高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

イチイの実

2010-11-22 11:04:52 | 樹木
富士の裾野に行った帰りに、忍野八海に寄った。紅葉のシーズンで東富士道路が無料化になったこともあり、富士山近辺はかなり観光客が多い。
忍野集落の民家の庭先に、イチイ(一位)の木が多く植えられ、赤い実がたくさん付いていた。多摩丘陵の公園などではイチイはよく見るが、赤い実に会うことはまれである。民宿の主に立派なイチイの庭木をほめたら、「ここの気候は北海道と同じだ」と返事が返ってきた。


(鈴なりの赤いイチイの実)

 
(民家に庭にかなり見られるイチイ)

 
(観光客の多い忍野八海)

一位/イチイ科/イチイ属。寒い地方の山地に生える常緑高木。別名シャクノキ、アララギなど。
むかし天皇即位の時に飛騨のこの木から作った笏(しゃく)を献上したところ、他の木より優れていることで、官位の正一位に因んで「一位」の名誉ある名前を賜った。しゃく、建築材、鉛筆や飛騨地方の一位一刀彫の材料として知られている。
(忍野八海)
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コメント (8)
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