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テレ朝「アイのない恋人たち」終了しました

2024年03月26日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題

 テレ朝日曜夜10時は比較的新しいドラマ枠で、今回のこれは遊川和彦脚本のオリジナルストーリー。遊川作品ということで注目しましたが、実際面白かったです。私の評価ではこの1月期のドラマではNo.1。

 主演の福士蒼汰に加え、男性陣が本郷奏多、前田公輝の三人。女性は岡崎紗絵、成海璃子、深川麻衣、佐々木希の四人。男女七人というとどっかで聞いた感じですが、それぞれカップルになると女子が一人余るわけで、もしかしてそこもタイトルにかかってたかと思うと結構上手くできてますね。

 このタイトルの「アイ」がカタカナになっている点は、福士蒼汰は女性とすぐ関係だけ持って次々と乗り換える「愛」のない男、本郷奏多が「自分がない」という意味で「I」がなく、前田公輝は女性を見る目(eye)がないという設定でした。

 女性もそれぞれ不器用で本人にも家庭にも悩みを抱える人たちで、それぞれの内面もそこに惹かれる男性の心の動きやセリフも、ドラマとしてよく描かれてたと思います。時にかなり極端な展開でコメディ要素が多いのですが、それこそ遊川作品の真骨頂。

 この人の脚本は序盤が面白くても終盤にずっこけることが多々ありますが、今回は最後まで楽しめました。終盤はほどよくこじらせつつ良い終わり方だったと思います。特に好きな女優が誰も出てなかったのですが、これだけ楽しめたのは素晴らしい。

 男性では、本郷奏多の壊れっぷりが面白く、女優では成海璃子が気に入りました。あとは佐々木希はやはりすごく美人ですね。それと、岡崎紗絵がやってたブックカフェに行ってみたい気にさせたのもポイント高いです。

 私は大いに楽しんだのですが、世間ではほぼ話題になっておらず、視聴率も低調だった様子。日曜夜は結構競争率激しいのでしょうか。評価うんぬんより最初から見てない人が多いとすると残念ではあります。


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