今日のひとネタ

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「あっ、アストロ球団だっ!」と思った映像

2022年09月02日 | 日記・雑記・ただの戯言

 NHKで「フォークボールはなぜ落ちるか?」「大谷翔平の魔球のメカニズムを解析」とかいうのをやってました。今は映像の解析も細かくて、投げたボールの回転数とか回転の向きとかがわかるのですね。

 それをまたスパコンの富岳によって解析するというのをやってたのですが、ボールの周りの空気の動きを見て「あ、アストロ球団だ!」と思いました。(リンクの下の方の映像をご覧ください。わかる人はわかります。)

 アストロ球団は70年代の人気野球漫画でしたが、ライバル球団のエースが投げる「妖球L字ボール」というのがあって、ハエが止まるようなスローボールなのですが、打者がこれに手を出したが最後、ミートした瞬間に体は金縛りになり、ボールはバットを蛇のようによじ登って手首をジャンプ台にして跳ね上がり、打者の眉間を直撃するというものでした。そしてその勢いで打者は跳ね飛ばされ、バックネットに磔のようにされたまま絶命するという恐ろしいものです。

 実際にアストロ球団の選手もこれで死亡したので、あんなに試合中に人が死ぬ野球漫画も珍しかろうと思う次第。当然学校では「放課後のアストロ球団ごっこは禁止」というお触れが出たものです。私も妖球L字ボールは投げないようにしてました。(一部フィクション)

 それで、漫画では巨人軍の川上監督がその妖球を投げる無七志投手と対決することになり(ちなみに「むなし」と読みます)、アストロ球団のメンバーがその映像を解析したものが今回見られたような気流の動きであったと。

 ただ、その時は規模が違って妖気が川上監督の体というかバッターボックスごと包んでました。それから考えると、大谷選手の魔球は魔球であって妖球とまでは言えませんね。まあ、メジャーリーグで死者が出るのもよろしくないでしょうから魔球くらいでいいのかも。(なのか?)

 果たして川上監督はL字ボールを打ち崩したのかどうか、知りたい方は漫画を探してお読み下さい。もしかすると、今は新品では買えないのでしょうか。当時は小学生ながら「バカか?」と思って読んでたのが、あれだけハチャメチャだともう一回読んでみたくなってきました。いい酒の肴になりそうですね。