半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

パンツぱんくろう

2010年01月20日 | 素敵な家族・子供との時間
 どうでも良いことですが、最近、日課になっていることがあります。

 それは、「パンツぱんくろう」の歌を、朝、用を足している時に歌うこと

 「パンツぱんくろう」って知っていますか?お子さんが居る家庭ならわかるかもしれませんが、教育TVの「お母さんといっしょ」に出てくるキャラクターです。


 その「ぱんくろう」君は、最近は、パンツやパジャマをきちんと着れる子供を応援する感じでTVに出てくるんですが、その「パンツぱんくろう」のおもちゃを、うちの奥さんがトイザラスで買って来たんです。
 ↓



 で、これ、何に使うか、というと、、、トイレに置いて使うんですが、ボタンを押すと、「うんち頑張れ!」ていう応援歌を便器とぱんくろうが、はもって歌ってくれるんです

 「がんばれボタン」押すと、、、

 チャ~チャチャ、チャ~チャ~、パ~ンツぱんくろう!
 チャンチャン

 

便器「お入りなさい
便器&ぱんくろう「きょ~うも、あ~さから、立派なう~んち~、で~たか~ら、きょ~うも、しあわせよ~、はい、しあわせよ~

 そして、「できたよボタン」を押すと、、、

ぱんくろう「ありがとうございました。礼!

 と、言うんです

 子供がおむつをとって、トイレできちんとうんちが出来るようになるための、トレーニング応援ツール、なんですが、一番使っているのが私

 毎朝、用を足す時、一緒にこの「パ~ンツ、ぱんくろう!」という歌を歌って、終わったら「ありがとうございました。礼!」と一緒に言っています

 朝から、ほのぼのしますし、あわただしい朝の時間に、トイレで元気をもらうというか、フレッシュな気持にさせてくれるんです なので、朝のトイレが楽しくなりました

 ・・・って、まあ、子供向けのおもちゃなのですが、私が一番使っているんです。はい

 最初、うちの奥さんが買ってきたときは「なんか、あんまり役にたたなそうなもの、買ってきたな~」と思っていたのが、今や、一番の愛用者になった私。

 明日も、ぱんくろうと一緒に歌いましょ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しい一日

2010年01月17日 | 素敵な空間・イベント
 今日は、日曜日ですが、仕事で来客があり、色々お話を聞いてきました。そのお客さんのユーザーは、30代の女性の40%が使っているらしい、凄いところ。

 色々話が聞けて、おもしろかったです(あんまり詳しく書けずすみません)

 その際、久々に、佐原の素敵な喫茶店に行ってきました。
以前、紹介したことがある珈琲「遅歩庵いのう」は、日本地図を江戸時代に作った伊能忠敬の親戚の17代目がやっているお店。
→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20090729


 前回は珈琲を頼んだので、今回は抹茶を頼んで見ました。


 甘納豆は、相変わらず絶品!でしたが、抹茶は、、、まあ、お茶、ですな。。。抹茶の味がわかるほど、私は、お茶に精通していない、、、ということがわかりました

 そして、もう1人が頼んだのか、ここの名物となっている「江戸時代の漆器で食べれるお汁粉」。

 江戸時代のものなのに、見た目は新品の器で、厚みは全く無いといって言いぐらいの薄い木製のお椀でした。昔の名器?は、凄いんですね。


 そして、最後に、「吉庭(きってい)」という、佐原で知る人ぞ知る、美味しい料理店で夕食。
http://www.kittei.co.jp/contents/new/index.html
 
 ここは、無茶苦茶美味しく、雰囲気もスタッフの対応も良い、素敵なお店です こっちに来た人を接待するなら、最高の場所ですね

 今日は仕事でしたが、いちご農園でいちごを食べ、佐原で抹茶を飲み、夕食は豪華なコースを食べれて、お腹いっぱいの一日でした

 あっ、もちろん、きちっと面談しましたよ、仕事をしたんですよ、はい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちごが!?

2010年01月16日 | 農的体験・生活
 土曜日 平日が仕事となると、週末が待ち遠しい、という一般的な働いて言える人たちの気持が、私にも戻ってきました

 どうしても仕事をすると、特に、今の仕事は、PCの前にず~っと、一日中座っているので、目も疲れるし、ストレスも溜まります。

 なので、意図的に、リラックスしよう、と畑の土を触りながら、ゆっくりと見回りました。

 冬の表土は、朝は、ガチガチに凍っているのですが、霜柱がとけると、逆に霜柱でもちあげられた土が、ふわっとした状態で残るので、耕されたような状態になります。意図的に匂いを嗅ぐと、土の匂いがして、「あ~、土も生きているな~」と感じる事が出来ます こういった体の触感で土を感じることは、意図的にしないと、なかなか出来ないですね~

 さて、前々から気づいていましたが、夏に育てた小松菜、根っこをわざと残しておいたら、そこから、新たな葉が出てきて、立派な小松菜が育っていました。売り物になるぐらい


 小松菜って、成長をどんどんするし、生命力がありますよね~

 また、いちごに、変化が

 こ、これは、なんと、いちごに、小さな実がなっているではないですか


 子供に見せたら、さぞ喜ぶだろうな~

 まあ、この時期に生ったということは、春まで大きくなるより、途中で枯れる気がしますが。。。12月に小さな実をつけていたワイルドストロベリーは、ぽろっと、実が落ちていたので

 そして、いちごは、「ランナー」という茎が伸びて、親株から子株、と株を増やしていくんですが、その「ランナー」が、いつの間にか凄く伸びていました

 
 ↑この左の株が、もともと植えていたもので、それが右に3本のランナーを伸ばして、その先の緑の葉の下は、既に根付いているんですよね。親株と根付いた子株の間をチョキンと切れば、いちごは、無限増殖できるんです。トマトみたいですね~

 まあ、ランナーを伸ばすことに栄養が取られると、実に栄養がいかなくなり、実が小さくなっちゃったりするそうです。なので、あんまり伸びるようなら、チョキンと、切ってみます


 そしてそして、最近の寒さで、少し枯れかかってきた!?スナップエンドウ。もともと、小株すぎるかな?と思っていたので、「まずいな。。。」と思っていました。なので、今日、不織布(ふしょくふ)という、通気性・遮光性が良い布を買ってきて、被せました。


 これで、冬を乗り越え、暖かくなる春まで持ってくれることを祈ります


 見回ったり、不織布をかけるだけなので、夏・秋に比べたら、作業も少なく、そんなに野良仕事を楽しめませんが、まあ、家の前に畑があると、ちょこっと、時間を使えますね。


 早く来い来い、暖かい春。まあ、そんな春を待ち遠しく思うのも、寒い冬を感じるからこそ、でしょうね。今日、自転車に乗ったら、指先が痛くなるほど寒かった、、、 まあ、暖かい春を嬉しく迎えるためにも、今は、冬の寒さを満喫しましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水の結晶、雪の結晶

2010年01月14日 | 素敵な空間・イベント
 車で通うようになると、朝の暖気(最近覚えた言葉ですが)が大切なんですよね。それでも、凍りついたフロントガラスが溶けなまま発進すると、光が反射して、フロントガラスが真っ白になって、全く前が見えないんです

 でも、陽があたるところにいって、しばらく停まっていると、溶けるんですよ。やっぱりお日様って、凄いですよね~

 で、フロントガラスにきれいに結晶が出来ていることがあります。


 ↑ほら、きれいでしょ~

 雪の結晶を顕微鏡で見たことは、あったか、無かったか、、、記憶に無いんですが、この朝のフロントガラスに出来る結晶は、大きく、きれいな模様で、「結晶って、こんな風に出来るんだ~」と思わせてくれます

 霜柱も、ここ最近は、でっかく高くなってきています


 会社に通い始めて、平日は、自然に触れる機会、お日様の下で野良仕事が出来る時間が無くなってきて、田舎暮らしっぽくない感じですが、朝のわずかな時間は、「寒さ」という、自然からのギフトを感じることが出来るんですね

 朝の、太陽の光が、気持良いこと 寒ければ寒いほど、お日様は、有り難い、って感じますね~

 この朝の時間、大事にかみ締めながら、完成を刺激していきたいと思います。


 おまけ。会社から、「完全無農薬いちご」をもらってきました。今の会社は、農産物を扱う会社なので、結構、農産物のキャンセル品やサンプル品を頂けるんです

 で、無農薬いちご、この前、食べた減農薬いちごと、どっちが美味かったか、、、というと、どっちも美味しかったです

 良く言われますが、産地・品種・鮮度、、、あと、果物は「完熟度合い」が、美味しさの秘訣ですね いちごは、鮮度がすぐ落ちるので、完熟はスーパーには出回らないけど、やっぱり、ヘタのところまで真っ赤に熟したいちごを、採れたてで食べるのが一番美味しいですね 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初雪?

2010年01月13日 | 素敵な空間・イベント
 寒い日が続きますね~ そんな朝、雪のような、みぞれなようなものが降っていました。初雪?ですかね?

 朝、車で走っていると、凍りついた地面に朝日が当たり始めたところから、モクモクっと、白い湯気が上がっているんですよね~。

 カーブミラーも、氷ついて見えないんですが でも、陽が当たっているカーブミラーは、きちんと見えるし、雫を滴り落としながら、ミラーからも、モクモクっと、白い湯気が上がっているんですよね~

 冬の寒さ、って、こういったことからも感じ取れるんですね~。昨年は、自転車で会社に通っていたけど、都会はやっぱり田舎より暖かいのか、そういったことには気づかなかったです

 会社にいったら、朝に止んだ雪?みぞれ?が、少し積もって残っていました。


 3年前は積もるほど雪が降ったけど、この2年は、確か、降っていないんですよね。今年は積もるほど降るかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒さに耐える野菜

2010年01月09日 | 農的体験・生活
 都会から田舎に越してきて、冬の寒さを感じる今日この頃ですが、朝、今日は寒いかどうか、というのが、一目でわかるようになりました。

 それは、畑の霜の降り具合。朝、雨戸を開けて、畑をみると、霜が降りている具合、また、そら豆がへなっているか、ぴんと立っているかで、朝の寒さが一目でわかります

 まっ、車を運転するようになったので、朝、フロントガラスが、凍りついているか、透明なままか、でもわかるんですけどね


 で、1週間仕事をして、どうしても、畑からも何となく縁遠くなってきてしまったので、朝、ぶらりと畑を見回りました。


 夏のシソに続いて、秋は重宝した「ワケギ」は、今や、寒さでこんなに枯れてしまいました。


 また、春になってくると、伸びてくるので食べれるようになります。で、夏の前に球根を掘り返し、また、夏から秋にかけて植えると、また伸びてくる、といったように、ずっと食べ続けることができる、ずっと使える生命力があるのが、ワケギ、です。

 うちの子供が、今年の収穫を一番楽しみに待っているのがイチゴイチゴは、浅根ですが、雪の下でも枯れずに生きている、寒さに強い植物だそうです。霜が降りて、地面にピッタリと張り付いていますね


 昨年、一番美味く出来た野菜の1つ、ニンジンは、もう、葉っぱは枯れています。でも、根っこの部分はきちんとしていて、まだまだ春まで食べれる分の量は畑にありますよ まっ、本当は、肩まで土をかぶせるのが良いらしんですけどね



 見た目は小さくも立派なキャベツ君達は、寒さのせいで、下の葉が、茶色くなったり、赤紫になったりしています。枯れた葉をむしる余裕が無かったのですが、まあ、大丈夫そうなので、ちょびちょび収穫していきます。実際、キャベツって、思ったより量があるし、そんなに使わないんですよね

 なので、残ったのは、春まで待てば、また大きくなってくると思うので、とう立ちするまで、わざと残してみようかな?


 
 そして、なぜか、この季節に、畑の隅で、たんぽぽの綿毛がありました。根元には、黄色い花が咲いていました。


 西洋たんぽぽって、冬でもぼちぼち咲くものなんでしょうかね?そういえば、正月、モンシロチョウが1匹、ひらひら飛んでいるのを見かけました。温暖化の影響か特別に寒さに強い固体が生き残っていたのかわかりませんが、珍しいですね~

 そんな冬も、これから更に寒くなるでしょうが、お日様は、もう、どんどん長くなってきています。これから、陽の光が増え、少しずつ、春の芽吹きが目に見えてくるんでしょうね

 寒いけど、そんな事を感じさせる冬の朝の光景でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玄米は粗食と合う

2010年01月08日 | 食べもの
 子供と奥さんが実家に泊まってくれているので、今日は、玄米を久々に食べました

 我が家は、基本的には、黒米などを混ぜた白米なんですが、私は、個人的に玄米を食べたく、以前、藤崎さんから頂いた玄米を、ようやく開封し、炊きました
→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20091201

 玄米っていうと、ぼそぼそしたイメージがありますが、きちんと、6時間水に浸けて(といっても、夜に米を研いで朝炊き上がりにすれば、勝手に6時間は水に漬かっていることになります)、炊飯ジャーの「玄米モード」で炊けば、ふっくら、美味しく出来上がるんですよね

 昔は、玄米っていうと、圧力鍋じゃなきゃ炊けない、っていうイメージがあったけど、いつの間にか、炊飯ジャーの性能は上がっているわけですね

 そんなこんなで、玄米を食べました


 久々に思ったことは、やっぱり、玄米って「粗食」と合う、ってことです。

 肉・魚のような「味の濃いおかず」だと、玄米が味わえないんですよね。

 玄米って、白米のように、すぐには甘みは美味しさが出てこないけど、噛めば噛むほど、甘みが広がって、白米じゃ太刀打ちできないほど、やっぱり美味しいわけです。
 
 でも「白米+味の濃いおかず」に慣れていると、どうしても、おかずの味が中心で、白米は、補足するものって感じになっちゃうんですよね。だから、「玄米+味の濃いおかず」を食べても、おかずの味はするけど、玄米の味はせず、また、良く噛まないので、玄米を味わえないんです。

 でも、野菜の煮付け、とか、梅干、とか、そういったものと玄米を食べると、おかずそのものが、味が濃く無いので、玄米とマッチして一緒に味わえる。どちらかとういと、口の中で中心になるのが玄米なので、良く噛むと、玄米の甘さが広がって、おかずは、その間に口の中で消えているので、玄米を味わえるんです。

 意識的に噛まないと、なかなか味わえないですが、あんまり食欲が無いときなんかは、がっついて食べないので、梅干+玄米、だと、ゆっくり食べれるし、逆に、美味しく味わえるんですよね~。不思議な感じです。

 普段、白米だと、お米の持っている味とかあんまり気づかず「おかず」にばかり、目が行っていましたが、久しぶりに玄米を食べて、「お米の本来の味」や、おかず中心主義に傾いていて最近の食生活に気づくことができました。

 う~ん、このあと、久しぶりに、梅干+お新香+佃煮+玄米+味噌汁、でご飯を食べてみよっと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちご農園

2010年01月07日 | 農的体験・生活
 木曜日は、仕事の関係で、初めて「いちご農園の取材」に行ってきました

 ここの農家さんは、この辺りでは知る人ぞ、知る、農家さんで、いちごは「超美味しい!」というコメントをお客さんから頂いているところです。

 で、行って見て、まず驚いたのが、いちごのでかさ 私は、贈答用のイチゴを見たことがなかったのですが、「いちごって、こんなにでかいのか」と思うぐらい、でかいんですね~


 この写真より、きちんとしたものは、更に大きかった びっくりしました

 で、話を聞いていると、いろいろあるんですね~、いちごって。

 ここの農家さんは、「千葉エコ認証」をとっていて、通常の農薬量より半分以下でないと認証はとれないのですが、ここの農家さんは、通常より7~8割も農薬を減らしているので、あんまり取れない「千葉エコ認証」をとっているんです。

 それでも、話を聞くと、イチゴは、大体、普通40回は、農薬を使うそうです まじ・・・ とそれだけでびっくりしてしまいました

 で、この農家さんは、10回ぐらいしか使わない、そうです。でも、10回って、9月から苗を植え、1月に収穫するとしたら、6ヶ月で10回だから、大体1ヶ月に2回ちかく農薬を使うわけです。う~ん、やっぱり、果物って農薬だらけって聞くけど、イチゴも、仕方が無い、といえば、仕方が無いんでしょうが、、、やっぱり凄いですね、、、

 リンゴは、通常15回使うっていうし、メロンは毒玉だっていうし、イチゴは40回か、、、やっぱり、凄いな~。

 とはいえ、ここの農家さんのイチゴは、本当に美味しい

 ポイントは、土作り、苗作り、陽の当て具合、そして、水のやり方、などだそうです。

 少し紹介すると、例えば、ビニールハウスは、少し曇っているぐらいの方が良いそうです。何故かというと、陽があたると、ぐんぐん株が成長してしまい、実も大きくなってしまう。陽がそれほど当たらないと、少しずつ成長するので、実もゆっくり大きくなり、その分、ぎっしりと詰まった実になるそう。

 また、水も枯れないギリギリの量が良いそうで、水分計を見ながら、水をあげているそうです。トマトと同じ要領ですね

 これにより、実がぎっしり詰まった、甘~い、また、酸味や香りが強いイチゴが出来上がるんです

 私も食べたら、びっくり 「うおっ、こりゃ美味い」と、思わず、うなってしまいました

 また、ここの農家さんは、4種のイチゴを作っていて、それぞれ食べ比べをさせてもらったんですが、イチゴって、品種によって、全然、美味しさが違うんですね~

 イチゴの美味しさの違いは、「歯ごたえ(固さ)」「ジューシーさ(水分量)」「甘み」「酸味」そして「香り」に分けられるんじゃないでしょうか?特に、私は、甘いだけのイチゴよりは、酸味もあった上で、「花の香り」がするイチゴが一番美味しいと思いました 

 あと、「歯ごたえ(固さ)」も結構、重要だと思いました。柔らかいイチゴは「さくっ」と歯ごたえなしでかじれるので、何か「軽い感じ」がしちゃうんですが、歯ごたえがあるイチゴは「軽さ」というより「重さ」というか、「実がずっしり詰まっている」感じがして、食べ応えが全然違うんですね~

 いや~、イチゴっていっても、色々違うんですね~ いや、美味しかった・・・じゃなくて、勉強になりました


 ここの農家さん、もう、30年以上イチゴを作っているのですが、常に勉強されていて、この前、日本一のイチゴの産地、栃木に行ってきたそうです。

 そしたら、見た目は立派だけど、水っぽくて、味も薄く、全然美味しくなかった、と言っていました。

 イチゴは傷みやすいので、通常、大量生産してスーパーへ出荷しているようなイチゴは、完熟してからではなく、ヘタの辺りは、まだ白い状態で出荷するわけです。だから、トマトと同じで、完熟していない状態なんですね。また、「見た目」が消費者は重要ですから、水分をあたえて、「水ぶくれ」させているので、甘みや酸味などの美味しさが凝縮されていない、水っぽいイチゴになるそうです。

 イチゴの消費は、バブルが絶頂期で、それ以降も、そこそこ安定していたものの、この4~5年は、供給がだぶつくようになってしまったそうです。

 でも、ここの農家さんのように、基本は市場を通さず、全て「消費者へ直販」しているようなイチゴ農家さんは、本当に美味しいイチゴを作っているので、きちんと生き残っていくんんでしょうね。

 お話をお伺いすると、ここの農家さんのように、イチゴ農家さんで、「消費者へ直販」しているだけで、市場に基本は流さないで、生計を立てている農家さんは、ぽつぽついるそうです。

 やっぱり、スーパーに並んでいるものじゃなく、「My いちご農家」というのを持って、直送で送ってもらったり、自分で買いにいったりするのが一番良いですよね~

 そういえば、私が住んでいるところって、そういったところが、出来る場所なんですよね また、ふと気づけば、そういった生産者さんとのパイプも結構もっているわけです。

 自分で、ちょっとした小売もできちゃうぐらい、知り合いも多いですが、まあ、それより、高いお金を出して、生活クラブ生協から野菜をとっているけど、そろそろ、野菜などの生産物は、そろそろ、自分の畑と、地場の農家さんのところに買いに行くようにしようっと

 少なくとも、イチゴは、今回、知り合った農家さんのイチゴを、買うようにしま~す 「My いちご農家」って感じですね

 だって、ここのイチゴ、本当に美味いんですよ

 もちろん、完熟イチゴを配送するその日に取って送るんですよ

 ほんと、美味しいです 皆さんにも食べてもらいたいですよ、ほんと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小川町の金子さん

2010年01月06日 | 素敵な人・友人との時間
 仕事が始まり、ブログを書く余裕が無く、週末に一気にあげています 

 うちの玄関には、大家さんが残していった「彼岸花(ひがんばな)」があり、冬でも青々しく葉っぱが茂っています。


 これを見るたびに思い出すのが、埼玉県の有機農家の小川さん。今、畑で作っている堆肥は、小川さんの本を参考にして作っているのですが、緑が少ない冬の間の緑肥として、彼岸花は重宝する、とその本に書いてあったからです。


 そして、夜に、録画していたNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見たら、なんと、その埼玉県の小川町の「金子さん」が映っていました

 実は、金子さんのところには、一昨年の11月に見学に行ったことがあるんです

 有機農業をちょっとかじったことがある人なら、金子さんは現役で有名な方。また、小川町は、町ぐるみで有機農業をやったり、地域通貨があったり、NPOがきちんと稼動していて、農的生活やローカルコミュニティーのスローライフを目指す人達からは、知られている町。池袋からすぐいけるので、結構、人が集まるところです。

 TVだと、どうしても、ディレクターの意図が入りこんでしまうので、今回は、私が見学をした際の視点で、金子さんの霜里農場(しもさとのうじょう)のレポートをしたいと思いま~す

 
 小川さんは、70年代から、有機農業をされてきた方。有機農業研究会、というところがありまして、そこの発起人の一楽照雄(いちらくてるお)さんにも影響を受けたそうです。有機農業で作った農産物を、「消費者との提携」というスローガンに、近くの消費者30世帯ぐらいに、野菜をお届けすることで、生計をたてていく、という考え。まあ、今で言えば、産地直送、の考えですね。

 私も、もし農業をやるなら、自分で届けられる範囲のお客さんに直接お持ちする、というのが、一番現実的だと思っています。

 また、有吉佐和子さんの「複合汚染」にも少し影響を受けているようで、「プロフェッショナル」では、有吉佐和子さんが、金子さんを支援するために農産物を買った、というエピソードも出てきていましたね。

 
 さてさて、金子さんの霜里農場の話に入りましょう

 金子さんの特徴は、堆肥からエネルギーまで、ほとんどのものを、農場内で循環させていること。


 例えば、車は「天ぷら油」で動くんです 経済的理由で、国のほんとんどが有機農業になった事で有名なキューバから、エンジンは取り寄せて、それを乗っけているそうです。


 見学者のみなさん、一番、関心をもったのが、これではないかな?排気ガスは、本当に「天ぷら」を揚げている匂いがしましたよ

 といっても、使い古した油は、カスなどが入っているので、この遠心分離機のようなもので、1日まわして、きちんと車に使えるように、分離してから使うそうです。これも、キューバから注文した、と言っていたと思います。


 凄いですよね~ ガソリン代かからないんですから SVO(ストレート・ベジタブル・オイル)といったように、実際、車を動かせる植物性の油も売っているところもあるそうですが、金子さんは、基本は天ぷら油の廃油で動かしているそうです。ガソリン代が無料だし、エコ、ですよね~

 また、これは、牛糞と人尿やその他、諸々を溜めて、発酵させたもの。


 これを3ヶ月ぐらい寝かせた上澄み液が、極上の肥料になるそう。金子さんの農場が長年続いている一番の肥料は、どうやら、これのようですね。

 ちなみに、この肥溜めのような貯蔵層から出てくる「メタンガス」で、火も付くんです

 以下の写真の真ん中にいるのが金子さん。その左手にもっているバーナーから、火が出ているのがわかりますか?これを使って、お湯ぐらいは沸かせちゃうそうです。


 まあ、実際は、家庭用にそんなには使っていないそうですが


 金子さん、牛も刈っています。目的は、堆肥を取るため、とのこと。牛1頭飼うのに、田んぼが1反ぐらいあれば、食糧はまかなえる、という計算とのこと。

 ちなみに、以前、少し書きましたが、動物性の有機堆肥を使っている野菜は、安全かという、以前書きましたが、輸入飼料や抗生物質たっぷりのエサを食べている牛や豚の糞は、生物濃縮が起きているので、その土は、あんまりよくない、という説もあります。ちなみに、牛乳を乳脂肪分3.6以上にするには、草だけでは駄目で、穀物を食べさせないと無理、と近所の岩澤先生が言っていました。
 →http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20090827

 一方、小川さんのところの牛は、別に、高脂肪分の牛乳を採る為に飼っているわけではなく、堆肥のためなので、雑草や稲ワラしか食べていません。なので、糞は全く臭くありません
 牛さんも、のんびり、と暮らしていました


 ちなみに、上の写真の端っこに写っている紐は、牛が出て行かないように微弱電流が流れている電線。この電気も、キューバから取り寄せた「ソーラー電池」発電によるものでした。


 畑の事は、TVや本でたっぷり書いてあったので、それ以外のことについて、レポートしましたが、その他、これまた卵や鶏糞を取る為の平飼いの鶏や、ビニールではなく廃材と廃ガラスで出来たハウス(ビニールをその都度買い換えなくて良い)、堆肥、べレット(木材を粒状にまとめた燃料)ストーブなど色々見させてもらいました


 ちなみに、合鴨がたっくさんいましたが、彼らは、「ソーセージ」にされちゃうそう


 お米を作るときに合鴨を使うそうですが、雛を放つそう。で、秋の収穫が終わる頃には大人になってしまうので、食べちゃうそうです そのまま飲食店の食材として使ってもらうこともあるそうですが、基本的には肉が固いし、鶏は羽をむしりやすいけど、鴨は水鳥なので、水を弾くので、羽がむしり取りにくく、専用のワックスを使ってむしるそう。でも、ほとんどは、ソーセージにしているそうで、業者にお任せしているそうです。

 でも、金子さんいわく「鶏は、捕まえる時は逃げ回るんですが、合鴨は、雛の時から飼っているので、近づくと寄ってくるんですよね。もう、こっちを信じているので、ちょっと可愛そう、という気持が起きちゃうんんですよね」とのこと。

 こういったところで暮らし、生活を営んでいるからこそ、出てくる言葉ですよね~。
 
 まあ、兎に角、無駄なところがほとんどないんですね~

 こういった生活が本当は、当たり前なんですよね

 
 普通は、NHKのように、畑や野菜のことが中心で紹介するんでしょうが、私が一番感じたのは、「農家」としてではなく、「循環生活」を送っている「生活スタイル」そのものが素敵だ、ということでした。

 自分の畑やそこに生きる生き物から出てきたものを使い、そこに返し、その食べ物を生産し続ける。そして、収入は、自分で届けられる範囲のお客様と「提携」し、顔が見える関係の中で生きる分のお金を頂く。

 だから、「業」として農業をやっているわけだけど、慣行農業をやられている農家さんと違って、畑も思ったより大きく無いし、多品種少量で、輪作をしながら、生きていけているわけです。

 この前、ブログに載せた「みみず物語」に出てくる小泉さんも、そんな感じの生活をしているんだよな~。
→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/e/b0927951ed1f35ffb50eb18592f745a1
 
 自分が生活をするなら、こんな感じのものが、理想だな~。生涯現役で、また、自分の住む土地に根ざした「地縁」を大切にしながら、生きていける生活。自分には、「ここ」といった望郷の思いをもつ故郷、という感じのところが無いから、根無し草のような気持を持っているんですよね。「この土地を愛している。この土地で暮らして行く」という想いが湧いて生きていきたいものです。

 最後に、こういった暮らしを町をあげてやっているのが岩手県の葛巻町。私の友人が行ったことがあり、教えてくれたので、その役場のHPを紹介しておきま~す
http://www.town.kuzumaki.iwate.jp/index.php?topic=kankyo_060

 そして、金子さんに関心をもった人は、是非、霜里農場に見学に行ってみてください。定期的に見学会をやっています。まあ、TVでとりあげられたばかりなので、しばらく、見学者は殺到するでしょうけどね
http://www.shimosato-farm.com/
 
 ちなみに、今月末、「プロフェッショナル」で取り上げれた青森のリンゴ農家の「木村さん」の講演会があります。そこのお話も、また、ご紹介しま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年野菜

2010年01月04日 | 農的体験・生活
 明日から仕事開始です。その前に、実家で母のどたばたがあったり、せわしない日になりましたが、今年の畑の初収穫をしました
 
 まずは、小松菜。

 小松菜は、夏は1ヶ月でど~んと、でかくなったのですが、冬は、土の問題もあるんでしょうが、何より日照が夏とは段違いに少ないので、2ヶ月半ぐらいかけて、やっと、収穫できるレベル、という感じです。

 これが、1ヶ月ぐらいで出来た夏の頃の小松菜。


 これが、この冬を耐えてゆっくり育った小松菜。


 冬の小松菜は、なんだか、色はちょっと薄い気もしますが、厚みがあって、やっぱり甘く、コクがあって美味い

 時間をかけてじっくり育ったせいもあるでしょうし、冬の寒さに耐えてエネルギーを蓄えているせいか、塩茹ででも、コク、旨味があるんですね~。まっ、これは、自分で作っているものに限らず、スーパーで売っているホウレン草とかも美味しい季節ですからね~ やっぱり、旬に食べるのが良いですね、野菜っていうのは

 さて、我が家の一番のできばえ?のニンジンですが、1畝分は、収穫が終わってしまい、種まきが2週間遅い2つ目の畝の収穫をしてみました。地面に出ている葉っぱの部分が、物凄く小さいので、根っこもかなり小さいことを予想していましたが、まあまあ、食べれるぐらいの大きさになっていました


 そして、キャベツ君。結局、結球はしたものの、まだまだ大きくならず、ちょっと小さめでしたが、収穫できるものは、どんどん収穫をしてしまおう、ということで、収穫を開始しました。

 外側の皮をむいて、そのまま食べれるぐらいのところだけにしたのが、以下の大きさ。


 赤ちゃんの頭ぐらいの大きさって感じですかね。かわいらしいキャベツです

 で、実際に料理に使ってみると、思ったより量が多いんですね~
 
 小さい分、身がぎっしり詰まっていて隙間が全く無いぐらいです。なので、実際に千切りとかにしてみると、お皿に山盛り一杯で、見た目より、結構な量になりました

 冬は、本当は、葉もの野菜などが、美味しい季節ですが、我が家は、大根がちょっとしか残っておらず、困らないのは、ニンジンとキャベツ、って感じです。

 なので、ぼちぼち収穫していきながら、春を待ちまーす
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ