞く時や、出先でスマホの動画を見る時には有線イヤホンしか使いません。そもそもワイヤレス持ってないし。

 最近は散歩の時には音楽は聞かないので、主に使うのは電車の中。が、見渡してみても最近有線の人は見かけない印象。また、髪の長い人で耳が隠れてるとワイヤレスなら装着しててもわからないし、実際には私以外はみんなワイヤレスになってるのかもしれません。

 先日ラジオで有線がいいかワイヤレスがいいかという話をしてたのですが、やはりどちらもメリット、デメリットはあります。ワイヤレスのデメリットとしては、

・充電が必要
・バッテリーの持ちが悪い
・使用頻度によりバッテリーの寿命が案外短い
・有線の方が音質は良い傾向

というのがあるそうです。何しろ使ったことないので、「高い」とか「なくしやすい」というのは容易に想像がつくのですが、充電とか電池寿命のことは考えた事なかったです。

 バッテリーについては、ずっと使ってると1日持たないので有線も持ち歩いてるという人もいるそうです。結構面倒ですね。

 ちなみに私が普段使ってるのは写真の左の方ので、これは結構低音も出るし気に入ってます。なので別に有線でいいですわ。今後の技術革新やなんかで、私に使いたいと思わせる製品を出して来たら褒めてあげます。ま、私の場合は絶対片方なくすというのが一番の心配ですが、それは技術ではカバーできませんね。


リンゴの美味しい季節になりました

2023年11月15日 | 日記・雑記・ただの戯言

 私のように青森に10年ほどいた者は間違いなくリンゴにうるさくなります。リンゴにも色々種類はありますが、代表的なのはなんといってもフジ。甘みと酸味とシャリシャリ感を兼ね備え日持ちもします。もちろん、これは青森にいた当時果物屋に聞いた話の受け売りです。

 フジは最盛期が11月からですが、9月から獲れるのが「つがる」という品種。これもたまに見かけます。他には、黄色くて甘みが強いのが王林。これは甘みではフジに勝りますが、シャリシャリ感を求める人には物足らないというのも果物屋の受け売り。おまけにフジのような日持ちはしません。しばらく経つとボソボソの感じになってしまうのが難点。

 同じく黄色いリンゴでより甘みが強いのが金星。これは青森にいた当時、駅前の市場で試食して気に入って実家に買って帰ったら大好評でした。両親揃って「インドリンゴみたい」と言ってたのですが、私はまだインドリンゴは食べた事ありません。これもあまり日持ちしないようですね。

 もう10数年前ですが、得意先の社長が長野の生まれで実家から送ってきたというリンゴを貰ったことがあります。で、「ケッ、長野のリンゴなんかしゃらくせえ。」と思ったのですが、切ってみたら蜜入りですごく美味しくてびっくり。

 ということで、今では産地にはこだわりません。そして、最近よく見かけるのがシナノスイートという品種。名前の通り長野県で育成されたもので近年人気だとか。これも結構甘くて、埼玉のスーパーで買っても外れが無い感じ。

 トキというのも新しい品種で、なんと母親が王林で父親がフジという血統(?)だとか。先日初めて買いましたが、かなり甘みが強かったです。資料を見ると旬が短いようですね。まだ売ってますでしょうか。

 さらに、最近初めて買ったのが「ぐんま名月」。黄色いけどちょっと赤みもあるリンゴでした。その名の通り群馬で生まれた品種だそうでこれも結構甘みが強かったです。「ふ~ん、ぐんまなんだ。」と思って産地を見たらそれは青森県産でした。東京の居酒屋で関西風の関東煮(かんとだき)を食べたような感じでしょうか。(なのか?)

 ちなみに、私の情報源はほぼこのサイトですので関心がある方はご覧ください。今日はオチはありません。前に「落ちないリンゴ」ってありましたしね。


淡谷のり子といえば「じょっぱり」

2023年11月14日 | 昔のテレビ番組の話題

 朝ドラ「ブギウギ」が絶好調で面白いです。ヒロインは笠置シヅ子をモデルにしてますが、ドラマには淡谷のり子をモデルとした茨田りつ子という人物も出てきます。それで思い出したのが、淡谷のり子の人生をドラマ化した「じょっぱり」。主演は片平なぎさでした。

 平日昼の帯ドラマだったので何回か見た記憶がある程度ですが、放送は1979年の1月~9月。私はこの年の4月に高校に入ったので、多分春休みあたりに見てたのでしょう。受験もあって早く帰る日もあったのだろうし。

 これは「あかんたれ」なんかもやってた時間帯で、この「じょっぱり」も脚本は花登筐。多少話題にはなったかもしれませんが、ヒットはしてないですね。なにしろWikipediaにも単独では項目がないくらいだし。

 片平なぎさはこの直前に歌手活動を休止、女優に専念すると発表しました。それでこのドラマに主演したわけですが、なんと主題歌もエンディングテーマも片平なぎさの歌。当然スポーツ紙では批判されてました。ちなみに私は歌えます。「わたしはそれが 好がなくて はっきりするから じょっ~ぱっり~♪」

 ちなみに「じょっぱり」というのは津軽弁で、「意地っ張り」「頑固者」を意味します。「じょっぱりハイスクール・ロックンロール」というネタはあったのかなかったのか。どちらにしても面白くないのでボツにします。屁のじょっぱりにもなりませんね。


これが My first guts!

2023年11月13日 | 昔の音楽雑誌の話

 

 自分がギターを始めた頃に見てた音楽雑誌が好きで、手ごろな古本を見つけるたびに買ってしまいます。それで今回手元に来たのがこれ。昭和51年3月号ですが、中身を見て「ん?」と。

 実はこの号は私が初めて見た「guts」なのでした。当時私は小学生だったので買ってきたのは兄なのですが、中身は何から何まで記憶がありました。というのも、さすがに音楽雑誌はめったに買えず1冊買うとずっと同じのを読んでたので。

 記事は表紙に出てる通りいろいろありますが、この号のグラビアのトップはアリス。他は永ちゃん、スティーヴン・タイラーなどで男ばっか。

 

 

 ギターの譜面は「俺たちの旅」があって、多分兄はこれが目当てで買った来たものと思われます。TAB譜があって当時は必死で練習しましたが、アルペジオとスリーフィンガーを組み合わせたパターンなので勉強になりました。

 

 

 数ある音楽雑誌の中でもgutsが好きなのは、ラジオ番組の話題が多いという事があります。この号でも「電リクはラジオをヤングの手にとりもどせるか!?」という特集がありました。

 

 

 この文化放送の電リクはオペレーターが25人いて、午後1時45分から電話受付を開始し、午後7時45分の締め切りまでに2000本以上の電話が来るのだとか。それで毎日ベストテンが決定されるそうで、なんか楽しそうだし緊張感ありますね。それにしても「ヤングの手にとりもどせるか?」って、誰から取り戻そうって話なのでしょう???

 あとは、昔どっかで小林麻美がオールナイトニッポンをやってた頃の記事を見た記憶があったのですが、それもこの号でした。この人は当時21才ですって。ふ~む。ちなみに番組は聞いた事ありません。

 

 

 記事もつい見入ってしまいますが、オーディオや楽器の広告も懐かしいし、またまた現世に戻ってこられなくなりましたとさ。


アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 葛城ゆき・田中真美・田島裕子・ピーマン

2023年11月12日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 

 数か月前に注文していたCDが届きました。「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ」という企画の一つですが、今回の4組にピンと来る人はどれくらいいるでしょうか。共通点としてはヤマハのポプコン出身者ということになります。

 私の場合はピーマンの「部屋を出て下さい」が昔から大好きで、それが入ってるというだけですぐ注文しました。なにしろこれまで未CD化でしたし。そして葛城ゆきの「木曽は山の中」も好きなのですが、もう数十年聞いてなかったのでそちらも嬉しかったと。

 この収録曲は以下の通りです。ちなみにCDのジャケットは田中真美「涙のロンリー・ボーイ」のジャケット。美人ですね。

01. 木曽は山の中 / 葛城ゆき
02. いつか、そっと / 葛城ゆき
03. 蛍 / 葛城ゆき
04. 小さな出発 / 葛城ゆき
05. 泣かせて今夜は / 葛城ゆき
06. 悲しみが消えるまで / 葛城ゆき
07. ムーンライト・セレナーデ / 田中真美
08. 漂流 / 田中真美
09. 愛は黄昏の中で / 田中真美
10. 気まぐれマイ・ラブ / 田中真美
11. 涙のロンリー・ボーイ / 田中真美
12. 時よ / 田中真美
13. GOOD LUCK MY YESTERDAY / 田生真美
14. おもかげMy Friend / 田島裕子
15. ガラスの午後 / 田島裕子
16. 恋のライバル3対1 / ピーマン
17. 青空のラブサイン / ピーマン
18. ラブ・タッチ / ピーマン
19. ブルーの瞳 / ピーマン
20. 部屋を出て下さい / ピーマン
21. 小さな詩 / ピーマン

 

 

 珍しい音源も嬉しいのですが、歌詞カードにはそれぞれの楽曲についての解説がちょこっとついてるのでそれもありがたいです。詳細はお買い上げの上ご確認いただきたいですが、それも基にして楽曲の感想を一言ずつ。

 葛城ゆきは、あの「ボヘミアン」の葛城ユキです。この「葛城ゆき」にした時点で3回目の改名だったそうで、名前をカタカナの「ユキ」にしたのは4回目だったのでしょうか。当時の様子は雑誌記事で見るとこんな感じです。

 

 

 「木曽は山の中」は発売が1974年12月の発売で、コッキーポップのテーマ曲だったこともあるそうですが、その時に聞いてたのでしょうか。手持ちの明星の歌本に出てたので、歌詞は全部知ってました。まだ「ボヘミアン」ほどの迫力の声にはなってないですが、雰囲気は感じます。それよりも、あらためて聞くとすごくいい曲ですね。日本のスタンダードとなりうる曲だと思います。

 

 この人は当時のシングルが3曲とそれぞれのB面で計6曲入ってますが、全部雰囲気が全然ちがうのでびっくり。「木曽は山の中」のB面はポップですごく可愛く歌ってますが、次の曲はほぼ演歌。その次は歌謡曲という感じ。今聞くと面白いですが、当時はヒットを出そうと色々模索中ということだったのでしょうか。

 田中真美はシンガーソングライターですが、その後ビジネスの世界でも大成功したとか。プロフィールを調べてみたら、提供曲として石川ひとみの「何も言わないで」があってびっくり。この人の歌声は、しっとりしつつ力強さもあって伊東ゆかりとか上田知華の声を太くしたという感じでしょうか。あまり例えようがないですが、1979年デビューなので完全にニューミュージック世代という感じですね。ただ、曲は結構歌謡曲っぽいです。

 田島裕子の曲は1981年11月だそうですが初めて聞きました。シンガーソングライターですが「おもかげMy Friend」は自身の作曲、B面は森田公一作品でした。こちらも結構大人の歌手という歌声です。

 そして注目のピーマン。先に書いた通り、とにかく「部屋を出て下さい」が大好きだったのですが、何しろこの人たちの情報がほとんどなく。たまに見かけるのはデビュー曲の「恋のライバル3対1」のシングルくらい。

 このグループはメンバーの叶正子が後年サーカスとしてデビューするわけですが、ピーマンのデビューが1974年4月なので「Mr.サマータイム」よりは4年も前。ピーマンはキャンディーズのちょっとあとにデビューしたわけで、こちらの記事によると事務所もレコード会社も「キャンディーズに追いつけ追い越せ」という事だったのですね。

 ある番組にサーカスが出た際、「叶正子はアイドルでデビューした」と言ってて、私は「え、ピーマンってアイドルだったの?」と驚いたのですが、確かに「恋のライバル3対1」を聞いてみると完全にアイドル歌謡。

 実はこのアルバムではピーマンの楽曲が楽しみだったのですが、「部屋を出て下さい」以外はあんまりピンときません。前述の記事によると、4枚目のシングルもレコーディングしたものの日の目を見なかったということですね。「部屋を出て下さい」は叶正子のソロパートが中心ですが、次のシングルはどんな感じだったのでしょうか。

 この「部屋を出て下さい」は、ピンクレディーの二人が「スター誕生」で歌ったことが有名で、好きな人が多いことはわかりますし、あの二人がどういう方向を目指してたのかもなんとなくわかります。それにしても、この曲が当時どの程度ヒットしたか、世間の評価はどうだったのか、その辺はほとんど情報がないです。

 私はこの曲がボーカルもアレンジも、特にイントロのギターの音色とフレーズが大好きで長年ちゃんと聞きたかったので、このCDについては満足しています。これが1975年1月の発売。当時ラジオからカセットに録音して聞いていたということは、巷にはそこそこ流れていたと思うのですが、みんな知ってるのかなあ。


さあ、ドンドン応募しちゃおうね~

2023年11月11日 | ビールの話

 

 伊達にビールばっか飲んでるわけではなくポイ活(?)もしております。サッポロ黒ラベルのキャンペーンでは、一昨年暮れに家庭用ビールサーバーが当たりました。

 今回は何が貰えるかというと、抽選でオリジナルビアグラスがペアで当たります。しかも46種類の中から選べるというのが楽しみ。

 私は飲むのはほとんどビール、たまに日本酒という事で結構グラスにも凝ってます。いろいろ試しましたが、家では小さめのタンブラーで飲むことにしてて、これの理由は単純にジョッキで飲むと量が増えるので。

 今は新潟は燕の磨き屋シンジケートのステンレス製のタンブラーを使ってて、これは軽いし割れないし凄く気に入ってます。確か3年前の定額給付金で買ったものかと。そして、今回のキャンペーンで狙ってるのはガラス製のもの。

 新しいビール買った時とか、エールとか黒ビールとかいつもと違うのを飲む際には色も確認したいので、ステンレスよりガラスで飲んでみたいと思う次第。

 なお、以前は発泡酒や第三のビールも飲んでましたが、折角大人になったんだから好きなものは我慢せずに楽しもうという事で、今はビールしか買いません。主にキリン一番搾りか黒ラベル。今回はキャンペーンがあるので、ここ2ヶ月ほどはずっと黒ラベルですので、完全に術中にはまってます。

 ちなみに平日はノンアルコールデーなので、飲むのは週末だけ。今日も頑張って…いや、楽しんで飲まないと。それにしても、タモリは家で本麒麟飲んでたりするのでしょうか。