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映画「愛旅立ち」(ネタバレあり)

2016年04月25日 | 映画

 WOWOWでやってたので見てみました。知らない人のために簡単に説明すると、これは1985年公開の作品で当時人気絶頂だったマッチと明菜ちゃんが主役です。30年以上前の映画でネタバレもなにもあったものではないような気もしますが、少なくとも私はどういうストーリーか知らなかったので、内容を知りたくない方は以下はご遠慮下さい。


 



 


 


 実は、マッチと明菜ちゃんの映画なので、女子高生が涙するような純愛ラブロマンスだと思ってたのですが、予想に反して抱腹絶倒のオカルト恋愛映画(?)だったとは!というのが衝撃です。


 そもそも始まってすぐ、ヒロインの愛読書が小泉八雲の「怪談」というあたりで「おや?」と思ったのですが、そのうち丹波先生が出てきて「ますます怪しい」と思ってたら、今度はリアルに耳無し芳一が出てくるに至って、完全にふざけていると確信しました。それも耳無し芳一というよりは、どうみても子泣きじじいでしたし。なんか私は「マニトゥ」を思い出してしまいましたが、今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。


 それにしても一体この映画は見た人が喜んだのでしょうか? マッチのファンはキスシーンで「キャ~!」と叫んで怒ったろうし、丹波先生がしゃべってる間は「早くマッチを映して!」と言ったでしょうし。


 明菜ファンは明菜ファンで、マッチとかテキサス刑事に人工呼吸をされるたびに胸をギュウギュウ押されるのを見て涙したことでしょう。おまけになぜかマッチは人工呼吸するために脱いだりして。


 で、一旦死んだ明菜が幽体離脱したシーンでは「あっ、ざ・たっちのネタだ!」とか思ったし、地震の衝撃で生き返った辺りは「アストロ球団ではあるまいし!」と思ったり、とにかく5分に1回くらい「んなアホな」と突っ込みを入れられる映画です。


 当時はまったく見る気もなかったのですが、やはり食わず嫌いはいけませんね。これを作ろうと思った人は偉いです。よくこんな脚本が通ったこと…。


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2 コメント

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ゃや!明菜とな? (落書君)
2016-04-26 08:04:57
学生時代、百恵ちゃんから始まって、明菜ファンでした。ですから、百恵ちゃんが「伊豆の踊り子」で友和とイチャイチャしたり、風呂場の窓から手を振るシーンにヤキモチを妬きました。
流石に、85年には27歳ともなっていましたので、映画は観ませんでしたが、明菜ちゃんが
マッチに胸をムニャムニヤは、ジェラシーを感じていましたね。
ファンにとっては映画の中味より、スクリーンに大写しになる自分のご贔屓のほうが興味があったのでしょうね。
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明菜ファンですか (ハイパパ)
2016-04-26 23:33:37
その流れだとキョンキョンには行かなかったのですね。私はアイドルは明るく楽しくなければダメなので、山口百恵も中森明菜も受け付けませんでした。

で、そう言われれば確かにスクリーンで大きく見られるのが魅力だったんでしょうね。それにしてもこの映画は…。
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