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今年前半の読書記録

2020年07月02日 | ブックレビュー
 年初から結構読書がはかどって、3月以降はほぼ週末に出かけられないこともあったので色々読みました。ということで、どういう本を読んだかを公開します。(初)は初めて読んだ本、(再)は前にも読んだことがある本の意味。


逆説の日本史24 明治躍進編/井沢元彦 (初)
ソ連が満州に侵攻した夏/半藤一利 (初)
ばかたれ/奥居香 (再)
「誰にも書けない」アイドル論/クリス松村 (再)
苦役列車/西村賢太 (初)
続 定年バカ/勢古浩爾 (初)
55歳からの時間管理術/斎藤孝 (初)
B面昭和史/半藤一利 (初)
荒馬のように/甲斐よしひろ (再)
江戸の一番長い日 彰義隊始末記/安藤優一郎 (初)
芸能界本日も反省の色なし/ダン池田 (再)
余命三ヶ月のラブレター/鈴木ヒロミツ (初)
維新の肖像/安部龍太郎 (再)
間宮林蔵/吉村昭 (再)
夜また夜の深い夜/桐野夏生 (初)
マルクスの逆襲/三田誠広 (再)
おれたちバブル入行組/池井戸潤 (初)
僕って何/三田誠広 (初)
吉田豪の最狂全女伝説/吉田豪 (再)
あふれる家/中島さなえ (初)
義珍の拳/今野敏 (初)
プロデューサー/酒井政利 (再)
サンチャゴに降る雨/大石直紀 (初)
いっしょに泳ごうよ/石川ひとみ (再)
A面に恋をして 名曲誕生ストーリー/谷口由記 (初)
アマゾン源流生活/高野潤 (初)
末裔/絲山秋子 (再)
ラーマーヤナ(上)(下)/河田清史 (初)

 実はこれら以外にも、ステイホームに備えて2月末くらいにビジネス系の新書を何冊か買ったのですが、あまりにもつまらなかったのでタイトル失念。それらを合わせると半年で約30冊。一昨年は年間で41冊だったのが、昨年は21冊。半年で昨年の読書量を上回ったわけで、久しぶりに年間50冊を達成できるかもしれません。

 まずまず順調に来たのは、一つはステイホームの影響、もう一つは新しい連続ドラマが始まらないのでテレビ見る時間が減ったこと、あとはハズキルーペを買ったので夜に寝床で読むときに見やすくなってちょっと読書が楽しくなったこともあります。最近は老眼をこじらせたので(?)、電車に乗った時も本はあっても老眼鏡持ってなければ読めませんし。まぁ老眼鏡とハズキルーペは用途が若干違うのですが、多少文字の小さい本でも私はハズキルーペだけで十分です。(別に回し者ではありません。あくまでも私の事情)

 上に挙げた本はどれも結構面白かったです。やはり幕末物とタレント本が多いのですが、初めて読んだ本で特に面白かったのは、「B面昭和史」「余命三ヶ月のラブレター」「夜また夜の深い夜」「アマゾン源流生活」、再度読んだ本では「維新の肖像」「間宮林蔵」「末裔」がやはりいい本だなぁと。そんな中でもベストを選ぶと、やはり「B面昭和史」。買ったのは昨年のGWなのですが、何しろごついので昨年末から読み始めてやっと読めたと。

 あたらしい本では、中島さなえさんの「あふれる家」がありますが、この人は中島らも先生の娘さん。私はらも先生の本はほとんど読んでますし、奥さんが書いた「らも」や友人の鈴木創士さんが書いた評伝も読んでるのでこの世界はスムーズに受け入れられたのですが、いきなりこの本を読んだ人はどんな感じでしょう。ある意味実際の家庭での話に近いというのは、信じられない人もいるかも。

 そして絲山秋子先生の「末裔」は、先月図書館から借りてきて「面白い!」と思いながら読んだのですが、「もしかして…」と自分のブログを検索したらなんと5年前に一度読んでました。ストーリーは完全に忘れてたのですが、そういえばなんか読んだようなと。まぁそういう読書の仕方も素敵ですよね。(と、無理やり締めくくる)

 今は「女帝 小池百合子」を読み始めましたが、買ったけど読んでない本があと3冊、図書館から借りて来週返さねばならないのも1冊、頑張って読まねば。そういえば、久しぶりに黒岩涙香の「鉄仮面」も読みたいし。

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