昨日フィギュアスケートの全日本選手権を見ました。上位選手の演技はどれも素晴らしいものです。が、気に入らないのは解説者の声。
昨日のテレビ中継の解説は荒川静香だったと思いますが、たとえば安藤選手の演技ではフィニィッシュしたと同時に「硬いなぁ~」というし、他の選手の演技でもジャンプする前に「さぁ、トリプルサルコー」とかいちいち言いますですよ。
安藤選手へのコメントは、滑り終えた選手にはまず「頑張った」とか「よくやった」とか「素晴らしい」とかいうべきではないかと思います。いかにもうんざりした調子で「硬いなぁ」というのはいかがなものかと。また、演技の解説にしても見てる方からすると、それがトリプルサルコーでもトリプルトーでも雪崩式フランケンシュタイナーでも別に構いません。
そんなのは、あとでスロー再生を見ながら回転が足りないとか着地が安定してないとか解説してもらえばいいのであって、こちらとしては臨場感を楽しみたいんですね。ああいうのを見ると「解説者はいらん!」とか思ってしまいます。
同じ意見は多分また東京新聞芸能ワイド面の「反響」欄に来ると思って先回りしてみました。オリンピックの金メダルとってしまった人は、どうしても上から目線になるんでしょうか。