負けん気が強くて大喰らいで男並みの力持ち、ウンチャン。
でも、実は女の子。
そのウンチャンがひょんなことからハンギョルと知り合い、男としてアルバイトをすることに。
最初は見合いをぶち壊すための“ゲイの相手役”。
それが次は、潰れかけたコーヒーショップの店員として。
しかもこのコーヒーショップのコンセプトは“
イケメン揃い
”
かくして、女の子なのにイケメンの男の子として働くことになったウンチャン(ユン・ウネ)。
メンバーは、女好きでマメなハリム(キム・ドンウク)、クールな通称・ワッフルのソンギ(キム・ジュウク)、肉体派で単純なミニョプ(イオン)、叔父のホン社長(キム・チャンワン)、そしてハンギョル(コン・ユ)。
『コーヒープリンス1号店』 (2007年)
ウンチャン(ユン・ウネ)
細くて小っちゃくってとても男の子には見えないのだけど、大男を担いでみたり、あのジャージャー麺といい、あのピザの食べ方といい・・・ひゃ~っがんばったね~ウネちゃん、という感じ。
バイトの牛乳配達先のハンソンに憧れ、女の子の格好をしてパーティーに行くシーンはまるでシンデレラ
コミカルな演技が始終かわいかったけれど、ハンギョルにどんどん惹かれていって、つながらない携帯にメールを打っては消していくところが切なくてかわいくて・・・
ハンギョル(コン・ユ)
ウンチャンを男だと思い込んでいるのに、好きになっていってしまう自分はゲイか変態か?と悶々とする姿がキュートでした。
それでもいい、とウンチャンにムリヤリ、キスしちゃうハンギョルは至って真剣。
女の子とわかって、それを自分だけが知らなかったと怒って拗ねて、ウンチャンに一度は冷たくするけれど、今度はウンチャンを誰にも渡したくなくて、好きで好きでたまらない様子は、見ているこっちが恥ずかしくなるくらいラブラブで・・・
なんか・・・かわゆい
ハンソン(イ・ソンギョン)
ハンギョルの従兄。音楽プロデューサー。
一度は自分の元を去った恋人・ユジュを心から愛していて、自作の愛の歌をベランダで歌いまくる姿は
しかも・・・この人の低めの落ち着いた声・・・むちゃくちゃ私好み
です!!
ウンチャンとのことで、ユジュに去られるシーン・・・冷静なハンソンがなりふり構わず声を荒げて「行くなーーっ!!」と叫ぶところが超・萌えました~
ユジュが妊娠した、とわかった時の喜び様・・・本当にバカみたいに喜んで・・・なのにあの結果は哀し過ぎる
ユジュ(チェ・ジョンアン)
最初はハンソンを捨てるし、ハンギョルの心を弄ぶし(これは勝手なハンギョルの片思い
)あんまりいい感じはしなかったのだけど・・・
そのうちに・・・仕事に生きる女はこんなもんかなぁ、と。
ウンチャンにちょっと惹かれてしまったハンソンを許せないのは“おいおい、あんたはどうなのよ”と思ったけど・・・女って男ほど心が広くないからね・・・
それはそれでわかったような・・・
女の子なのに「女だとわかったら好きでいてもらえない」と悩み苦しむウンチャンと「男を好きになってしまった自分はノーマルじゃない」と悩み苦しむハンギョル。
切なくてじれったくて、ちょっとイライラしましたが、かわいいお話でした。
アメリカに、コーヒーのパリスタ修行に行くウンチャンに、店のひとりひとりが別れを告げるシーンはそれぞれにうるうる
とにもかくにも、男の子仕様のウネちゃんがかわいかったです