糖質制限ダイエットというのは、かなり前からありますが、今年、数年ぶりにあった前職の同期が劇的に痩せていて、「炭水化物の量を減らした結果」ということで、びっくりしました。
また、日経の記事で、伊藤忠の社長が「糖質制限ダイエットはこれから日本の食を変える」というインタビュー記事が載っていました。
ファミマでも糖質制限パンがたくさん並んでいるんだって。
はぁ~、と思います。
科学的に実験データをもとに「これは効果がある」というものが、次々と現れては消えていきます。
健康エコナとか、「特保の健康油」は一気にブームになったけど、発がん性物質発見で一気に消えました。
昔で言えば、あるある大事典という番組があったし、今は、ためしてガッテンですかね。(私もガッテンはたまに見ますが)
炭水化物ダイエットも、最初の2ヶ月ぐらいは減らして、その後は適正量を摂るというコントロールが出来る人ならいいですが、その効果に喜んでずっと炭水化物を減らし続ける人が出たり、あるいはリバウンドでまた摂りすぎてかえって太ってしまう、という人の方が多いんじゃないでしょうか。
なんでそんなのに反応してしまうんだろう?と思いますが、今の現代社会では、特に普通の生活をしていると情報過多で、自分の生活を見直すゆとりがないまま、「与えられた情報から選ぶ」というのがパターンになってしまっているからですよね。
そんなことを思っていたら、たまたま昨日、少しお話を聞いた先生が
「糖質ダイエットをしていたら、必ず早死にする、と私はずっと言っていましたが、案の定、それを推進した〇〇さんという方は、60数歳で亡くなりました。心筋梗塞でした。糖質を制限したら、まず脂肪が減り、次に筋肉が減る。最初だけならよいが、ずっと糖質を制限していたら、筋肉が減っていき、最後は心筋梗塞になる確率が高くなるんです」
と言っていました。
なるほどね、そういったこともあるんですね。
なんだかもっとベーシックな根本的な所を考えないといけないと思うんですよね。
これは高柳さんの受け売りですが、日本人は1000年単位で穀物、特にコメを食って来た。
だから日本人、あるいは東アジアの人間の腸は長い。穀物は消化に時間がかかるから。
一方で、瞬間的にパワーを発揮する、穀物より消化の良い肉食をしてきたアングロサクソンなど欧米の人は、腸が短い。
それは、もう遺伝子レベルで数千年にわたって環境変化に沿ってきたから。
生物学的に、たかだか60年~100年で、遺伝子レベルはそうは変えれない。
しかし、戦後に急速な食の変化が起きて、体がついていけていないのが現代病の根本の原因、というお話です。
米を食い過ぎて、太って糖尿病になる、というのであれば、昔の日本人は今の日本人の2倍~3倍食っていたわけですが、糖尿病は近代病、生活習慣病と言われているわけで、決して米の食いすぎは体に悪いということはないですよね。
パン、パスタ、米、蕎麦、といったものを多く食べ、油や砂糖を本来必要な量より多く摂取し、トータルで病気になっているわけで、例えば、じゃあ玄米を主食にすれば病気が治るというと必ずしもそうではなく、食生活そのものを日本人にあったバランスに変えることが一番大切ですものね。
味噌汁、玄米、ゴマ、海藻、野菜中心で、たまに魚、たまに肉、で、もし果物や甘いお菓子や乳製品を減らして、それを「美味しい」と思えるようになれば、大概の人の健康に暮らせるといいます。
私はこの説に志向があっているし、玄米を美味しくなる体質、食事の仕方になると、結果として体重は増えなくなると思います。
要するに「食べ過ぎ」であって、炭水化物や糖質を摂り過ぎ、というだけではないと思うんですよね。
また、玄米に比べて、白米やパンが急速に糖に変わるから血糖値が急上昇し、だから玄米やふすま入りパンを食べよう、という話は、ほとんどの人が納得しているけど、結局、美味しくないからということで、白米や菓子パンなどを食べているわけです。
普通の玄米やら5分つきとかのご飯を主食に、間食やお菓子を食べない食習慣であれば、決してご飯の量を減らす必要はないと思います。
でも、それが出来ないから、主食のご飯を減らしてしまうんだと思います。
伊藤忠の社長はランチにご飯をなくして、肉の鉄板焼きを食べるんです。
それは、確かに糖質を減らしてたんぱく質を摂っていることになりますが、米より肉の方が主食になるのは、大丈夫なのでしょうかね?
短期的な食事療法は必要な時もありますが、普段の生活を考えたら、私はまあやっぱりご飯と味噌汁なわけです。
もっとも、親父が昭和1桁生まれで、小さい頃からうどんやパンは食事の中心にはならない、という食生活で育ったからかもしれませんけど。
また、日経の記事で、伊藤忠の社長が「糖質制限ダイエットはこれから日本の食を変える」というインタビュー記事が載っていました。
ファミマでも糖質制限パンがたくさん並んでいるんだって。
はぁ~、と思います。
科学的に実験データをもとに「これは効果がある」というものが、次々と現れては消えていきます。
健康エコナとか、「特保の健康油」は一気にブームになったけど、発がん性物質発見で一気に消えました。
昔で言えば、あるある大事典という番組があったし、今は、ためしてガッテンですかね。(私もガッテンはたまに見ますが)
炭水化物ダイエットも、最初の2ヶ月ぐらいは減らして、その後は適正量を摂るというコントロールが出来る人ならいいですが、その効果に喜んでずっと炭水化物を減らし続ける人が出たり、あるいはリバウンドでまた摂りすぎてかえって太ってしまう、という人の方が多いんじゃないでしょうか。
なんでそんなのに反応してしまうんだろう?と思いますが、今の現代社会では、特に普通の生活をしていると情報過多で、自分の生活を見直すゆとりがないまま、「与えられた情報から選ぶ」というのがパターンになってしまっているからですよね。
そんなことを思っていたら、たまたま昨日、少しお話を聞いた先生が
「糖質ダイエットをしていたら、必ず早死にする、と私はずっと言っていましたが、案の定、それを推進した〇〇さんという方は、60数歳で亡くなりました。心筋梗塞でした。糖質を制限したら、まず脂肪が減り、次に筋肉が減る。最初だけならよいが、ずっと糖質を制限していたら、筋肉が減っていき、最後は心筋梗塞になる確率が高くなるんです」
と言っていました。
なるほどね、そういったこともあるんですね。
なんだかもっとベーシックな根本的な所を考えないといけないと思うんですよね。
これは高柳さんの受け売りですが、日本人は1000年単位で穀物、特にコメを食って来た。
だから日本人、あるいは東アジアの人間の腸は長い。穀物は消化に時間がかかるから。
一方で、瞬間的にパワーを発揮する、穀物より消化の良い肉食をしてきたアングロサクソンなど欧米の人は、腸が短い。
それは、もう遺伝子レベルで数千年にわたって環境変化に沿ってきたから。
生物学的に、たかだか60年~100年で、遺伝子レベルはそうは変えれない。
しかし、戦後に急速な食の変化が起きて、体がついていけていないのが現代病の根本の原因、というお話です。
米を食い過ぎて、太って糖尿病になる、というのであれば、昔の日本人は今の日本人の2倍~3倍食っていたわけですが、糖尿病は近代病、生活習慣病と言われているわけで、決して米の食いすぎは体に悪いということはないですよね。
パン、パスタ、米、蕎麦、といったものを多く食べ、油や砂糖を本来必要な量より多く摂取し、トータルで病気になっているわけで、例えば、じゃあ玄米を主食にすれば病気が治るというと必ずしもそうではなく、食生活そのものを日本人にあったバランスに変えることが一番大切ですものね。
味噌汁、玄米、ゴマ、海藻、野菜中心で、たまに魚、たまに肉、で、もし果物や甘いお菓子や乳製品を減らして、それを「美味しい」と思えるようになれば、大概の人の健康に暮らせるといいます。
私はこの説に志向があっているし、玄米を美味しくなる体質、食事の仕方になると、結果として体重は増えなくなると思います。
要するに「食べ過ぎ」であって、炭水化物や糖質を摂り過ぎ、というだけではないと思うんですよね。
また、玄米に比べて、白米やパンが急速に糖に変わるから血糖値が急上昇し、だから玄米やふすま入りパンを食べよう、という話は、ほとんどの人が納得しているけど、結局、美味しくないからということで、白米や菓子パンなどを食べているわけです。
普通の玄米やら5分つきとかのご飯を主食に、間食やお菓子を食べない食習慣であれば、決してご飯の量を減らす必要はないと思います。
でも、それが出来ないから、主食のご飯を減らしてしまうんだと思います。
伊藤忠の社長はランチにご飯をなくして、肉の鉄板焼きを食べるんです。
それは、確かに糖質を減らしてたんぱく質を摂っていることになりますが、米より肉の方が主食になるのは、大丈夫なのでしょうかね?
短期的な食事療法は必要な時もありますが、普段の生活を考えたら、私はまあやっぱりご飯と味噌汁なわけです。
もっとも、親父が昭和1桁生まれで、小さい頃からうどんやパンは食事の中心にはならない、という食生活で育ったからかもしれませんけど。