今日のひとネタ

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また訃報が

2007年08月01日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 先日ゴッチさんの訃報を聞いたばかりだったのに、今度は作詞家の阿久悠さんが亡くなったのだとか。作詞家としては70歳なんてまだまだまだまだ働けたでしょうに、ご本人もさぞ無念でしょう。

 私は40代ですからジュリーやピンクレディーの全盛時を目の当たりにしてるので、作詞家でヒットメーカーというと当然この人の名前が最初に浮かびます。印象に残ってる曲というとそれこそ山のようにありますが、その中でも特別に印象に残るものを公式サイトやWikipediaで見た代表作の中から選んでみましょう。

「朝まで待てない」/唄 ザ・モップス
「ざんげの値打ちもない」/唄 北原ミレイ
「あの鐘を鳴らすのはあなた」/唄 和田アキ子
「絹の靴下」/唄 夏木マリ
「街の灯り」/唄 堺正章
「ひまわり娘」/唄 伊藤咲子
「木枯らしの二人」/唄 伊藤咲子
「はじめての出来事」/唄 桜田淳子
「人間はひとりの方がいい」/唄 森田公一とトップギャラン
「ヘッドライト」/唄 新沼謙治
「東京物語」/唄 森進一
「林檎殺人事件」/唄 郷ひろみ、樹木希林
「たそがれマイラブ」/唄 大橋純子
「ブルースカイブルー」/唄 西城秀樹
「時代おくれ」/唄 河島英五
「夜はドラマチック」/ 唄 しばたはつみ

などなど。

 果たして詞が印象に残ってて覚えてるのか、曲がよかったのか、歌手がよかったのか、その辺はわかりません。が、どれも全部ではなくとも歌詞をよく覚えてるのでその辺は詞の力が大きいのでしょう。「ひまわり娘」なんて誰でも書けそうな感じですけど、それを最初にやるのが偉いところでしょう。

 それにしても「絹の靴下」もそうでしたか。村上ポンタ氏の自伝「自暴自伝」によると、阿久悠さんは歌入れのスタジオには決して姿を見せないそうですが、あれだけはじけた世界を書いてるので自分が照れくさいのか歌手の人が緊張してしまうのを気遣ってか、その辺はどうなのでしょう。

 実は「ざんげの値打ちもない」という曲はタイトルだけよく知っててちゃんと聞いたことがなかったのですが、昨年ラジオでフルコーラス聞いて「ひぇ~、勘弁してください」というほど衝撃でした。

 今回の訃報を受けていろいろ番組が作られるかもしれませんが、しっかり見ておきたいと思います。合掌。