08月15日 京都NHKNEWSWEB
終戦から79年となった15日、京都市にある西本願寺では戦没者を追悼する法要が営まれ、参列者たちが平和への誓いを新たにしました。
京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺では、戦争で亡くなった人たちを追悼し、平和を願うため、毎年、8月15日の終戦の日に法要を行っています。
終戦から79年となった15日、法要は午前10時から国宝の阿弥陀堂で営まれ、全国から訪れた僧侶や信徒などおよそ300人が参列しました。
僧侶による読経や念仏が響くなか、参列した人たちは静かに手を合わせ、戦争で亡くなった人たちをしのぶとともに、平和への誓いを新たにしていました。
奈良県から訪れた60代の男性は「世界で戦争が起こっているなか日本は平和だと思いますが、憲法に守られていると言っても、孫の代のことまで考えると心配になります。戦争は絶対に起こしたらいけません」と話していました。