今日のひとネタ

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ネットオークションでの悪い人

2004年03月12日 | ブログ・インターネット

   大悪人、中悪人、小悪人などいろいろいます。私の定義では、大悪人は、それこそ拳銃とか爆弾とか麻薬とか警察手帳とか、普通の人が持ってるだけで犯罪になる物を売っちゃう人。中悪人は、昨日もニュースになってましたが、ジャニーズのコンサートを盗撮してビデオを売っちゃったりする人。こういうのに限らず、レーザーディスクで発売されてた作品をDVDにダビングして売ったり、テレビ番組を録画したものをDVDにして売ったりする人は結構います。こっそり自分で楽しんでれば捕まらないでしょうに、という奴ですね。

 で、小悪人はというと、犯罪じゃないけどセコイ人。商品の説明文にウソを書いて、高値で出品するという奴。私はここ何年か「尾崎亜美」というキーワードが含まれる物をすべてチェックしてますので、亜美さん関連の物(雑誌を除く)は、どれくらいレアな物か、普通どれくらいの値段で取り引きされてるかは大体わかります。また、どのCDが廃盤でどれが普通に手にはいるかも把握してます。(調べるだけなら、別に誰でも難しい事ではないのですが。)

 店頭で見かけなくなったCDはすべて廃盤だと思って、新品で買える物を「廃盤・超レア」と言って高値(5千円とか)で出品してる人などは、いっぱいいます。亜美さんのCDでは、1981年発売の「HOT BABY」という作品が特に人気があって、発売時はレコードだったのが、その後CDで発売されて現在も注文すれば普通に買えます。これは、デビッドフォスターがアレンジして、ジェフポーカロやスティーブルカサー、ジェイグレイドンなどが演奏してるので、ファン以外の人にも人気が高いのが特徴。

 しかし、これを「超レア」と言って高値で売ってる人がよくいます。私はそういう人を見かけると、すかさず「新品で買えるのにこの価格ということは、何かの限定盤とかサイン入りとかですか?」と、質問を入れます。これまで最低5回くらいやってますが、「新品で入手できるとは知りませんでした。取り下げます。」という対応をしたのは一人だけ。あとはすべてシカト。現在も「HOT BABY」が5千円で一つ出てますが、この人も私の質問は完全に無視。興味のある人はヤフーオークションで検索してみて下さい。

 別に意地悪とかそういう目的ではなくて、人に物を売ってお金を貰うというのは、それなりの覚悟と対応をしなければならんのは当然でしょう。友達に譲るんじゃなくて、赤の他人に買ってもらうのだからなおさらです。だから「ネットオークションで手軽に小遣い稼ぎ」とかいう雑誌記事を見ると、「あまり安易に参入されても困る。」と思ってしまいます。「廃盤じゃないとは知りませんでした。」の一言で済むと思われては困るというもんです。お金払った方は自分の無知さ加減を反省することになるでしょうが、売った方は無知だったでは済まされず、悪意と取られても仕方ないという事を認識せねばなりません。私自身は、落札から始まって、今まで出品も相当してます。現在ヤフオクの評価では丁度100。しかし、直接の取引でトラブルにも直面し3回ほどイヤ~な思いをしてますし、現在もある1件が難航中。もう入札するのやめっかなぁ…。

 なお、中悪人の件ではジャニーズ事務所も調査に乗り出す様子ですから、あそこの力をもって不正出品を一掃してもらえばありがたいです。また最も非難されるべきはヤフーでしょう。出品手数料も落札手数料も取ってるのに、全然チェックしないんだから。不正出品であろうと違法品であろうと、結局あそこが儲かってるわけですからね。CDなんて、出品の際にCD番号書かせるようにすれば、廃盤かどうかなんてわかりそうなもんですが、どうでしょう?


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