多摩丘陵を歩いていますと、よくモズが見られるようになりました。草の間に昆虫が動きはじめたのでしょうか。
（モズの雌）
（後ろを見せてますが、ちゃんとこちらが見えているんでしょうね）
（目の周りが黒いモズの雄）
今年は例年より遅いようですが、ハナネコノメ（花猫の目）の開花がはじまりました。
（赤い蕊がのぞくハナネコノメ）
（ヤマネコノメソウとフキノトウ）
多摩丘陵などではオウバイ（黄梅） が咲きはじめました。よく似た樹木に常緑のウンナンオウバイ（雲南黄梅）がありますが、オウバイは落葉樹で花の季節に葉がなく、花も小さいので見分けることができます。
（オウバイが咲きはじめました）
（オウバイは花が咲くころに葉がありません）
（おまけはルリビタキの雄です）
春の花で紛らわしいのがミスミソウ（三角草） とスハマソウ（州浜草）があります。単純には葉の違いで見分けますが、中間的な葉がありいつも頭を悩ましています。
（スハマソウが咲いていました）
先日までツクシは雪の下でしたが、雪が溶けると顔を出しました。多摩丘陵で探してはいませんが、かなり芽が出ていると思います。
（ツクシ）
（雪とツクシ）
林の周辺や市街地でよく見かける渡り鳥がジョウビタキ（尉鶲）です。雄は頭が銀白色で顔が黒色、雌は全体的にやや灰色を帯びた薄い茶色です。雄雌ともに翼に白い斑紋があります。
（雌は灰色を帯びた薄い茶色です）
（雄は頭が銀白色で顔が黒色です）
