佐渡の自然界に放たれたトキ(朱鷺)の、今年の2世誕生はなかったが、この秋の放鳥は続けるという。近くの園芸センターで清楚なトキソウ(朱鷺草)が咲いていたが、やはり日本古来の山野草の姿には、タイリントキソウ(大輪朱鷺草)は、とても叶わない。
同じ新潟ということで、旅行先でパワーウィンドーが故障し、小雨の中を急いで帰ってきたが、友人は「ドア全体を大きなビニールで挟み、そのままドアを閉め、出入りは助手席からすれば良い」という。それに何故気付かなかったかと悔しい思いをしたが、考えるとこの車はハードトップで、ドアの上側に枠がないのである(正直なところ、友達の名案を使えない車でほっとした)。
日当たりのよい湿原に生える多年草。
茎は直立し、途中に長楕円形の葉を1枚付ける。茎の先に紅紫色の花を1輪付ける。花の下に長い葉状の苞があり、唇弁は3中裂し中裂片は大きい。
名前の由来:花の色が朱鷺の色に似ているのでこの名が付いた。
花期5~7月。
(園芸センター)
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