Con Gas, Sin Hielo

細々と続ける最果てのブログへようこそ。

「オブリビオン」

2013年06月02日 00時24分05秒 | 映画(2013)
俺俺、ジャックハーパー。


ジャックリーチャーではない、念のため。観ていないけど。

予告がなかなか良かったので楽しみにしていた作品。近未来の地球って、かなりの確率で壊滅しています。まあ豊かになった世界ではドラマは生まれにくいのだろう。

序盤のジャックのミッション。どこか違和感を感じて、早々に疑いの目で画面を見るようになった。

それは映画として狙った方向なのかミスリードなのか分からないが、疑い出すとちゃんと全てが怪しいようにできている。ドローン、怖いよ。

大枠の予測は合っていたが、細かいところで意外性を感じられる部分はあったので、それなりに楽しむことはできた。

最も優秀な人材を取り込むことで効率的に地球を滅ぼそうとしていたのが、優秀さを求めたところにほころびが出てしまったという皮肉。

人を愛する気持ちは、数十年隔絶されようが、複写し過ぎて記憶が薄まろうが、簡単に消滅するものではないということも根底には流れていた。

ただ、ラストはどうかな。あれだとジャックは微かな望みではなく、致命的な敵失に過ぎなくなってしまうような気がするのだけど。

(65点)
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2 コメント

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ご無沙汰しております。 (なな)
2013-06-15 21:05:58
SF作品のあらすじを理解するのが苦手の私ですが
なかなか楽しめました。
トムの作品は毎回「まだアクションできるのか?」という
興味だけで観てしまいがちなのですが・・・

>人を愛する気持ちは、数十年隔絶されようが、複写し過ぎて記憶が薄まろうが、簡単に消滅するものではない
おおお,これそのとおりですね。よく考えたら。
ラストは私も?でした。そのためにあの52番のクローンが途中で登場したのかと
納得はいったけど・・・・。

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映画館が遠い・・・ (クラム)
2013-06-30 05:50:26
ななさん、おはようございます。

この作品を観たのが今月はじめ。
1か月近く映画館を離れた生活をしていました。

T.クルーズはスターのオーラがあっていいですよね。
彼が出ているというだけで、作品に独特の格が生まれる。
この映画も彼の出演作ということで楽しみ度が上がっていると思います。

もちろんSFとしてもよくできていると思います。
ただ、これまでにも様々な作品があって、
その要素を想像させてしまうという点で、
若干損してしまっている部分があるのかもしれません。
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