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「レッツゴーヤング」フォーエバー ~上映会&ミニライブ~

2018年02月10日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 レッツゴーヤングのイベントに行ってきました。レッツゴーヤングが何か知らない人はどっかで調べて下さい。今回これが開催されるに至った経緯は知らないのですが、私はたまたまネットで情報を見て、埼玉県内だし試しに電話してみたらすんなり予約できたと。今回のイベントについては以下の通りです。


日時:2018年2月10日(土) 開場 12:30
開演:13:30~16:30(予定)入場無料
会場:埼玉・川口市 SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ4F 映像ホール
司会:クリス松村、森口博子
ゲスト:太田裕美、狩人、渋谷哲平

 今回開場から入場までのドタバタがあって「こんだけ段取り悪いのはあかんやろ」と思ったのですが、何しろ無料だしNHKだしそこは今回言及しません。なお、今回は登場する人が多いのですべて敬称略とさせていただきます。あしからず。

 イベント全般に関してはすごく楽しめました。入場までのドタバタは抜きにして(まだ言う)、内容についてはなんの不満もありません。「そもそもレッツヤンなら司会は太川陽介と石川ひとみやろ?」と思ったのですが、クリス松村と森口博子はバッチリでした。100点満点でつけるなら、クリス松村は150点、森口博子は130点あげましょう。余計なことをいわず進行もサクサク、なおかつ楽しめてゲストもいじってというのは流石です。

 今回の会場はキャパ300~400人くらいでしょうか。私はL列だったのですが、結構ステージは近く見えました。開始後にクリス松村が客席に年齢層を尋ねたところが圧倒的に50代で、次に40代、60代も少々、30代がちょっとで20代以下は少数。とはいえ、20代は親に無理矢理付き合わされた感じとか…。さらに、遠くは山口とか広島とかからも来てる人がいたとか。

 今回のイベントは3部構成でまずはイベント開始前にステージに椅子が3脚あって、「あれ? 狩人と太田裕美と渋谷哲平なら4人分では?」と思ったのですが、これがNHKのセンターの人と埼玉県の役人と川口市長の椅子。この開場のSKIPシティが開場15周年だそうでそれぞれが挨拶して10分くらいかかったのですが、さすがに話はうまくて特に川口市長の話は面白かったです。

 そして、ゲストも登場してちょこっとトークをしてからいよいよ番組映像の上映となったのですが、予想として番組を2~3回分そのまま上映したりするのかと思ったら、全編アイドル歌手の歌唱映像をそれぞれ編集したものでした。なので、フォーリーブスとかずうとるびとか鈴木ヒロミツとか平尾昌晃とか都倉俊一とか小坂明子とかは一切なし。

 まずは70年代アイドルの歌唱映像からだったのですが、最初は以下の通り。

石野真子「私の首領」
石川ひとみ「くるみ割り人形」
榊原郁恵「Do it BANG BANG」
岩崎宏美「悲恋白書」
野口五郎「女になって出直せよ」
西城秀樹「ラストシーン」

 まず真子ちゃんだったので「うわぁ~」と思ったのですが、次が石川ひとみだったので「うお~」と思いました。さらに榊原郁恵だったので、「はは~ん、これは3人とも司会だったからね」と。

 そして、それぞれの曲を見ればわかる通り、普通の音楽番組で紹介される代表曲からは微妙にずらしていると。この辺はクリス松村の意向がかなり反映されているようで、そういうコメントは端々にありました。岩崎宏美の「悲恋白書」も「『想い出の樹の下で』と『思秋期』の間で」とか言ってたので。

 次のコーナーとしては太田裕美と、番組でのグループであるサンデーズの映像として

太田裕美「振り向けばイエスタデイ」「失恋魔術師」
香坂みゆき「青春舗道」だったか「初恋宣言」だったか失念…。
五十嵐夕紀「ワル」
天馬ルミ子「教えて下さい神様」
狩人「あずさ2号」
渋谷哲平「Deep」
太川陽介「ルイルイ」

 など。

 太田裕美の「振り向けばイエスタデイ」がなんか「サー」というノイズの多い映像だと思ったら、これは番組発掘プロジェクトにごく最近ビデオが提供された映像で、その提供者がサーカスのメンバーの人だったとか。今日一番旬の映像だそうで、太田裕美も「これがあったんだ」と驚いてました。

 渋谷哲平は自分の姿より後ろで踊ってた自分の奥さんのヘアースタイルに驚いたという話でしたが、スクールメイツの女子をナンパして結婚したという事は初めて知りました。芸能界は楽しそうですね…。

 このあとに太川陽介からのビデオメッセージがあって、どっかの楽屋で収録した感じでしたが「狩人はよく喧嘩してた」とか言って「これを使うか使わないかは…」とか言ってたのがちゃんと使われてました。ちなみに今回の「ルイルイ」は初期の映像で、手首を曲げないタイプの振り付けだというのをクリス松村が解説してました。(って、わからんか) 今回のゲストでは狩人弟がかなり毒を吐いてたのですが、「陽介も俺たちのことを言ってる場合じゃないだろう」と鋭い突っ込みあり。

 さらにクリス松村は自前のレコードをかなり持ってきていてスクールメイツの「愛するハーモニー」で太田裕美とキャンディーズのメンバーがいるジャケットを紹介したり、第二部の前半の「マニアック情報局」で野口五郎のレコードジャケットでクイズ出したり。

 ちなみに、「ジューシーフルーツのイリアが在籍したガールズは、和製○○○と言われた。それは何か?」というクイズがあって、手を上げて答えたのは私です。ワハハ。いろんなとこで手を上げたのですが、席が真ん中より後ろだったのでそれ以外はほとんど反応されませんでしたが。

 そして70年代映像としてはさらに以下のがありました。

ギャル「薔薇とピストル」
木之内みどり「ジュテーム」
井上望「ルフラン」
レイジー「赤ずきんちゃんご用心」
能勢慶子「美少女時代」(違ったかも…)
浅野ゆう子「ストップ・ザ・カンバセーション」(だったような…)

 ギャルがマグネットジョーでなかったのも、木之内みどりがジュテームだったのもなかなかの拘りを感じます。映像見たあと、クリス松村が「みんな結構上手い」と言ってたのはまったく正論。木之内みどりとか能勢慶子は当時かなりやばいように言われてましたが、映像見るとすごくちゃんと歌ってました。要するに周りのレベルが高かったんですね。

 そして次は80年代の映像があったのですが、私の守備範囲外のも多くこちらはかなり記憶が曖昧。なにしろ80年代アイドルと言いながら、松田聖子も中森明菜もキョンキョンも出ないあたりが拘りなのかしがらみなのかわかりませんが。

 まずは河合奈保子の「ムーンライト・キッス」から始まって、堀ちえみ「潮風の少女」、三田寛子「夏の雫」、竹本孝之「連想ゲーム」、石川秀美「Hey!ミスター・ポリスマン」があって、あとはチェリーズ、壺井むつ美、新井薫子、新田純一、荻野目洋子、井森美幸、森口博子など。(ちなみの壺井むつ美は「高校野球」でした。すごくちゃんと歌ってたのが意外…)

 さらにテクノポップとして
ヒカシュー「白いハイウェイ」
ジューシーフルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」
コスミックインベンション「コンピューターおばあちゃん」
などもあり。(ジューシーフルーツがテクノなのかは疑問ですが)

 第三部はミニライブとして、狩人が「あずさ2号」「国道ささめ雪」、渋谷哲平が「Deep」「Young Saior Man」を歌い、森口博子も2曲歌って会場を盛り上げ、太田裕美は弾き語りで「雨だれ」を披露。最後に番組テーマであった「ムーンライトカーニバル」を会場全員で歌って終了でした。

 細かいエピソードはいろいろあるのですが、とにかく司会の二人にはアッパレをあげましょう。本当に楽しめました。これなら有料で全国回ってもいいのでは?と思ったくらい。第二弾をやって欲しいと思いつつレポートを締めます。こぼれ話はいろいろあるのですが、それはコメントにて書きましょうか。