半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

秋の山場、稲刈りイベント終了!

2022年09月14日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

朝採り野菜ボックスのお手紙です

 季節は秋ですが最高気温30度と、何だか暑い日がまだまだ続いていますね。9月というのは畑では種蒔きシーズンのピークになります。

 私は昨日、ニンニクを植えてきたので、その残りの処理ということで、ひたすら醤油漬けを作っております。今年はニンニクなどユリ科が大不作だったので、小粒が多く、醤油漬けにはぴったりなのですが、2時間ぐらいやったら手がヒリヒリしてきたので、ギブアップしました

 唐辛子と同じで生ニンニクは辛み成分が凄いですからね~。でも、糖度も高く、知り合いの農家さんが「ニンニクは糖度30度ぐらいあるんだぞ」と言っていましたから、べたつくのも仕方ありませんね。

 さて、この辺りではニンニクやラッキョウなどは「盆過ぎからお彼岸までに植えろ」と言われています。そして大根、ホウレン草、ラッキョウ、春菊といった秋冬野菜もまさに蒔き時。今は日がどんどん短くなり気温も下がっていくので、1日種まきがずれると収穫が1週間遅れると言われています。そのため、あえて種まきを3日ずらすことで、計画的に収穫時期をずらします。


 ところがこの数年は天気がめちゃくちゃで、気温が下がらないと1作目と2作目の収穫時期が重なって出来過ぎ、廃棄が沢山でてしまいます。一方で2作目が無くなってしまうので、ある時期は急に野菜が無くなる、なんていうことがあるのです。

 そして収穫の秋と言えば、やはり稲刈りです

 9/4に地元のスーパーナリタヤとのコラボ稲刈りを実施し、10(土)、11(日)は本番の教室で、2日間で200名以上の参加者を受入れて気持ちの良い稲刈りが出来ました

 ただ、農家の根本さんはまさに本業のピークで睡眠数時間で頑張っている時期なため、運営は私1人。午前と午後でお客様を分けての運営なので、昼休みも無く受付け、稲刈り説明、天日干しのオダの修復、見回り、家族写真を撮ってあげたり、とまあぶっ通しで過ごしてました。

 特に1日目は8時~20時までぶっとしで、田んぼでお月様を見ていたので、「あぁ、お月見というのは昔は生活に余裕がある人しか出来なかったんだろうな~」と思いました

 まあ、そんな感じで本当に運営は大変なのですが、やっぱり田植えと同様に稲刈りは満足度も高く、「サクっとした鎌の感触がたまらない感じで、夢中になって楽しめました」といった感想も沢山頂き、青天の下で実施出来て本当に良かったな~と思います

 これで稲刈り教室はいったん終了。9月で種蒔きも大体終わり、雑草の伸びも収まるので田畑仕事は一段落します。今年の春・夏は暑い日が多かったのですが雨も適度に降ったし、虫や雑草が例年に比べて少なく、秋は曇天が多かったものの稲刈り日は晴れて、なんだかんだ言って恵まれた年だったのかな~と思います。

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