半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

2020~2021年は変革が始まった年!?

2021年03月24日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の野菜ボックスに入れたお手紙です。

暖かいですね~。今日は中学校の修了式ですがもう桜は満開になってしまいましたね。農村では稲の種まきがほぼ終わり、春の作付けでみんな忙しくなってきています。

 さて、最近、私の教室に参加する方々の反応を見ていると「時代は変わったな~」とつくづく思います。恐らくあと10年経った時、2020~2021年は「変革の年」として位置づけられるのではないか、と思うのです。

 まず第一がやはり「都市生活から農村や農業へ」といった変化です。これは繰り返しお伝えしていますが、過去、度重なる災害と国連のSDG'sの提唱、そして何よりコロナが大きなインパクトとなったのでしょう。農業や農村への流れはとどまる事を知りません。10年ほど前までは「農業は良い仕事だよね」と思う人はごく一部でしたが、それがこの1~2年で今やみんなが「そうかもしれないね」と思う時代になった気がします。

 次に思うのが音楽です。私は音楽を聞かない部類の人間なのですが、そんな私でさえ「変わったな~」と衝撃を受けています。それはネットが中心となった、ということです。

これも環境問題や農業に対する関心の流れと同じで、ネットは徐々に増えていましたが、昨年の瑛人の「香水」を始め、「夜に駆ける」のYOASOBI、「うっせえわ」のAdo、「ドライフラワー」の優里など、本当に凄いと思います。

去年、うちの中学生の子どもが聞いていて「何それ?」と思っていましたが、この1年で爆発的に広がりました。そして個性的で豊かな表現で、先週、小室哲哉がラジオで「ああいった表現は僕には思いつかない」と語っていましたが、例えば、歌詞・曲作りはもちろん、自宅の部屋でスマホで作って配信しちゃう、という形態になりました。この流れももう止まらないですよね。

 最後に大きく変わったと思うのが「教育」です。これも衛生予備校など大手塾が配信サービスをしてきましたが、広くは使われていませんでした。しかし、2012年にスタートしたリクルートの「スタディサプリ」を始め、今や大きなマーケットを奪取しようと大競争時代に入りました。コロナが一番のきっかけですが、こぞって教育の現場は導入し始め、成田市でも4月から小中学生は1人台i-padが渡されます。

スタディサプリで言えば、昨年1年間で会員が2倍に増え157万になったそうで、全国に約5000ある高校の導入率もこの1年で倍増し、今や4割にあたる約2000校が導入をしている、というのだから、これは革命的、といっても過言ではないですよね。

 特に私は英語の教え方を研究していて、この2ヶ月で10冊ちょっとの本を読んだ中で、「英語はスマホで学べる」というたぐいの本に載っているアプリをいくつか試しましたが「こりゃ、革命だな!」と衝撃を受けました。今はまだ大人も現場の先生も頭がついていっていないと思いますが、間違いなく教育現場は激変します。特に英語はその中心になると思います。

こうなると、「質の良い教育」というのは、もはや内容や指導方法についてはアプリでまかなえてしまい、学校や塾の先生は教え方の質は問われないのではないか、と思います。私の感覚ではむしろ沢山ありすぎてどれを選べば良いかわからない時代に入っているので、「世にある教材をどう組み合わせて子どもに合うように提供出来るか」といった、メンター的な役割が問われてくると思います。「最新の理論+世に溢れている優秀な教材」を上手に組み合わせると、今の子ども達にあった学び方、が確立出来るんじゃ無いか、と思っています。
 いずれにしろ、あらゆる分野で「2020~2021年は変革が始まった年だった」と言われるんだろうな、と思う今日この頃です。

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