今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

恥ずかしながら「暗渠」を読めず意味も知らず

2019年05月19日 | ドラマレビュー

 WOWOWで放送中の「東京二十三区女」というドラマですが、「東京23区に伝承される恐ろしくも哀しい物語をテーマにしたホラーミステリー!」というもの。

 番組サイトによると
<大都市・東京の裏側には、数多くの恐怖の物語が秘められている。(中略) 全6話で、倉科カナ、安達祐実、桜庭ななみ、壇蜜、中山美穂、島崎遥香といった豪華女優陣がそれぞれ主人公を演じ、東京に実在する恐怖スポットへと足を踏み入れていく。そこには恐ろしい物語、隠された歴史、人間の悲しい過去が存在した。その封印が解かれたとき、彼女たちは想像を絶する恐怖を目の当たりにする。>
だそうです。この6人を豪華女優というかどうかは別にして、私はご贔屓の倉科カナさんが出てるので見てみようと思った次第。

 一応1話完結で毎回主役は変わるのですが、島崎遥香ちゃんだけはフリーライターの役で、舞台となる場所や人物を訪ねることから毎回登場します。最後だけは主役なのでしょう。まぁ彼女がいるというだけで「豪華女優陣」というのはちょっと…とは思いますが、壇蜜が豪華かというとそれもいかがかと。

 第一話は倉科カナさんが主役ですが、婚約者と結婚式の打合せをしている際に不気味なメールが届きます。その内容は

 あなたの母親が会いたがっている。
 2月16日午前8時。
 渋谷川の暗渠で待っている。

というもの。これを見て視聴者も「えっ!」と思うのを制作者が期待したのかもしれませんが、私はこの「暗渠」を読めず、その意味も知らず。

 これは「あんきょ」と読むそうですが、普通なら
倉科カナ「ねえ、これなんて読むの?」
彼氏「これは、あんきょだね。」
倉科カナ「へ~。それであんきょってどういう意味?」
彼氏「…ごめん、知らない。」
という展開になりそうですが、メールを読んだ時点で意味を理解し、ちゃんとその時間に暗渠に行ったことから、私は倉科カナさんを尊敬します。なお、「暗渠」はコトバンクによると「地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路。」だそうで、どぶ川の上にアスファルトでフタをして地下を流れる水路にしたものだそうです。

 ちなみに彼女と母親の間にはある秘密があるのですが、初回のゲストは佐野史郎であって、あの人が出てくるだけで怖いドラマになるのは言うまでもありません。ただ、主役が倉科カナさんで、島崎遥香ちゃんもちょいちょい出てくるというあたりで、本格的なドラマを期待する人は怖くなるよりは怒り出すかも。まぁ小学生くらいなら喜ぶかもと思いました。

 まだ第二話までしか見てないのですが、一応どっちも怖いです。次の主役は桜庭ななみですが、その次の壇蜜がスクール水着で出てくるのか期待してます。まぁそれはそれで怖いかも。(なのか?)


有馬三恵子先生の作詞は幅広いので

2019年05月18日 | ラジオ番組の話題

 今週のNHKラジオ「ひるのいこい」は先日亡くなった作詞家 有馬三恵子先生の特集。有馬先生というと南沙織さんの曲のほとんどと言っていいくらい作詞をしており、おまけに「沙織」という名前の名付け親としても知られていますので、私としては有馬作品=南沙織というイメージでした。

 が、今週は「あれ? これもそうだっけ」という連続。先日話題にした「泣くな青春」の主題歌もそうですが、広島カープの歌とか伊丹幸雄のデビュー曲もそうだし、風吹ジュンもそうでした。今週の曲目リストは以下の通り。

<月曜>
小指の想い出/伊東ゆかり
初恋のひと/小川知子
<火曜>
ドラマ「泣くな青春」主題歌~君は今、青春/グラスロード
それ行けカープ~若き鯉たち/塩見大治郎
<水曜>
17才/南沙織
処女航海/優雅
<木曜>
青い麦/伊丹幸雄
愛がはじまる時/風吹ジュン
<金曜>
積木の部屋/布施明
忘れるものか/石原裕次郎


 その他調べてみると、金井克子さんの「他人の関係」もそうだし、「へんしん!ポンポコ玉」の主題歌も。なかなか幅広い芸風(?)です。ちなみに南沙織作品で私が特に好きなのは、「ともだち」「早春の港」「傷つく世代」「ひとかけらの純情」「夏の感情」などなど。どれも素晴らしいです。あとは、「20才まえ」というアルバムのラストの曲で、ラストコンサートの最後にも歌われた「私の出発」も最高です。

 今回のオンエア曲は60年代~70年代ばかりのようですが、80年代には真子ちゃんの「めまい」も書いてるんですね。やはり女性アイドルへの提供曲で光るのが多いようです。

 ちなみに「青い麦」については何回もネタにしてますが、前回聞いた時はこんな記事を書いてました。有馬先生ごめんなさい…。


映画「勝手にふるえてろ」見ました

2019年05月17日 | 映画

 「勝手にふるえてろ」という映画を見ました。綿矢りさ原作の小説が原作だそうですが、そちらは読んだことありません。主演は、我ら埼玉県民のアイドルである入間しおりさんこと松岡茉優さん。(いや、別に松岡茉優さんは埼玉出身ではないですが)

 絶滅した生物に興味があり男性交際経験のないいわゆるオタク女子のことを描いた映画です。中学の頃から10年以上片想いをしている男性がいて、現在リアルに付き合おうとアプローチしてきた男性もいて…という話。

 面白いといえば面白いですが、私の場合は松岡茉優さんが主演だから最後まで見られたかもという感じ。一昨年の作品ですが、結構いろんな賞を貰ってるんですね。そこはわかります。金曜の夜に飲み会に誘われて、「無理。タモリ倶楽部があるから。」と断るシーンが素敵でした。この一言でオタク度合いがわかろうというもの。このセリフは原作にもあるのでしょうか。もしそうなら原作も読んでみたい気がしますが。

 なお、出演者に趣里さんの名前を発見したのですが、調べてみたらあの金髪女子がそうだったんですね。ふ~む。


女優の高橋惠子さんの話がやたらと面白かったので

2019年05月16日 | ラジオ番組の話題

 今朝のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」のゲストは女優の高橋惠子さん。運転中になんとなく聞いてたら、やたらと面白かったけど仕事中だったので前半しか聞けず、帰ってからRadikoタイムシフトで聞いてしまいました。おまけに録音して保存版にしてしまいました。

 序盤から面白くて、高橋さんというとご存じの通りデビューから「高校生ブルース」「おさな妻」でしたから、プロフィールの紹介も「体当たりの演技で…」という言い方だったところご本人は「体当たりの演技って…何も着てないんですけどね」ですって。つかみはバッチリでした。

 元々の生まれは北海道で家が酪農をやってたそうですが、そのころの住所は「熊牛原野番外地」だったそうです。隣の家まで10分くらいかかるところなのでいちいち番地はつけられず、マジで「番外地」という住所だったとか。

 デビューのキッカケは親が酪農をやめて一家で東京に出てきてから、家族で撮った東京観光の写真を現像して貰いに行った写真屋さんでスカウトされたとか。中学二年だったそうです。相当可愛かったんでしょうね。お父さんが元々役者志望だったので、デビューからお洋服をお脱ぎになる映画でも「よく頑張ったね」と応援してくれたとか。

 そんなすごい話がいろいろあって、それでも語り口は結構おっとりと上品な感じなのでついつい話に引き込まれてしまいました。実はこの方についてはあんまり興味を持って見たことがなく、その体当たりの演技の映画も「太陽にほえろ」に出てた頃も見てなかったです。

 ああやってゆったりと話されますが、実際経歴を見るとデビューからかなり波瀾万丈で相当修羅場があったと思うので、そういう人がああいう語り口だと一気に興味を持ってしまいますね。なんか映画見てみるかなぁ。

 この話を聞いてみたい方は是非Radikoのタイムフリーでどうぞ。実はこの番組のゲストコーナーは結構充実してて、伊集院さんの話の引き出し方はもちろん、木曜はパートナーが柴田理恵さんなのでほぼ外れなく面白いです。私は相当タイムフリーのお世話になってますわ。


「泣くな青春」が思い出せん

2019年05月15日 | ドラマレビュー

 昨日ラジオで「君は今青春」という曲を聞きました。歌はグラスロードというグループですが、先日亡くなった有馬三恵子先生の作詞なので取り上げられたのでしょう。何がどうかというと、この曲は完璧に知ってて全部歌えました。ドラマ「泣くな青春」の主題歌だったそうで、ということはそのドラマ見てたんですね、きっと。

 気になって調べてみたら、「泣くな青春」はフジテレビ月曜夜8時枠のドラマで、1972年10月から1973年1月にかけて放送されたそうです。なんか水谷豊が出てたような…と思ってたら、主役が教師の中山仁で水谷豊は不良番長役だったとか。しかし内容はまったく覚えておらず。

 このドラマ枠では、これの前の番組が「あしたに駆けろ」で森田健作主演のラグビーものだとか。これは見てたのではっきり記憶してます。鳥居恵子、栗田ひろみというヒロインがいたにもかかわらずまったく輝かないドラマだったという印象。

 さらにその前は森田健作主演のバレーボールもので「青春をつっ走れ」でした。これも見てた記憶あり。ヒロインの紀比呂子さんが結構好きだった記憶がありますが、当時私は小学3年生。おませさんでしたね。とはいえ、あの人はお色気路線ではなく健康的ではつらつとした感じでしたから、小学生が憧れるにはまっとうな対象だったかもしれません。

 で、前のドラマとかその前のドラマとか覚えてるのに「泣くな青春」は主題歌以外ほぼ覚えてないということは、相当つまらなかったのでしょう。それを考えると余計見てみたくなったり…。

 なお、「泣くな青春」の後番組は「青春家族」、その後は「陽はまた昇る」、その後は「トリプル捜査線」「あした天気に」と続くそうですが、「青春家族」以外はまったく記憶無し。で、その次が坂口良子と志垣太郎主演の「青い山脈」だそうです。それは見てました。結構面白かった記憶があるので、あれはまた見てみたいなぁ。なにしろ小学生のくせに学園青春ドラマは全部面白いはずだと思い込んでたタイプなので。とはいえ、「飛び出せ青春」とか「われら青春」が面白かったかというとそんなでもなく…。


歌謡スクランブル「プレイバック70年代」

2019年05月14日 | ラジオ番組の話題

 昨日はお昼にNHKFMを聞いた途端、辺見マリに「やめて!」と言われたので聞くのをやめた歌謡スクランブルですが、今週は「プレイバック70年代」という特集。今日は小柳ルミ子、南沙織、天地真理の新三人娘から始まったので、ようやく私も楽しめる曲が出てきました。

 とはいえ、昼間は仕事の合間ですので今日はその三人と渡哲也だけ聞けました。今日はその他に拓郎、陽水、かぐや姫とか出たようですね。そういう時代だったのでしょう。あとは殿さまが出たりキングスが出たり(って、一緒か)、アイドルもフォークも演歌も一緒くたなのが70年代ですね。

 70年代というと世間の誰でもが知っているようなヒット曲が花盛りの頃なので、それを毎日1時間ずつの5日間でまとめようというのは無理があります。金曜までのオンエア曲が既に番組サイトに上がってますが、スタッフの選曲の苦労は見えるものの私はあんまり…。普通にヒットしたというよりは、NHK的にはなんらか世相を連想させるものが必要なのでしょうね。「さらばハイセイコー」とかビューティーペアとか。

 私はというと演歌は別になくてもいいので、こういう特集は半分くらい興味無し。本来70年代というと後半に好きな曲が多いのですが、オンエアリストを見てたら昨日の「花のメルヘン」とか「ナオミの夢」とか「老人と子どものポルカ」とかも聞いてみたかったですね。ズビズバァ~。


小山明子か中村玉緒か どっちかを選べと言われたら

2019年05月13日 | ドラマレビュー

 ドラマ「あかんたれ」の話。我が家は埼玉なのですがケーブルTV経由で千葉テレビが見られるので「あかんたれ」をちょっと録画してみたら、これがもう止まりません。

 私の認識では主役は志垣太郎だと思ってたら、序盤はまだその父親役の中村嘉葎雄が中心。簡単にいうと小山明子が正妻で中村玉緒が妾ということになるのですが、実は元々中村玉緒が許嫁だったところを、奉公する呉服問屋の先代主人の臨終間際の願いを聞いてその娘である小山明子との結婚を承諾してしまうというところからドタバタが始まります。

 それで小山明子の方にも中村玉緒にも子どもが出来て、その中村玉緒の子どもが志垣太郎なわけです。色々あって中村嘉葎雄は店を立て直したら中村玉緒のところに戻れる約束になってたわけですが、いよいよという時に病に倒れ他界してしまうという…。

 まぁドラマの中では中村嘉葎雄の心は完全に中村玉緒の方なんですが、実際にこの二人のどちらかを選ぶとなると…いや、わしは遠慮しときますわ。そういえば小山明子はコメットさんのお母さんでしたね。このドラマでは終始すっごくきつい顔で出てるのでその落差は魅力ですが。

 それにしても、このドラマを見てたら現代のビジネスドラマは半沢直樹にしても集団左遷にしても薄口かインスタントのようでいけません。話はまだまだ1年以上続くようですが、これはやめられませんわ。


デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 その18(冬のかもめ)

2019年05月12日 | 石川ひとみ

 1982年9月21日発売のシングル。作詞 康珍化、作曲 西島三重子というコンビで、シングルで言うと康珍化先生は「ミス・ファイン」以来、西島三重子さんは「あざやかな微笑」以来となります。一方編曲は、シングルでは初登場となる鷺巣詩郎さん。

 鷺巣詩郎さんは、今では作編曲家、音楽プロデューサーとして引っ張りだこですが、当時はアレンジの仕事が中心だったでしょうか。70年代には既に「EYES」というリーダー作でソロデビューしていましたが、私が一番印象の強いのはBLEND。

 これはアリスの矢沢透さんとヴォーカルのジョン・スタンレーさんとのユニット。ドラムとヴォーカルとキーボードのユニットなので、レコーディングでもライブでもサポートメンバーを入れていたと思いますが、その辺はよくわかりません。アリスの解散前から活動が始まっていたようで、1981年には既にレコード出てますね。私はラジオで何曲か聞いたことありますが、どれも英語の歌詞でした。楽曲は全部英語だったのかも。曲は知らずに聞いてたら日本のグループとは思わない感じでかっこよかったです。調べてみたら、レッツゴーヤングにも出ていたようですが私は見たことありません。

 鷺巣さんは「笑っていいとも」のテーマ曲の編曲もそうですが、あの番組が始まったのは「冬のかもめ」発売の翌月なんですね。なので、これらの作業を並行していたことは想像に難くありません。(って、売れっ子アレンジャーだからいろんな仕事してるでしょうが) ちなみにBLENDのジョン・スタンレーさんは、その後八神純子さんと結婚されました。

 そしてこの「冬のかもめ」ですが、9月に冬の曲が発売されてたんですね。曲は彼女の声を活かせる良い曲ですし、鷺巣さんのアレンジもバッチリです。が、冬の海に眠る恋人のことを歌う曲なので悲しすぎます。前年は「まちぶせ」で紅白歌合戦に出場してましたし、これがヒットすれば今年も!というスタッフの思いはあったと思うのですが、前作が「君は輝いて天使にみえた」だっただけに、ファンとしては「今度はこんな悲しい曲が…」という気持ちはありました。

 何回も書いてるように、この当時私はテレビを持ってなかったので、この曲はもっぱらラジオで聞く方でした。この年の秋には早稲田大学でライブを行い、その模様は「キャンパス・ライブ」としてアルバムも発売され、この曲も収録されています。当時の最新シングルとして当然歌われてますから、公式にライブ音源の残っている貴重な曲ということになりますね。

 なお、石川ひとみさんには「私はかもめ」という曲もあります。その他、間際らしいタイトルの曲としては「一枚の写真」と「三枚の写真」というのもありますので、音源をお探しの方はお間違えの無いように。と、日常生活には特に役立たない情報でした。


尾崎亜美さんが「ミュージクモア」に出ます

2019年05月11日 | 尾崎亜美

 TOKYP MXテレビの音楽番組「ミュージック・モア」に尾崎亜美さんがゲストで出るそうです。クリス松村氏がMCの音楽番組ですが、前にクリス氏のラジオ番組に出た際もトークが凄く盛り上がったので今回も期待大。

 この番組はゲストのスタジオライブがあり、その後クリス氏とのトークもありという番組ですが、クリス氏が持ってきたドーナツ版をスタジオのプレイヤーで聞くという企画もあり、毎回大変盛り上がってます。

 クリス氏はとにかくいろんな音楽を聞いてるので、亜美さんの曲についても凄く詳しいです。おまけに、テレビやラジオでしゃべるときにはインターネットの情報はあてにせず、すべて自分が所有している資料から調べるとか。(レコードジャケットとか当時の雑誌記事とかファンクラブ会報とか) なのでもしWikiに書いてあることと食い違ったとしたら、クリス氏の方が正しい可能性が多いと思われます。(別にWikiが間違いだらけとかいうわけではないですが、正しくない記載もチラホラ見受けられますので。)

 ということで、放送日時は以下の通りです。

初回放送:5月25日 (土) 18:59~19:30
 再放送:5月31日 (金) 8:00~8:30

ーサンテレビ(神戸)ー
放送日時 :5月31日(金)22:30~23:00

 MXでは、民放テレビとしては珍しく翌週に再放送がありますので、もし見逃した場合も1回だけは間に合います。ありがたいですね。また、MXテレビはエムキャスというのがあって、PCやスマホからも見られるようです。これは試したことがないのですが、全国どこの地域でも見られるということでしょうか。

 2週間後の放送なので、私も録画忘れないようにせねば…。


70年代女性アイドルソング アラカルト#2

2019年05月10日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 歌謡ポップスチャンネルの人気プログラム。このチャンネルでは歌手別のベストテンをやってますが、そこでは紹介されなかった曲を紹介するという番組です。先月は#1を見たのですが、そちらは70年代前半の曲で今回は後半になります。オンエア曲は以下の通りでした。

素敵なラブリーボーイ/林寛子
青春の坂道/岡田奈々
恋人試験/松本ちえこ
まちぶせ/三木聖子
しあわせ未満/太田裕美
恋愛遊戯/太田裕美
ビードロ恋細工/高田みづえ
横浜イレブン/木之内みどり
東京ららばい/中原理恵
トライアングル・ラブレター/トライアングル
エトセトラ/大場久美子
アテンションプリーズ/能瀬慶子
ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~/竹内まりや
真夜中のドア/松原みき


 前回はいしだあゆみとか安西マリアとか、私には年代が上過ぎる人たちだったのが、今回はまさにストライクゾーン。録画してしばらく放置してたのですが、見たらすっかり気に入って何回もリピートしてます。

 林寛子さんは結構好きで、その中でも一番好きな曲がこの「素敵なラブリーボーイ」でした。まぁこれと次のシングルの「カモンベイビー」くらいしかお気に入りはないのですが。アレンジがかっこよくて、歪んだギターの音が当時は憧れでした。キャンディーズの「春一番」と似た感じの音色なので、当時そういうのが流行ってたのかと思ったのですが、編曲はどちらも穂口雄右先生なのでギターも同じ水谷公生さんではないかと。

 「青春の坂道」も岡田奈々さんのシングルでは一番好きな曲です。ハスキーという一言では片づけられない声ですが、あれで一生懸命歌うのが魅力だったのでしょうね。ただし、この人もこの曲くらいしか好きではないという…。

 松本ちえこさんは良いと思ったことがないのですが、これは流行りました。その前に出たバスボンのCMソングに凄く似てて、その辺はうまく作ったもんだなぁと感心した記憶があります。これの次が「恋人願書」だったのですが、当時は「なんで試験受けた後に願書出すんだ!」という批判がありました。別にどうでもいいですけど。

 「まちぶせ」の三木聖子ヴァージョンはCDの音源は持ってないので、フルコーラスちゃんと聞いたのは久しぶり。石川ひとみヴァージョンとはイントロは似ているようで違うし、譜割もところどころ違いますね。こちらは彼女のデビュー曲になりますが、本当に初々しい歌声であり、サビは声がひっくり返るギリギリの音域を振り絞って歌ってるところがすごくひたむきな感じで、そこがいいんでしょうね。好きな人が多いのがわかります。この人が年末の賞番組で歌ってる動画を見てみたら、デビューから半年ほどで成長してる感があり、ちょっと余裕のある歌い方でした。どちらにしてもこのレコードの歌唱は名演だと思います。ちなみに石川ひとみヴァージョンはKeyが半音高いです。

 太田裕美さんはこれまでに何回も語ってるのであえて書くことはないですが、「恋愛遊戯」は凄く好きです。当時テレビで見た時は、なんかつかみどころのない曲だと思って理解できなかったのですが、そこは当時のテレビ音声の問題でもあり自分の受容度合いの問題でもあり。

 高田みづえさんの「ビードロ恋細工」はすごくアレンジかっこいいです。歌も一生懸命歌ってる感じが意地らしくてマル。オリコン最高位9位だそうですがヒットしましたね。これも大好きです。

 全部について書くのは長くなるので控えますが、能瀬慶子さんのように剛速球でコントロール定まらない感じのアイドルは最近いないですね。今の人はみんなチマチマっと上手いし、こんだけ声張って歌う感じじゃないですしね。アニメ声だったり高音が妙に細かったり。まぁそれはそれでキャラだからいいんでしょうが。

 で、この年代で竹内まりやさんとか松原みきさんを入れるくらいなら、吉田真梨さん、讃岐裕子さん、有吉ジュンさん、秋川淳子さん、金井夕子さん、ギャル、アパッチ、高見知佳ちゃんとかも入れて欲しかったと思う次第です。まぁその辺はB級アイドル編で第三弾を期待しましょうか。

 それにしても、今回はなぜか画面に表示されるデータの林寛子さんと太田裕美さんの曲の発売日がでたらめでした。また、「青春の坂道」は確かに松本隆先生の作詞ですが、公募した歌詞を原案として作った曲だったと記憶しているので、そこはデータとして書くべきじゃないかなぁと思ったり。大きなお世話でしょうが。