秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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「ボレロ」

2007年04月23日 22時56分23秒 | えとせとら
TVの中からよく聞こえてくるあの一定のリズム、規則的な調べ。くりかえしくりかえし・・・そう、CMに使われているラヴェルの「ボレロ」。
この曲を聴くと思い出すのが愛と哀しみのボレロ(1981) - goo 映画
ずいぶん昔の映画ですが、ロシア、ドイツ、フランス、アメリカと4つの大国を舞台に、繰り返される戦争という時代背景と歴史、そして親と子2代にわたる壮大な愛の物語です。
4時間近く、たっぷりと見応えのある映画ですが、その冒頭、そしてエンディングに流れる「ボレロ」は圧巻です。
私は、この映画ではじめて男性が踊るバレエというものを見ましたが・・・男性ならではのダイナミックで躍動感あふれる動き。たくましさ。力強さ。
その上、指先まで行き渡るしなやかな情感。
その肉体すべてが、生きた芸術品なのだと実感しました。

・・・その男性こそは、舞踏家のジョルジュ・ドン。
振付けは世界的に有名な「20世紀バレエ団」の振付師、モーリス・ベジャール。
・・・バレエといえば、マンガ「アラベスク」のノンナ・ペトロワしか知らなかった(!?)私ですが、この映画のおかげではじめて知りました。
あまりのその印象の強さに、私の目は釘づけ。
瞬きするのも忘れて見入ってしまった記憶があります。
・・・残念なことに彼は15年前にこの世を去り、踏神とまでいわれたその踊りは伝説となりました。

以来、私の認識下では
「ボレロ」=ジョルジュ・ドン(爆)

「ボレロ」が流れると頭の中でスイッチが入り、あのしなやかな肉体が目の前に浮かび上がるのです。


http://www.youtube.com/watch?v=Lnut9tB78BE

http://www.youtube.com/watch?v=bWThnsArf2k
コメント (4)
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