半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

6人から3人へ「食と命の教室」

2024年09月28日 | 農的体験・生活

土曜日は「食と命の教室」。しかし、参加者が10名と少なめ、と思っていたら、ぎっくり腰、体調不良、そして仕事が重なったということで、なんと参加者が6名とこじんまりの開催となりました。

今年の参加者は忙しい方が多く、参加率は結構低いのです。そして、全員が集まったことが今まで1度も無いという年で、本当に年によって参加者の傾向は変わりますよね~。

さて、午前中はお米騒動の話やら色々話をした後、外でお散歩。

まずは枝豆見学。枝豆といっても12月に収穫する大豆の早採りをするもので、10月に収穫するというお話をすると、大体の方が「知りませんでした」とびっくり。

ほんと、私も昔知った時はびっくりしましたが、なんでも晩生の方が美味しいのです。夏の枝豆とは格が違いますよ~ということで、枝豆は来月までお預け。

次はゴマ。

9月は毎年ヒマワリとゴマを油絞り用に収穫して選別作業をするのですが、今年は壊滅

しかし、ハウスで去年のこぼれ種から出たゴマは生えていたので、先月に続き今月も見学。

今月はもう枯れあがって中身が十分入っています

鞘を逆さにすると、サーっと出てくるのがゴマ。国産のゴマは貴重ですよ~。

そして本題。今月は「お米の機械の見学」です。

お米を作るために「田んぼを作る」事が事前に必要で、耕すトラクター、田植え機で1000万とのこと

特にこの田植え機は紙マルチを張りながら田植えをする特殊なものなので、最近は値段もあがり400万もするでそうです

すくすく育ったお米は秋に収穫するのですが、収穫し脱穀するのがコンバイン、そのあとに倉庫に持ち込まれます。放っておくと生きているので熱を発して萌えたりかびたりするので、乾燥機で水分率15%まで乾燥します。高柳さんのお話だと、1%下げるのに2時間かかるそう。なので刈り取り時に20%だとすると、5%下げないといけないので10時間ほど乾燥させるわけです。電気代もかかりますね~。

そのあと、もみすり機、石取り機、米粒の大きさをそろえる網を通し、ようやく30㎏袋に玄米として保管できます。これを注文がある度に精米したりして、色彩選別機という色がついている米粒を弾き飛ばして見た目が良いお米にそろえて出荷です。トータルで機械代は2000万ぐらい必要。だから「大型化」にしないと稲作はもう採算が合わない時代になっているんですね。

さて、お米の機械の見学を終えて楽しいお昼ご飯

空心菜の和風味、カレー味のポテトサラダなど「こうやって食べるやり方もあるんですね~」と美味しいだけでなく、料理も学んでいました。

さて、お昼休憩をはさんだ後に柿の収穫。甘柿を中心にたっくさん頂きました

お昼後に1人が早退し、午後は田んぼの草刈。先月同様、木のように生えた外来種の草をガンガン刈り取り。その後、さらに2人が早退し、なんと残りが3人に

参加者が3人となると本当に少なく、逆に濃い話をたっくさんできました。もう書ききれないぐらいあれやこれや話が出来ましたよ

「大人の寺子屋」と一応銘打っているので、あれやこれや人生の事、地球の事、教育などなど。2時間充実した時間を過ごしました。秋は色々お話をしながら過ごすのに良い季節ですね~

 

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