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乗り損ねた感が少々>甲斐バンドライブ

2009年03月05日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 テレビ東京「みゅーじん」にて、甲斐バンドの最後の武道館公演の模様を放送してました。私にとって甲斐バンドは1986年6月の解散ライブで終わってるので、その後数度の再結成を見ても「ふぅん」という感じだけ。さらに2004年にリードギターの大森さんが亡くなってしまっているので、再結成といわれてもまったく違うだろうという気がしてました。

 なので今回の放送を見てても「お~、やってるやってる」という程度の感覚で、別にそそられないままだったのですが、唯一反応したのが「嵐の季節」。あれを客席のみんながこぶしを振り上げて歌ってるのを見て、あれだけはあの場所で自分も一緒に歌いたいと思いました。

 これまで甲斐バンドはすごく好きなときとどうでもいいときといろいろあったのですが、特に好きだったのは私が中学生の頃と、あとは解散前の1~2年。初期の楽曲の中学生でも弾けそうなあの感覚は魅力で、当時は結構聞いてましたしコピーもしてました。

 その後自分の音楽の好みが変わったのでしばらく聞いてなかったのですが、甲斐さんが「サウンドストリート」に復帰した関係でまたちょくちょく曲も聞くようになりました。解散の記事が出たときは、丁度自分も学校を卒業して就職するときで「ああ青春は終わった」とか思ったものです。

 そんなこんなで、結局甲斐バンドのライブは生で1回も見ないまま。乗り遅れたのではなくて、もうやらないって話だから乗り損ねですね、きっと。いずれにしても、どう頑張っても大森さんは見られないし諦めねばならないのですけど。

 ちなみに好きなアルバムは「英雄と悪漢」「虜」「ラブ・マイナス・ゼロ」など。ライブだと「流民の歌」が最高ですね。ライブビデオだと「BIG GIG」が最高にかっこいいです。