半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

久々の高柳さんのお話し

2016年08月25日 | 素敵な人・友人との時間
今日も暑かったですね~。

3時間の農作業で汗だくになったあと、夕方からお仕事や「食と命の教室」などで、高柳さんのところへ。

お茶のみ1時間ぐらいと思っていたら、あれよあれよと、夜まで、結局、久々に久々に高柳さんと3時間のお話となりました。

ただ、高柳さん、今日は農作業をしていないのもあって、いつものような夏の疲れも無く話もキレがあり、久々に「高柳さんはやっぱりいいな~」と思う濃密な時間となりました

特に無着先生(昔、子供電話相談室などをしていた有名なお坊さんで、高柳さんの師匠の1人。多古町の寺の住職にもなっていました)から35年前に聞いた「現代の教育」という話は、とても勉強になりました。

 「教育というのは教えるより育てることの方が大事。教えないと知らないから教えるけど、教えることで育てるという方が大事。教養も同じで教えることより養うこと、つまり自分で身につける方が大事。養うというのは、例えば勇気、情けの心、頑張れる力などは知っているだけではだめで、自分で身に着けるもの、自分で行動に移せる力。教えられたからといって身につくものではない。

 教育も育てることが大事で、本来は1ができた、次は2が出来るようになった、どんどん出来るようになっていくことが増えていくということ。
例えば、日本の教育というのは大工なら釘が打てるようになった、ノミが使えるようになった、といわば加点方式だった。それが成長というものだった。

 でも今の日本の教育は減点方式になってしまって、わかること、自分で出来るようになることより、知識ばかり点数ではかり、しかもあれが出来なかった、ここが出来なかったと100点からマイナスしていく方式。これでは将来日本人はダメになるでしょうね」

 というお話だったそう。

これを35年前にしている無着先生も凄いけど、とても面白いお話でした。

そして「片岡君、人生の師というのは必要だぞ」という高柳さんに対し、「ええ、だから私はここにいるのです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ