今日のひとネタ

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爪半月が気になったり

2011年11月15日 | 日記・雑記・ただの戯言

 吉村昭先生の「漂流」という本を読んでるのですが、無人島に漂着した主人公が自分の爪半月を見て健康状態を計るシーンがありました。これは江戸時代の話なのですが、一緒に漂着した人たちが鳥の干し肉ばかり食べて運動せずにゴロゴロしてるうちに、関節痛や下肢のむくみで動けなくなり最後には死んでしまうのを目の当たりにして、自分は大丈夫だろうかと気にするくだりです。

 そういえば、子供の頃に「爪の根元の半月が大きい人は健康」と聞いたことがあったのですが、あれは本当だろうかと気になって調べてみました。爪半月とはWikipediaによると「爪の根元の乳白色の半月形状の部分」で「完全には角化していない新しい爪」なのだそうです。要するに爪がちゃんと伸びるくらいなら健康だと。

 で、現在の自分の爪を見ると左右の親指には爪半月が見えます。他の指はというと、右の人差し指はちゃんと見えて中指もかすかにあり。しかし右の残りの指と左手の親指以外は無し。こんなことでは私は不健康なのでしょうか?と思ったのですが、これにはかなり個人差があるのだそうです。なので他人と比べることは意味がなく、自分の普段の状態と比べることは一応意味があるようだと。

 そう思ってよく観察してみると、両手の親指も土日の状態に比べると今の方が半月が小さくなってるような気がします。土日の方が睡眠時間も食生活も充実してるから、爪の伸び具合もいいのでしょうか。健康のバロメーターとしては朝立ちを目安にしている男性が全体の6割と言われていますが(当サイト調べ)、これからは爪半月を気にしてみるといいかもしれませんね。

 ちなみに爪に縦に筋が入るのは一種の老化現象なんだそうです。私は縦筋だらけですわ。フンだ。