今日のひとネタ

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小池徹平さんはよく弦を切るそうで

2020年09月03日 | ラジオ番組の話題
 本日のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」のゲストは小池徹平さん。いろいろな話が聞けたのですが、興味深かったのはウエンツ瑛士さんとストリートライブをやってた時の事。

 なぜこの二人がストリートライブをやることになったかというのは、今日の放送をRadikoプレミアムで聞いて貰えばわかりますが、当時は小池さんがアコースティックギターでウエンツさんがベースの編成。

 ベースはベースでああいう楽器ですから、ライブの時は小池さんが盛り上げなければと思って、やたらと力を入れてギターをかき鳴らす癖がついてしまったとか。結果、やたらと弦を切ることが多く、当時ギターを1本しか持ってなかったので小池さんはその場で後ろを向いて張り替え、その間ウエンツさんがトークで繋ぐということがしょっちゅうだったとか。

 多い時は2曲連続で弦を切ったりで、そのたびにウエンツさんは「こいつ、またかよ」という顔をするそうですが、そうやって凌いでいるうちにウエンツさんのトークのスキルがどんどん向上していったそうです。なので、ウエンツさんのトークを鍛えたのは小池さんだと。

 伊集院さんも「それか! 彼がどんな生放送の現場でも物おじしないのは!」と納得が行ったとか。

 なんか、WaTの二人は男性アイドルデュオとしてステージがお膳立てされていた中でライブやってたのかと思ったら、そうではなかったということで面白いですね。

 調べてみたら、小池さんは紅白に出場した際も弦を切ったそうですし、ライブの時はガシガシ弾くという癖が抜けなかったのでしょう。

 ところで、演奏中にギターの弦を切るというと印象的なのは谷村新司さん。最近のアリスの再結成ではそんなことはありませんが、「冬の稲妻」の頃はテレビでもよく切ってました。あの頃はかなりギターを上の方に構えて、なおかつかなりブリッジ寄りを弾いてて、あれで切るという事はかなりピックも硬かったのではないかと。当時はギブソンのダブのイメージが強いですが、ピックガードの無い6弦側のボディがピックで凄く削れてたのが歴戦の迫力を感じて「かっこいい…」と見てました。

 あとは憂歌団の木村さんもよく切ってましたが、あれは芸風のような。無茶苦茶な弾き方をして、1曲終わる時には1本しか残ってなかったのも見た事あります。泉谷さんも切るというか、曲が終わってから手で引きちぎるのもお約束だったり。

 西慎嗣さんも、スペクトラムの武道館では「アクトショー」で切ってたし、その前のMMPでのキャンディーズのファイナルカーニバルでもストラトの弦が切れて急にレスポールに変えたら音が変わったのが印象的。

 そういえば、今剛さんがライブで「AGATHA」のソロを弾いてた時に、なんか音がおかしくなってきたと思ったら1本切れたという映像を見た事あります。その時は盟友の松原正樹さんが横にいて、すぐにソロを代わって弾いて今さんがギター交換するまで繋いだのがやたらと鮮やかで「かっこいい~」と思ったことがありました。あれはなんのライブでしたか。

 ということで、切れやすい人はカルシウムが足らないとかそういう話ではありません。真面目な話だとエレキギターで弦が切れやすい時はブリッジに問題ありそうですけどね。私は幸いライブ中に切ったことはないのが幸い。とにかく今日の話は色々面白かったです。ストーブさん…。