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ALC付簡易補聴器

2014年06月27日 | electro_craft
がんばって完成させました。TA2011S+4556ADの簡易補聴器です。前回野茂のもなかなかの音質なんですが,茶碗や金属のぶつかる音が強調されすぎてキンキンするということで,これにオートレベルコントロール(ALC)をつけてみたらどうかという実験です。


なるべくコンパクトにということで,それなりに工夫はしたのですが,それが音にどう影響しているか・・・

GNDラインと電源ラインは一応分けたつもり

上がGND,下がVcc。

回路図と配線図。




早速,実験用電源から5Vを入れて,,,

あにゃにゃ・・・ブーンというノイズが乗ります。

マイクは3種類用意してみました。

白がシールド線でしょうが,1m以上のコード付(スピーカーの特性をはかるとき使ってたもの),クリップにつけたのも1m近いかな。真ん中のがRCAで端子に直づけ用のもの。


一番ノイズが大きいのはやはり一番コードが長いもの(上の白いマイク)
次がこれ。


最後がこれなんですが,やはり線を引き回すとそこからノイズを拾って,それが増幅されるようです。クリップの線が2~30cmありますから,これでもノイズは出ています。短くすればノイズは軽減されてはいます。ボディ-エフェクトというのかな。手で持ったりしてもノイズは変化します。


ついでにこの蓑虫クリップの線を撚ってみました。あまり細かくはしていませんが,これでも効果があります。

こんなことから,マイクとICの間は最短にして,シールド線を使うのがいいようです。
こんなことが確かめられました。
あと,音質なんですが,先に作ったものよりは低音が多めに出ます(先の方が音の輪郭ははっきりしています)。2011にそんな特性があるのかもしれません。この辺がまだ分かりません。

さて,電源をどうするか・・・・
USBから5Vをとってと考えたんですが,ケースが多少大きくなっても,昇圧回路も組み込んでみようかな。ケースは胸のポケットに入る程度のものを探してみます。自分で作るのも良いかな・・・

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