高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ジンバイソウ

2011-10-11 00:04:45 | 山野草
湯の丸高原で撮ったこの画像は、今までの山野草の知識では、クモキリソウ(雲切草)にそっくりである。でもクモキリソウの葉の縁は、細かく波打っているし、地面から立ち上がっている。
結論から言えばジンバイソウ(神拝草)で、クモキリソウはスズムシソウ(鈴虫草)と同じクモキリソウ属であるが、ジンバイソウはトンボソウ(蜻蛉草)の仲間でツレサギソウ属である。

 
(ジンバイソウの葉は縁が波打ち地面に広がる)


(クモキリソウの葉は、縁が細かく波打ち、地面から立ち上げる)

神拝草/ラン科/ツレサギソウ属。
深山の樹林下に生える多年草。
葉は長楕円形~楕円形で光沢あり、茎の下部に2枚付き、葉の縁は波状に縮れる。花は淡緑色で5~10個付き、花弁の唇弁は後方に反り返り、距は下方に湾曲する。
花期:8~9月。
(鹿沢園地)
【山野草の索引(2)へ】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする