10年で変わるもの、変わらないもの。
ゾンビ映画も長い歴史を紡いできたが、恐怖映画とは異なるジャンルへの展開が増え始めたころに軽めのサバイバルコメディ(?)としてヒットした「ゾンビランド」が10年ぶりに帰ってきた。
主演の4人には、W.ハレルソン、J.アイゼンバーグ、E.ストーン、A.ブレスリンが再び集結。前回同様、荒廃した世界でもささやかな楽しみを探しながら生き抜くロードムービーを展開する。
新たな登場人物や舞台設定が登場するが、基本はほぼ変わらない。J.アイゼンバーグ演じるコロンバスが掲げるルールは増えたようだが、やることは同じ。新種の手強いゾンビが発生したというが、撃たれても死なないくらいで頭を潰したり転落させたり対処法に困ることはそれほどない。
そんなわけで、ゾンビが狩られる際に残酷な画は出てくるものの怖さや驚きはほとんどなく、良くも悪くもポップコーン片手に観る映画として最適というところか。
ただ10年で変わったものもあった。いまやE.ストーンはアカデミー女優にまで上り詰める存在になったが、一方でA.ブレスリンがどうなったかというと・・・。
今回ゾンビより何よりいちばん衝撃的だったのは彼女だったかもしれない。わが国はしっかり成長する子役が多くいるのに、やっぱり米国社会はどこか病んでいるのだろうね。
一応ストーリーにも触れると、A.ブレスリン演じるリトルロックが家出をし、途中で出会った平和主義のヒッピー青年とどこかへ行ってしまう。青年が根城とするバビロンと呼ばれる区域では、城郭の内側で武器を持たずに若者たちが平和な生活を送っていた。
平和ボケな集団の様子は皮肉を込めて描かれる。これはゾンビの襲来でとんでもない目に遭うのではと予想させるが、映画はこの平和主義者に結構優しく、W.ハレルソン演じるタラハシーたちのゾンビ退治オブザイヤー級の働きで救われる。
その他では、モールで出会い行動をともにするマディソンはおバカでかわいく、前作で大活躍しながらあえなく退場となったB.マーレイがトリビュートとして再登場ということをテイクノートしておこう。
(70点)
ゾンビ映画も長い歴史を紡いできたが、恐怖映画とは異なるジャンルへの展開が増え始めたころに軽めのサバイバルコメディ(?)としてヒットした「ゾンビランド」が10年ぶりに帰ってきた。
主演の4人には、W.ハレルソン、J.アイゼンバーグ、E.ストーン、A.ブレスリンが再び集結。前回同様、荒廃した世界でもささやかな楽しみを探しながら生き抜くロードムービーを展開する。
新たな登場人物や舞台設定が登場するが、基本はほぼ変わらない。J.アイゼンバーグ演じるコロンバスが掲げるルールは増えたようだが、やることは同じ。新種の手強いゾンビが発生したというが、撃たれても死なないくらいで頭を潰したり転落させたり対処法に困ることはそれほどない。
そんなわけで、ゾンビが狩られる際に残酷な画は出てくるものの怖さや驚きはほとんどなく、良くも悪くもポップコーン片手に観る映画として最適というところか。
ただ10年で変わったものもあった。いまやE.ストーンはアカデミー女優にまで上り詰める存在になったが、一方でA.ブレスリンがどうなったかというと・・・。
今回ゾンビより何よりいちばん衝撃的だったのは彼女だったかもしれない。わが国はしっかり成長する子役が多くいるのに、やっぱり米国社会はどこか病んでいるのだろうね。
一応ストーリーにも触れると、A.ブレスリン演じるリトルロックが家出をし、途中で出会った平和主義のヒッピー青年とどこかへ行ってしまう。青年が根城とするバビロンと呼ばれる区域では、城郭の内側で武器を持たずに若者たちが平和な生活を送っていた。
平和ボケな集団の様子は皮肉を込めて描かれる。これはゾンビの襲来でとんでもない目に遭うのではと予想させるが、映画はこの平和主義者に結構優しく、W.ハレルソン演じるタラハシーたちのゾンビ退治オブザイヤー級の働きで救われる。
その他では、モールで出会い行動をともにするマディソンはおバカでかわいく、前作で大活躍しながらあえなく退場となったB.マーレイがトリビュートとして再登場ということをテイクノートしておこう。
(70点)
これは笑って見られる娯楽作なので好きです。
メインの4人のキャストがそのままなのと、
ビル・マーレイも登場してくれたのが嬉しいです。
マーレイはやっぱり面白いです。
ビルマーレイ、まだ70歳にもなっていないんですよね。
「ゴーストバスターズ」=学生時代で随分昔の人のイメージがありますが、
「ガーフィールド」でもいいので、まだまだ映画に出続けてほしいものです。