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「伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~」行きました!

2024年05月30日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 昨日行われた「伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~」に行ってきました。会場はEX THEATER ROPPONGI。

 昨年は全国ツアーもあり、東京国際フォーラムで5000人集めたのも記憶に新しいところですから、キャパ約900人のライブハウスでは当然チケットは完売。入手できた私は幸運といえるでしょう。

 そして何よりも内容が素晴らしかったです。たった一回のためにここまでする?とも思いましたし、ただ一度だからということもあったかもしれません。あれだけお馴染みで腕利きのミュージシャンが集まってリハも4日ほどやってたくらいですし。

 まず驚いたのは舞台装置。ステージ上には消防のはしご車から持ってきたかと思うような巨大なレールが床から天井の高さまで放射状に6本。これに照明装置が取り付けてあって、曲に合わせて上下したり回転したり。またそれには直線の照明灯もあるので、それこそ天井から床まで光が走ります。さらにステージ後方には火柱が上がる装置があって、こちらもボンボン発射されてました。ここでも「今日だけのためにここまで?」と思ったのは言うまでもありません。

 曲の方は神秘的なインストから「ICE ON FIRE」、続いて「FUNK不肖の息子」という怒涛のオープニング。その後もソロの1stである「My Bouquet」からの曲を続けたり、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロワ」「やさしい悪魔」という吉田拓郎作品を佐藤準さんのニューアレンジで披露するという面も見せ、ソロ歌手としての5周年の集大成という感じがありました。

 18時半から始まったステージは20分の休憩をはさんで二部制でしたが、アンコールも含めて終了したのは21時過ぎ。もうお腹いっぱいになるほど楽しませていただきました。

 印象的だったのはキャンディーズの曲は一部に集め、休憩後の後半はソロの曲のみだったこと。(私の記憶によると。) 前半の最後はテープ投げOKの「哀愁のシンフォニー」で盛り上がったのですが、後半を「SUPER CANDIES」で始めるでもなく、まだレコーディングが終わっていないという新曲を披露するなど確実にソロ歌手としての勝負にシフトしているのを感じました。

 キャンディーズはヒット曲も多いし、何よりも曲が楽しいので盛り上がるのですが、実際蘭さんのソロ作品も充実してるので私としてもソロ曲だけのステージがあってもいいくらいの気持ちでおりました。特に2枚目の「Beside you」は私は大好きです。

 今回やったようにキャンディーズの曲を新アレンジでリズムも変えると、往年の手拍子の仕方とかコールができない部分がありましたから、昔からのファンの人は若干戸惑ったかもしれません。が、多分新しいファンも増えてるだろうし、私はそれぞれの盛り上がり方で今のステージを楽しむのもいいのかなあと思ってます。とはいえ、昨日は赤い法被の人が全体の一割くらいいたと思いますし、その方々が活動を支えててソロコンサートが好調だとも思いますので、その辺は複雑なところ。意見にも個人差があるとは思います。

 そういう流れでしたが、本編のラストが「美しき日々」、アンコールが「恋するリボルバー」「明日はもっといい日」という流れで大満足で終了できたことを考えると新しいフェーズに入っている考えたいです。昨日の蘭さんの歌声も素晴らしく張りと伸びがあって迫力を感じましたから、ソロ歌手としての存在をアピールするのは私は喜んで受け入れます。「キャンディーズの曲でまだやってなかった曲は?」というのは、昨年の50周年コンサートで極めた感じもありましたし。

 そうやって語りたいことがいくらでも出てくるほど素晴らしいコンサートでした。見てるのも聞いてるのも楽しく、一瞬でも目が離せないまま会場一体となっているうちに時間を忘れてしまうくらい。この8月からまたツアーが始まりますが、もちろん先行予約に申し込みました。MCでは「まだまだやれるところまでやる」という決意も聞けましたので、私も力の限りラン活に励みます。蘭さんとバンドメンバーはもちろん、ステージ運営に関わったすべての方々にお礼を申し上げます。いいものを見せていただきありがとうございました。

 そして、注目の私のテープ投げの結果については明日のブログにて。


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