今日のひとネタ

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ヌードダンサーに愛の炎を

2015年10月21日 | ドラマレビュー

 ドラマ「傷だらけの天使」の第3話。ゲストは中山麻理、室田日出男、都家かつ江など。こういうテレビドラマでストリップ劇場が舞台になることが今はないでしょうが、ゲストの中山麻理が惜しげもなくお洋服をお脱ぎになってるのが今となっては衝撃です。


 で、そのストリップ劇場でかかっている音楽は、キャンディーズ「危ない土曜日」、ぴんから兄弟「女のみち」、リンリンランラン「恋のインディアン人形」、殿様キングス「なみだの操」などなど。ストリップでは郷ひろみの曲がよくかかると聞いてましたが、この当時はまだそうでもなかったようです。


 ちなみに漫画家のみうらじゅんは糸井重里に誘われてストリップに行ったところ、BGMが糸井氏作詞の「TOKIO」で、「トーキーオ!」の「オー!」のところで舞台に並んだ踊り子さんが一斉におっぴろげをするので、糸井氏が「もう出よう…」と言ってすぐ帰ってきたそうです。そういう話をTBSラジオ「ストリーム」の「コラムの花道」で聞きました。


 この「傷だらけの天使」については、「暴力や裸のシーンが多い」というクレームがあったようですが、そもそもサブタイトルが「ヌードダンサーに愛の炎を」とか「殺人者に怒りの雷光を」とか「シンデレラの死に母の歌を」なので、元々そういうコンセプトのドラマなんですよね。嫌なら見なけりゃいいだけの話なのに、わざわざ蜂の巣をつついて「刺された」と騒ぐようなのは時間の無駄です。


 なお、このドラマですがうちの田舎には日テレ系のテレビ局がなく、数週間遅れで平日の夜11時半くらいから放送してました。なので、私としては深夜番組だと思ってたのですが、世間一般では違ったのですね。まぁまだその辺緩い時代だったといえばそうですが、エネルギッシュだったとも言えるような気がします。