日本映画専門チャンネルにて9月に「獣たちの熱い眠り」が放送されます。勝目梓氏のハードボイルド小説の映画化ですが、主演は三浦友和。「勝目梓で三浦友和は違うやろぉ～」という意見はおいといて、私はこの映画には苦い思い出が。
まずあらすじはというと、「花形テニス選手の三村（三浦友和）は、ある日たまたま知り合った女と一夜を過ごすが、ベッドでの写真をネタに恐喝する悪者の要求を拒否したためにスキャンダルとなり、選手資格などすべて失うことに。それだけでなく最愛の妹にまで危機が迫り…」というもの。（あまり詳しく書くとネタバレになりますので）
映画は1981年の作品ですが一度テレビでも放映されてます。私はどういう状況で見たかというと、ある日実家に帰ってビデオデッキに入ってたテープを再生したらこれが入っていた次第。父が録画したらしいですが、始まってからちょっと経ってからだったあたり、見てみたら「お、面白そう」と思って録画ボタンを押したのでしょう。
で、私も見てみたら結構面白いの。で、終盤に三浦友和が単身悪者のアジトに乗り込もうというあたりでいきなりテープは止まり巻き戻しに。そうです、父がテープの残量を考えずに録画したので途中で切れました。120分テープで3倍モードだと果てしなく撮れるような感覚があったのでしょう。
なので、三浦友和の反撃は成功するのか、あるいは返り討ちにあうのか、あるいは意表を突いて説得されて悪者の仲間になってしまうのか、あるいは山口百恵の旦那になってしまうのかはわからず仕舞い。おまけにこの作品はDVDになってないんですね。
ということで来月の放送は絶対見ます。ちなみにこの作品がテレビで放映されるのは30数年ぶり2回目だそうです。ということは、私が見たその放送以来ってことですね。まぁナウシカとかラピュタのような人気作ならしょっちゅう放送されますから、これが面白いかどうかというと…。結局意地の問題ではありますが、忘れないようにしないと！