09月04日 新潟NHKNEWSWEB
ことし６月、「仮面ライダー」シリーズの「ショッカー」の戦闘員のような格好で新潟市の店に押し入り、現金を奪おうとした罪などに問われている被告の初公判が新潟地方裁判所で開かれ、被告は起訴された内容を認め、検察が「闇バイトに応募し、指示役の指示で衣装を用意した」と述べました。
名古屋市瑞穂区の設備工、長友龍斗被告（２０）はことし６月、新潟市中央区にある買い取り専門店に押し入り、店長を包丁で脅して現金を奪おうとしたとして強盗未遂などの罪に問われています。
被告は当時、「仮面ライダー」シリーズの悪の組織、「ショッカー」の戦闘員のような格好で、事件のあと逃げる姿が通りかかった車のドライブレコーダーに記録されていました。
４日、新潟地方裁判所で開かれた初公判で被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。
検察は冒頭陳述で「被告は生活費の工面などに困って『闇バイト』に応募し、指示役からの指示で、『ショッカー』の衣装を用意し、レンタカーで新潟市内に向かった。その後、さらに強盗を行うよう指示を受け、新潟市内のドラッグストアで包丁を盗んだ」などと主張しました。
