今日のひとネタ

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尾崎亜美の大切な七人

2012年12月04日 | 尾崎亜美

 BSジャパン「Music Travel」の昨夜のゲストは尾崎亜美さん。あるアーティストを取り上げてその「大切な七人」をテーマに進行する番組です。事前にその七人を予想したのですが、お母さん、ピアノの先生、松任谷正隆さん、小原礼さん、杏里さん、あたりかと思ってたのですが、成績はまあまあ(笑)。

 今回その七人とは、小原礼さん、杏里さん、幼少期からのピアノの先生(真下先生)、ちゃんちゃこの松村さん、松任谷正隆さん、ユーミン、高橋真梨子さんでした。もちろんプロになるときスカウトしてくれた人とか、現在の事務所の社長とか、様々な友達とか、実際には大切な人は七人じゃすまないのでしょうから、ご本人も番組的にもかなり苦労されたのではないかと。番組サイトでは違う人の名前も出てたし。

 番組はまず亜美さんちの玄関から始まって、礼さんとの自宅音楽室でのセッション(なんと二人だけの「タイムマシンにお願い」)、先日の愛知県で行われたコンサートの模様(「Bengal Baboo Babe」、杏里さんとの「オリビアを聴きながら」、「天使のウインク」など)があって、次は生まれ故郷の京都へ。

 幼少の頃からのピアノの先生の話があり、今アレンジしたりしてるのはほとんどその先生から教えて貰った財産でやっているという話がありました。先生はもう故人なので登場はしなかったのですが、写真を見たのは私も初めてだったかも。先生は亜美さんの才能を見抜いて、8歳の時の最初の発表会でバッハの「インベンション」を弾かせたのだとか。

 次は母校である山城高校の音楽室に行き、当時のエピソードとともに写真があれこれ見られました。そこに登場したのが軽音楽部の部長だったという松村さん。この方はその後「ちゃんちゃこ」というグループでデビューしたくらいの人なのですが、自分の声は歌に向かないと思ってた亜美さんに「すごいええ声してると思うよ。気にせんでどんどん歌ったらいい。」と言ってくれたのですって。素晴らしい人ですね。当時の女性フォークシンガーというときれいな声で爽やかに歌うのが主流だったけど、亜美さんの声は当時からソウルフルですごく魅力的だったのだとか。

 その後デビューしてからの話で登場したのが松任谷正隆さん。インタビュー映像での出演でした。「『自分がプロデュースした』と声を大にして言えるのは3組だけ。松任谷由実、ハイファイセット、そして亜美」だそうです。亜美さんについては、なんでも吸収する力と強烈な生臭さを感じたのだとか。その才能を引き出して一緒にどこまでやれるかワクワクしながらの作業だったそうです。今回は2ndアルバムの「マインドドロップス」が紹介され、松任谷氏にとっても自信作であり代表作のようですね。

 で、次にユーミンとのエピソードが紹介され(本人登場せず)、ポストユーミンと言われたことについての葛藤なども少々。最後の一人が高橋真梨子さんで、曲作りを一緒にやったときのエピソードなど。紹介された曲は「Heart & Hard」。

 そして最後に自宅での「スープ」の弾き語りで締めでした。今回の番組は歌も聞けたし話も聞けたし写真もあれこれ見られたし、まるで亜美さんの家にお邪魔したような感じがあるくらいの充実感でした。CM少ないのでぎゅっと中身が詰まってて相当見応えありましたね。なお、私は出張先ですのでビデオを見返して書いてるわけではないので、細部は若干違ってるかもしれません。番組の方も「ちょっとそれは???」と思う部分があったのですが、そこら辺はさすがに亜美さんがブログで訂正してました。私は「スープ」のキッカケになった彼とはオフ会で一度だけ会ったことがあるだけですが、凄くおしゃれでスマートだったのが印象的です。ファン同士だし話も凄く合いましたしね。

 あとは提供曲の紹介で「パステルラブ」が松本典子さんのが流れたのにはずっこけてしまいました。番組的にそうなっちゃったのでしょうか

 なお、この番組は再放送もあるようなのですぐ土曜日に今回のが放送されるかと思ったら、半年ほど前のをやってるようです。ということは、今回の亜美さんの再放送は来年6月??? 見逃した人も多いでしょうから、ここは一つ局に再放送希望のメールしようかと思います。ワシも!という方は是非一緒にどうぞ。