04月06日 19時44分 NHK
京都府と京都市は6日、新たに55人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは10代から80代までの男女55人です。
ほぼ半数の27人の感染経路が分かっていません。
5人の感染が確認されている海上自衛隊の舞鶴地区の部隊で新たに4人の感染が確認され、府は感染者の集団=クラスターが発生したとみて感染経路を調べています。
これで京都府内の感染者は、9844人になりました。
【京都府の感染6指標(5日時点)】。
専門家などによる政府の分科会は、感染状況などに関する6つの指標に基づいてステージを4段階に分けて示しています。
京都府内の5日時点での6つの指標です。
<1.病床使用率>。
病床のひっ迫具合を示す「最大で確保できる病床に占める割合」は35.3%です。
このうち重症患者の病床は10.5%です。
また、高度な治療を必要とする重症患者用の病床は7.9%です。
<2.療養者数>。
感染が確認されている人のうち、入院している人は160人、府が確保したホテルなどで療養している人は137人、自宅で療養している人は133人、調整中の人は9人です。
人口10万人あたりの療養者数は17.00人となっています。
<3.陽性率>。
PCR検査の陽性率は5日までの1週間の平均で5.4%となっています。
<4.新規陽性者数>。
5日までの1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は13.90人でした。
<5.直近1週間の新規陽性者と前の週との比較>。
5日までの1週間での新規感染者は359人で、前の週の150人と比べ、2.39倍となっています。
<6.感染経路不明者の割合>。
5日までの1週間あたりの感染経路が不明な人の割合は47.1%となっています。
※ステージ3超えは1、2、5。