09月14日 大阪NHKNEWSWEB
13日、大阪・西成区の住宅型有料老人ホームで85歳の夫の首を絞めるなどし殺害したとして、同居する81歳の妻が殺人の疑いで逮捕されました。
調べに対し、「夫の介護に疲れた」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、大阪・西成区潮路の無職、山田孝子容疑者(81)です。
警察によりますと、13日正午から午後1時までの間、入居する住宅型有料老人ホームの部屋で、夫の山田勝利さん(85)の首を電源コードで絞めるなどし殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
妻が自分の首を電源コードで絞めようとしているのを部屋を訪れたヘルパーが見つけ、妻のそばにいた夫は救急車で病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。
調べに対し「介護に疲れた。夫の将来を考えると不安しかなかったので、殺して楽にしてあげようと思った」などと供述しているということです。
妻は夫と2人暮らしで、夫には持病があり介護が必要な状態だったということで、警察が詳しいいきさつを調べています。