高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ウバユリ

2009-07-28 00:35:45 | 山野草

きのうのカノコユリ(鹿の子百合)が若い娘なら、こちらは・・・(とても書けません)。
麻生総理も、「高齢者は働くことしかとしか才能がない」とか、「60過ぎ、80過ぎて手習いなんて遅い」などと発言し、またしても物議を呼んでいる。
ウバユリと同じように、高齢の名前を持つのはシュンラン(春蘭)で、こちらは別名としてジジババ(爺婆)である。
他にないかと思い出したら、ジイソブ(爺蕎:ツルニンジン)、バアソブ(婆蕎)もあるし、ウバザクラ(姥桜)もあるではないか。
ウバは高齢者を軽視する意味もあり、このユリも夏に花が咲く時には、立派に輪生した心形の葉も残っている。
元気な高齢者に相応しくない名前は、改める(例えばミドリオトメユリ)ように植物学会に提案してはいかがであろうか、ここは麻生総理に挽回の機会を与えたいものである。

 

姥百合/ユリ科/ウバユリ属。
山地の薮や林の中に生える多年草。
茎は太く、緑色で高さ約1mほどで、早春には根生葉を広げる。花は緑白色で筒状で開かず横向きに咲く。
名前の由来:花が咲く頃には根元の葉が枯れてなくなることから、歯のない姥に例えてこの名が付いた。
花期7~8月。
(高尾山)
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コメント (6)
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