Con Gas, Sin Hielo

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「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」

2018年12月15日 21時50分13秒 | 映画(2018)
グリンデルバルド帝国の逆襲。


本シリーズが何部作になるかは分からないが、続きもののシリーズの2作めというのは大概敵の勢力が増して味方がピンチに追い込まれて次はどうなる?となって終わるのが常道だ。

前作「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」を復習のためテレビで見たがおもしろかった。

個性的で深みのある登場人物のキャラクター設定、魔法生物のユニークな造形や特徴は、前作に散りばめられていた布石の種明かしも相まって本作では更にグレードアップ。

ラストにほんの少し顔見せしたJ.デップ演じるグリンデルバルドが、このシリーズの主役は自分だと言わんばかりの大活躍を見せる。

そしてこれまた前作で脇役のように振る舞っていて最後にどんでん返しの覚醒を見せたE.ミラー演じるクリーデンスが最大のキーキャラとして確定。本作のラストでは「スターウォーズ」の"I'm your father"的な展開が待ち受けている。

押されっぱなしの主役陣にあってダンブルドア教授の登場は、J.ロウがさすがの貫録。ニュートもしっかりしないと。

ノーマジのジェイコブはあっさり記憶が復活しての再登場。もう少しストーリーを練ってもよかった気がするし、今回はコミカルな場面が少ない上にかわいそうな展開に。

ハリーポッターシリーズは相変わらず観ていないが、後半になるに連れて話がシリアスで際どい描写が増えるようになったと聞いている。

このシリーズも2作めにして早くもそんな展開なのかもしれない。魔法動物はもっと物語として使いようがある気がするけど、もう次で両巨頭が直接対決しちゃいますか?

(75点)
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