“宝塚”でどんなふうに舞台化するのか・・・とにかく気になっていた『銀河英雄伝説』。
その上、こんなに華やかな軍服姿のビジュアルを見せられては・・・何を隠そう、軍服フェチの私としては見過ごせない~!!
というわけで、初日を開けたばかりの東京公演を観てきました。(ひえ~っ!もう一週間も経ってしまったっ!)
宝塚歌劇 宙組公演 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』2012.10.20(土) 11:00開演 東京宝塚劇場
ラインハルト・フォン・ローエングラム 凰稀 かなめ
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ 実咲 凛音
ジークフリード・キルヒアイス 朝夏 まなと
パウル・フォン・オーベルシュタイン 悠未 ひろ
オスカー・フォン・ロイエンタール 蓮水 ゆうや
ウォルフガング・ミッターマイヤー 七海 ひろき
アンスバッハ 凪七 瑠海
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト 愛花 ちさき
皇帝フリードリヒ四世 寿 つかさ
オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵 一樹 千尋
クラウス・フォン・リヒテンラーデ侯爵 磯野 千尋
ヤン・ウェンリー 緒月 遠麻
ユリアン・ミンツ 伶美 うらら
ジェシカ・エドワーズ 純矢 ちとせ
フレデリカ・グリーンヒル すみれ乃 麗
ヨブ・トリューニヒト 星吹 彩翔
リンチ 美月 悠
アドリアン・ルビンスキー 鳳樹 いち
ドミニク・サン・ピエール 大海 亜呼
2階A席のドセンターの席に座ると、舞台幕からはみ出すように銀河の映像が。
もうここは、舞台が始まる前から“銀河”なんだと錯覚させるような印象でした。
そして、幕が上がるとそこは紛れもない『銀英伝』の世界。
SFなんて地味な題材をどうやって表現するつもり?と、タカをくくっていた私は、その華やかで美しすぎる舞台に最初から目がクギ付け
とにかく美しい!!
衣装もダンスもなにもかもが、とにかく美しいのです。
帝国軍も、自由同盟軍も、それぞれ美的な軍服に身を包み、舞台の上で踊りまくる!!
しかも、宙組の主要メンバー(何度も見続けた祐飛さまの舞台DVDで、やっとそれぞれの方々を覚えました)は、本当に『銀英伝』の登場人物を麗しく作り上げていて、ビジュアルは完璧。
しかも、揃いのオシャレな軍服姿でシャープな雄々しいダンスを見せつけてくれて・・・もうカッコよくてカッコよくて
特に主役のラインハルト/かなめさんは、その衣装の豪華で美しいことったら・・・(なんでこんなに何回も着替えるんだ?と思ったけど、あれって、偉くなっていくからだよね?)
そして、マントを翻して踊る姿も、ただイスに座っているだけでも・・・その長い金髪とブルーの瞳と細身の身体が、本当に光り輝くようで。ああ、やっぱりトップスターの輝きってすごいわ。
そのラインハルトを中心にして、取り囲むように揃って踊る軍服宙メン・・・もうこれって逆ハーレム!?
本当に、目の保養(?)でした。
ラインハルトの親友であり忠実な僕であるキルヒアイス/朝夏さんも、もちろんその赤毛が際立って美しく、ラインハルトを“閣下”と呼ぶ時のちょっとした距離感を感じさせる寂しげな感じが胸にキューンときました。
ところで、話は最初にオーベルシュタイン/悠未さんがいろいろ図解説明してくれるので解り易かったです。
そのオーベルシュタインですが・・・ラインハルトに自分を売り込みにくるシーン・・・アニメで見たのと同じセリフ・・・なんですが、なぜ?
悠未さんもとい、オーベルシュタインのラインハルトへのアクションが“ええっ!?”で、いきなり義眼を取って見せるのもさることながら・・・だって、あのラインハルトのマントの端を掴んでラインハルトに絡む、あの振る舞いは、どう見たってまるで、「よいではないか、へっ、へっ、へっ・・・」というあの時代劇の悪代官そっくり
まさか、もしかして・・・こいつ、変態?でした
そして“帝国の双璧”のロイエンタール/蓮水さんとミッターマイヤー/七海さん2人とも麗し~~い!!
ロイエンタールはちゃんと左目がブルー(笑)
愛妻家のミッターマイヤーと、孤独なロイエンタール。決戦前夜の♪誰と過ごそう~みたいな曲で踊るシーンはロマンチックで素敵でした。(どことなく『スカピン』のあのシーンと被ったけど)
・・・この辺が、宝塚的というか、小池さんの演出っぽいなぁと。
自由同盟軍側の話は別舞台(2012年4月の)で観ているので、とてもわかり易かったです。
しかも、ヤン・ウェンリー/緒月さんは、その穏やかな口調と優しげなまなざしが、かなり完璧なヤンでした。
ユリアン/伶美さんも、可愛らしくてちょっとしっかり者なユリアンそのもの。
ヤンとユリアンのシーンはコメディタッチで、ほのぼのしました。
女性陣のそれぞれの描かれ方も、納得。
アンネローゼ/愛花さんは、お人形のように可愛かったし、ジェシカ/純矢さんは意志の強そうなところがジェシカらしく、フレデリカ/すみれ乃さんは、控え目でヤンへの思慕がいじらしく。
そしてヒルダ/りおんちゃん。
この話の中で“恋愛”というのはかなり薄いと思うけれど、ラインハルトを尊敬して止まないヒルダの想いが少しづつ、ラインハルトのそばへと近づいていくのは、なかなかの演出だと(笑)
本に挟んだ落ち葉の栞とか、かなりロマンチックなエピソードで、途中、ヒルダが歌っていた歌詞の中の♪その瞳に見つめられるより、同じ星を見つめていたい・・・というのは、ああ、これはわかるな~と激しく同感しました。
キルヒアイスがラインハルトの腕の中で死んでいくシーンは、特別BL好きというわけではありませんが・・・あら~こっちの方が絵になってる~と思いましたが
そして、ブラウンシュヴァイク公爵/一樹さんとリヒテンラーデ侯爵/磯野さんは、さすがの貫録。作品に厚みが増す布石でした。
フィナーレになって、定番のロケットや大階段のレビューの後、かなめさんとりおんちゃんのデュエットダンス観て・・・ああ、そうだ、これってお披露目公演だった、と
最後のごあいさつのかなめさんのナイアガラのバサ~っというのが新トップとしての気合いが感じられて、微笑ましかったなぁ。(そのあまりの身体の細さに、腰は大丈夫?といらん心配した私です(笑))
とにもかくにも宝塚版『銀英伝』は超麗しかった!!なんたって目の保養でした(笑)
その上、こんなに華やかな軍服姿のビジュアルを見せられては・・・何を隠そう、軍服フェチの私としては見過ごせない~!!
というわけで、初日を開けたばかりの東京公演を観てきました。(ひえ~っ!もう一週間も経ってしまったっ!)
宝塚歌劇 宙組公演 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』2012.10.20(土) 11:00開演 東京宝塚劇場
ラインハルト・フォン・ローエングラム 凰稀 かなめ
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ 実咲 凛音
ジークフリード・キルヒアイス 朝夏 まなと
パウル・フォン・オーベルシュタイン 悠未 ひろ
オスカー・フォン・ロイエンタール 蓮水 ゆうや
ウォルフガング・ミッターマイヤー 七海 ひろき
アンスバッハ 凪七 瑠海
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト 愛花 ちさき
皇帝フリードリヒ四世 寿 つかさ
オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵 一樹 千尋
クラウス・フォン・リヒテンラーデ侯爵 磯野 千尋
ヤン・ウェンリー 緒月 遠麻
ユリアン・ミンツ 伶美 うらら
ジェシカ・エドワーズ 純矢 ちとせ
フレデリカ・グリーンヒル すみれ乃 麗
ヨブ・トリューニヒト 星吹 彩翔
リンチ 美月 悠
アドリアン・ルビンスキー 鳳樹 いち
ドミニク・サン・ピエール 大海 亜呼
2階A席のドセンターの席に座ると、舞台幕からはみ出すように銀河の映像が。
もうここは、舞台が始まる前から“銀河”なんだと錯覚させるような印象でした。
そして、幕が上がるとそこは紛れもない『銀英伝』の世界。
SFなんて地味な題材をどうやって表現するつもり?と、タカをくくっていた私は、その華やかで美しすぎる舞台に最初から目がクギ付け
とにかく美しい!!
衣装もダンスもなにもかもが、とにかく美しいのです。
帝国軍も、自由同盟軍も、それぞれ美的な軍服に身を包み、舞台の上で踊りまくる!!
しかも、宙組の主要メンバー(何度も見続けた祐飛さまの舞台DVDで、やっとそれぞれの方々を覚えました)は、本当に『銀英伝』の登場人物を麗しく作り上げていて、ビジュアルは完璧。
しかも、揃いのオシャレな軍服姿でシャープな雄々しいダンスを見せつけてくれて・・・もうカッコよくてカッコよくて
特に主役のラインハルト/かなめさんは、その衣装の豪華で美しいことったら・・・(なんでこんなに何回も着替えるんだ?と思ったけど、あれって、偉くなっていくからだよね?)
そして、マントを翻して踊る姿も、ただイスに座っているだけでも・・・その長い金髪とブルーの瞳と細身の身体が、本当に光り輝くようで。ああ、やっぱりトップスターの輝きってすごいわ。
そのラインハルトを中心にして、取り囲むように揃って踊る軍服宙メン・・・もうこれって逆ハーレム!?
本当に、目の保養(?)でした。
ラインハルトの親友であり忠実な僕であるキルヒアイス/朝夏さんも、もちろんその赤毛が際立って美しく、ラインハルトを“閣下”と呼ぶ時のちょっとした距離感を感じさせる寂しげな感じが胸にキューンときました。
ところで、話は最初にオーベルシュタイン/悠未さんがいろいろ図解説明してくれるので解り易かったです。
そのオーベルシュタインですが・・・ラインハルトに自分を売り込みにくるシーン・・・アニメで見たのと同じセリフ・・・なんですが、なぜ?
まさか、もしかして・・・こいつ、変態?でした
そして“帝国の双璧”のロイエンタール/蓮水さんとミッターマイヤー/七海さん2人とも麗し~~い!!
ロイエンタールはちゃんと左目がブルー(笑)
愛妻家のミッターマイヤーと、孤独なロイエンタール。決戦前夜の♪誰と過ごそう~みたいな曲で踊るシーンはロマンチックで素敵でした。(どことなく『スカピン』のあのシーンと被ったけど)
・・・この辺が、宝塚的というか、小池さんの演出っぽいなぁと。
自由同盟軍側の話は別舞台(2012年4月の)で観ているので、とてもわかり易かったです。
しかも、ヤン・ウェンリー/緒月さんは、その穏やかな口調と優しげなまなざしが、かなり完璧なヤンでした。
ユリアン/伶美さんも、可愛らしくてちょっとしっかり者なユリアンそのもの。
ヤンとユリアンのシーンはコメディタッチで、ほのぼのしました。
女性陣のそれぞれの描かれ方も、納得。
アンネローゼ/愛花さんは、お人形のように可愛かったし、ジェシカ/純矢さんは意志の強そうなところがジェシカらしく、フレデリカ/すみれ乃さんは、控え目でヤンへの思慕がいじらしく。
そしてヒルダ/りおんちゃん。
この話の中で“恋愛”というのはかなり薄いと思うけれど、ラインハルトを尊敬して止まないヒルダの想いが少しづつ、ラインハルトのそばへと近づいていくのは、なかなかの演出だと(笑)
本に挟んだ落ち葉の栞とか、かなりロマンチックなエピソードで、途中、ヒルダが歌っていた歌詞の中の♪その瞳に見つめられるより、同じ星を見つめていたい・・・というのは、ああ、これはわかるな~と激しく同感しました。
キルヒアイスがラインハルトの腕の中で死んでいくシーンは、特別BL好きというわけではありませんが・・・あら~こっちの方が絵になってる~と思いましたが
そして、ブラウンシュヴァイク公爵/一樹さんとリヒテンラーデ侯爵/磯野さんは、さすがの貫録。作品に厚みが増す布石でした。
フィナーレになって、定番のロケットや大階段のレビューの後、かなめさんとりおんちゃんのデュエットダンス観て・・・ああ、そうだ、これってお披露目公演だった、と
最後のごあいさつのかなめさんのナイアガラのバサ~っというのが新トップとしての気合いが感じられて、微笑ましかったなぁ。(そのあまりの身体の細さに、腰は大丈夫?といらん心配した私です(笑))
とにもかくにも宝塚版『銀英伝』は超麗しかった!!なんたって目の保養でした(笑)