今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

懐かしのドラマ「妖術武芸帳」終わりました

2022年01月15日 | ドラマレビュー

 時代劇専門チャンネルで放送していた「妖術武芸帳」が終わりました。この番組は1969年3月から6月までの放送で、当時私は幼稚園児。番組名は忘れてたのですが、確かに見た記憶がありました。

 時代劇とSFを合体させた感じで、「妖術」という名の下に特撮シーンが話題だったと思います。記憶に残ってるのは、第一話で胴体を切られて真っ二つになった悪者がまたすぐにくっついて「ワーハハハー」と笑うシーン。

 不思議なのは覚えてるのがそのシーンだけで、どういう話だったか、番組名はなんだったか、誰が出てたのか、というのを一切忘れてたこと。恐らく第一話だけ見て「あんまり面白くない」と思ったのでしょう。何しろ幼稚園児ですし。

 それで今回あらためて見て驚いたのが、これの主演が「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌でお馴染みの日本のプレスリーこと佐々木功で、その相棒というか、やたらと絡んでくる豪傑僧でありじつは公儀隠密の覚禅が「どてらい男」や「西部警察」でお馴染みの藤岡重慶だったこと。佐々木さんがこういう仕事をしてたことも知らなかったし、藤岡重慶がこの頃からスターだったことも認識しておりませんでした。とはいえ、幼稚園児が好きなスターはと聞かれて「藤岡重慶!」ということもないでしょうが。

 それで、今回全話見たところ結構面白かったです。特撮シーンで、掛け軸に描いた川の中に飛び込んでいきなり船の中になったり、現実から妖術の世界に入ったり、赤影とはまた違う味わいがありました。ただ「幼稚園児だと難しいかなあ…」というセリフが多かったのと、お色気が足らなかったのが難点でしょう。入浴シーンがなかったし(?)。

 ちなみに、これの前番組が「怪奇大作戦」、後番組が「柔道一直線」でした。どちらもリアルタイムで見た記憶はあるので、幼稚園児の頃に見てたテレビ番組は覚えてるってことですね。

 いずれにしても、世間一般のこの番組の評価は気になるところではあります。なかなかいい感じなのですが。それにしても、藤岡重慶さんが亡くなったのが57歳だったそうで、ほぼ今の私と同じ。むぅ~、若いころから貫禄のある人でしたがそんなに早かったとは。