THE SHOW INFECTED 「CONNECTION」 ３/19（木）ソワレ

とにかく忙しい年度末＆娘その１の引っ越しやら娘その２の卒業やら・・・と盛りだくさんのこの時期なので、半分はあきらめていたのですが。
でも、どうしても一度は観たい？いや聴きたい？と我慢できずに、会社を早退して初日に行ってきました


THE SHOW INFECTED 「CONNECTION」　２０１５．３．１９（木）　１９：３０開演　　天王洲銀河劇場

中川晃教　　蓮水ゆうや　辻本知彦　TATSUO TAKAYUKI 大野幸人　千田真司　　神谷直樹　　大澄賢也　　河村隆一


音楽とダンスの融合！？
私はダンスは詳しくないけれど、それでもフレッド・アステアは知っているし（しかも、大好き！！）ボブ・フォッシーの自伝ともいえる映画『ALL THAT JAZZ』は２０代の頃、映画館にちゃんと観に行った。
マイケルももちろんよく聴いたしPVもいっぱい見たし。

そんなシロウトの私から見ても、すごくハイレベルの舞台だったと思います。

最初の登場でアッキーは真っ白な衣装。対する蓮水さんはまるで鎧（？）のような黒の近未来風衣装。そして曲はあのクラシックの名曲「白鳥の湖」。もちろんロックアレンジ。
うわぁぁ・・・白いアッキーまるでTOMMYの時みたい
蓮水さんは何度か宙組の舞台で見ているのだけど、女性仕様だと、本当にスリムで、というか華奢で。
お歌は少し低音で落ち着いた感じ。
様々なダンサーさんたちのダンスはジャンルはよくわかわないけれど、時に自由に、時に一糸乱れず、大胆で柔軟で、パワフル。ひとりひとりの個性が強くて、それぞれに素晴らしいのに、全員でという場面はさらにカッコいい！！
・・・何人もで揃って回るピルエットの美しいこと！！

アッキー＠マイケルは、なんだか感動的。
元々、ソウルフルでファンキーな要素のあるアッキーの歌声は、マイケルにそっくりではないけれど、アッキーらしいマイケルを確立していたしダンスもすごく上手だった。
「Billie Jean」「Beat it」・・・久々に聴いたけれど、ああ、マイケルだぁ～とワクワクした。
スペシャル・ゲストとして登場した河村さんは、すごく存在感があって何とも言えない色気のある歌声におおっ、と

もちろん、ダンサーとしても一流で、この舞台では構成、演出、振付とすべてを手掛けた大澄さんは、ダンスが指先までキレキレで、観ていてため息が出そう。
いろんなシーンがあるのだけれど、私が個人的に一番好きだったのは「Mr.Bojangles」
若かりしダンサー（大野さん）と年老いたダンサー（大澄さん）が同じように踊るその姿は、とにかくしなやかで美しく、その姿を包み込むようにアッキーの歌声が流れ・・・なんだか涙が出そうでした。


できれば、ぜひ再演を！！