半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

風と土が飛び交う農村

2017年02月08日 | 農的体験・生活
寒い日、暖かい日が交互にある今年の冬ですが、全般的には暖かいですよね。野菜の成長が例年より進んでいるのでわかります。

また雨が本当に少ない

この前の日曜日の雨も少なく、またこれからも雨や雪やらの予報が出ても、乾いた大地を潤すほどにはならなそうです。

農家さんと話していても「今年は3回、砂嵐があったよな」と言います。

成田でも都市部は全く問題ないようで、お風呂場やトイレなど、窓を少しあけていると砂だらけになります

ところが、畑地帯は比べ物にならないほどひどいのです

風で土が舞い上がり、空は茶色くなります。

成田都市部から農村地帯へ車で向かうと、空の向こうが茶色くなっているのがわかるのです。

「あ~、今日も凄そうだな。。。」と思いながら向かうのですが、畑から土や砂が飛んできて、車に「ササ~」っと当たる音がし、すごい時は10m先が見えなくなるぐらいになります

それは「春の風物詩」だったのですが、暦の上では春とはいえ、感覚的には一番寒いこの1~2月に砂嵐が吹くのは、風が凄い、というだけでなく、大地が乾いているのが一番の原因だと思います。


そんな田畑地帯もそろそろ夏秋に向けての準備が始まります。

田んぼは畔を修復したり草を焼いたり、苗を育てるためにハウスの整理をしています。

畑も同様ですし、夏野菜のトマトやナスなどはあと10日ぐらいしたらハウスの中で種を蒔き始めます。

5月出荷の大根のトンネルを、ちょうど今日、張る手伝いをしました。

畑では雑草がどんどん大きくなっていって、寒いのですが暦のとおり生命が躍動し始めています。

科学技術がどうなろうと、自然に合わせて仕事の準備をするのが、農村の変わらぬ風景なんですね
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