今日は例年より早く春一番が吹いたそうです。実は、昨日からこの「元気です!!!」という本を読んでたので、私が春一番を呼び寄せたのではないかと思ってます。
タレント本は色々読んでますが、この本は本当に面白いです。芸人としてはそんなに面白いと思わなかったのですが、これを読むと実は物真似ではなく漫談で面白かった人なのではないかと思うようになりました。
面白いというよりはバカバカしいのですが、一部紹介すると「(中二の頃に)初めてキスした時は、もうそれだけでビンビンに勃起していた。(中略)私もまだ青かったのだ。今ならすぐ押し倒すか、ズボンがふくらんでるのを見せて笑いをとったうえで押し倒すか、どっちにしても交尾に至るところだろう。」など。
また、この人は凄い不良だったので高校の先生から「頼むから学校やめてくれ」と言われて退学し、埼玉でキヨスクに甘栗を配達する仕事をやってたそうですが、十六歳の美少年は「甘栗坊や」と呼ばれて人気者だったとか。それで「キヨスクガールたちの、甘栗よりも甘いクリをたくさん味あわせていただいた。」のだそうですが、本としては全編こんな感じ。後半は闘病生活の話が多いですが、それでも笑わせると。
なお、その初めてキスした相手とは長続きせず、別れる時、甲斐バンドの「マリーへの伝言(メッセージ)」という曲をテープに入れて彼女にあげたそうですが、その理由は「女の子には横浜銀蝿やアナーキーよりも甲斐バンドの方がいいだろうと思った。」とか。
色々面白すぎますが、とにかく春一番と聞くとまずこの本を思い出します。
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