私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2004年4月~2005年3月奥松島

2005年05月29日 | 奥松島・野蒜
■ 1/3(月) 15:50-16:20 【天気】曇り

【場所】鳴瀬川河口
【種名】ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ82、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、タヒバリ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス (8科28種)
【備考】時間の関係で河口だけだったが、ミサゴが内臓をすっかり食べて、そのまま塩を詰めれば塩鮭になるような大きな魚(最初赤い魚に見えた)を掴んで旋回しているのや、これまで見たことがなかったオカヨシガモの大群を見ることができてよかった。いつもだと河口先端で見ることが多かったが、河口から離れた造成中の堤防付近にいた。時間があれば野蒜築港跡付近から全部見て回るのだが、これは次回ということにする。

2004年4月~2005年3月磯浜漁港

2005年05月29日 | 磯浜漁港
■ 3/27(土) 9:00-11:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、クロガモ37、オオバン、 ミサゴ、トビ、トウネン1,ハマシギ8、ミユビシギ18、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科27種)
【備 考】 水神沼はガンカモ類は全ていなかった。新地漁港のシギチ、大型カモメ類は前回とほぼ同じだった。トウネンが1羽、ミユビシギの群れに混じっていた。ワシカモメの第1回冬羽個体は前回と同じ個体だろう。シロカモメは2羽見られるが、今回はより白い個体の方だった。冬羽後期の個体でかなり全体が白くなっている。

■ 2/5(土) 14:00-16:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、 ヒメウ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ミサゴ、トビ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科33種)
【備 考】 最初に釣師浜に行ってカモメ類を観察したが、オオセグロとカモメしかいなかった。それから新地漁港に行くと、ミユビシギ、ハマシギが船着き場の藻をしきりに食べていた。カモメ類も防波堤に多く止まっていた。だいたいここにいるのが、釣師浜やその全面海面、磯浜漁港やその前面海面を行ったり来たりしているらしかった。防波堤の上にそれとすぐわかるワシカモメの第1回冬羽がいた。2mくらい近寄っても全然逃げようともせず、のんびりしている。おかげで肉眼で特徴をよく観察することができた。シロカモメも同じ第1回冬羽だが、冬羽後期のかなり白い個体や、ややバフ色の個体の2羽がいた。釣師浜の砂子田川の小河口は浜のだいぶ南に蛇行していて(しょっちゅう流路が変わる)、大型カモメ類はここでよく水を飲んだり、水浴びをしている。海に流れ込む真水の川と砂浜はカモメたちにとって大事な場所なのである。田代島などでは生活排水が流れるわずかな細い流れのところに大型カモメ類がいるし、砂崎でも水産加工場の汚水と行ってよいような流れの先に大型カモメが群れていた。磯浜漁港に戻ると、漁港内にミミカイツブリが1羽魚を捕まえて飲み込もうと努力している最中だった。2,3回逃してはすぐに潜って捕まえ、3分くらいかかって飲み込んだ。帰りはミサゴがクリークでギンブナを捕まえたところを見ることができた。フナが跳ねているところが印象に残った。あの後、フナは連れ去られ、ミサゴのエサとなってしまうのであった。鳥の海はもう遅かったので、一部しか見なかったが、ちょうど干潮で、ハマシギやミユビシギの大群がいた。きちんと見ればかなりの種類個体数が観察できたと思う。

■ 1/1(土) 14:20-14:50 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ケアシノスリ1、ノスリSP1、オオセグロカモメ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科22種)
【備 考】釣師浜には前回よりも少なくカモメが4羽いただけだった。消波ブロックにも全くいなかった。釣師浜から磯浜に戻る途中、ケアシノスリ1とノスリSP1を見た。片方の黒帯に気を取られて、もう一羽の方をよく見なかったのは残念だった。後ろから車が来ていたので減速するのが精一杯で(雪道だったし)、写真を撮れなかったのはさらに残念だった。大型カモメ類が非常に少なくなっていたのが気になった。

■ 12/23(火) 14:30-15:30 晴れ
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ56、オオバン、ミサゴ1、トビ、ノスリ、オオタカ成鳥1、ハイタカ成鳥1、ハヤブサ成鳥1、チョウゲンボウ♀1、コチョウゲンボウ♀1、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科31種)
【備 考】「天気晴朗なれども波高し」で、浜にはカモメ類はあまりいなかった。クロガモの群れが前回よりも多かった。大型カモメが空振りだったが、ワシタカ類が、非常に多く出たのはラッキーだった。

■ 11/28(日) 14:20-15:30 晴れ曇り ワシカモメ第4回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ248+、カンムリカイツブリ1、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ38、オオバン、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ成鳥冬羽1、第3回冬羽1、オオセグロカモメ成鳥冬羽、第4回冬羽、第3回冬羽、第1回冬羽、ワシカモメ第4回冬羽、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科29種)
【備 考】 日曜日の午後ということもあり、大勢の釣り人がいた。漁港周辺は釣り人だらけでいつも北側防波堤を占拠しているをカモメ類は1羽もいなかった。クロガモは漁港隣の浜の前面海面にいた。すぐ近くにハジロカイツブリの2群れがいて、それが合体して波間に浮かび、次々に潜水しては浮上していく様はなかなかおもしろかった。釣師浜のカモメ類は、シロカモメを除く常連がいた。今回は特にセグロカモメをよく注意して見た。足の色、大きさ、嘴の大きさ・形、背の色、初列風切りと尾羽の長さ等である。「普通種を日頃からきちんと見ていればカモメ類の識別はさほど困難ではない」という意味の氏原さんの言葉を実践することにした。波打ち際にたくさん並んでいるカモメを見ているだけで本当にいろんな仕草をするし、カモメ類は本当におもしろい。幼羽、第1回冬羽、第2回冬羽、第3回冬羽、第4回冬羽、そいて成鳥冬羽とまだまだ難しい。また換羽時期についても亜種によって差があるというのも本当におもしろい。この時期、セグロカモメはちょっとスマートに体長が短く全体的に小振りに見えるが、初列風切りが摩耗しているのやこれから生え替わるのとかあるようだ。確かに初列がなければ、体長が小さく見える。それから、初列の先端が黒白の連続だと、たたんでいるときには斑に見えるし、先端が黒で連続していれば、黒に見えるというよく見てみれば当たり前のことがよくわかった。それから、初列の裏面の黒い部分も種類によって大きさが違う。ズグロの方がユリカモメより黒い部分が大きい。それから、嘴の色だが成鳥冬羽では、嘴は赤い部分をのぞいて、全体が黄色っぽくなるが、第4回冬羽では、赤い部分がオレンジ色で黒斑が混じり、黄色いのは嘴の先端部分で規模までは白っぽいようだ。こういう特徴はデジカメで撮ると後でよくわかる。いろいろわからないことだらけだが、それだけカモメ類はおもしろい。

2004年4月~2005年3月田代島

2005年05月29日 | 田代島・航路
■ 2/11(金) 10:00-15:00 晴れ 
【場 所】田代島仁斗田~大泊往復、田代島~門脇桟橋
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ,、シロカモメ1stw、カモメ、ウミネコ、ウミスズメ夏羽、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ♀、ジョウビタキ、イソヒヨドリ♂幼鳥、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ♀、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(25科58種)
【備 考】門脇桟橋から田代島まではレンズの調子が悪く、調整ばかりしていて鳥は見なかった。仁斗田から探鳥を開始した。漁港には大型カモメが群れていたのでひとまず見て、凪の間に行く。途中、メジロとジョウビタキがオオイヌノフグリの花が咲いている暖かそうな場所で採餌していた。メジロ4羽とジョウビタキ♂で地面でメジロがエサを食べているのは初めて見た。しかし、小径の脇のブッシュには田代島名物の「猫」(まあ網地島だっていっぱいいるが)が、猫視眈々と狙っているのであった。凪の間では例によってカイツブリ類やシノリガモ、ウミアイサ、セグロカモメなどがいた。そこから戻り、マンガアイランドに行く。途中ミソサザイが民家の塀にいた。マンガアイランドは風が強く、ここも例によってイソヒヨドリとツグミくらい。池にカルガモ。そこから自然教育センターに向かう。シロハラとアオジが多い。民家の庭先にいろいろ小鳥がいる。複数で行けば、かなりもっと小鳥は出ていたろうが、何しろあっちを見ればこっちに出る、こっちを見ればそっちこっちに出ると言った状態だ。牡蠣の貝殻置き場にはツグミとアオジが多い。いつものところでルリビタキの雌がいたが、写真は撮れなかった。センターではカシラダカ、ホオジロ、シメ、アオジ、スズメがエサを採っている。大泊に着くと、あまり大型カモメ類はいなかったが、全部で40羽+はいた。昨年は、ここで昼食にして、ワシカモメにおにぎりや鯨の缶詰をあげたが、今日は出航1分前に駐車場に着くという状態で、持っていたのはたまたま前日リュックに入れておいたカモメの野菜ミックスジュース一本だけという状態で、ワシカモメの第1回冬羽がいたが、野菜ジュースは飲むわけもない。それよりこちらの食料がそれだけなのだからあげるわけにもいかないのだ。それから、また仁斗田まで戻った。お目当ての大型カモメ類は、とにかく丁寧に撮りまくった。ワシカモメが今シーズンは多く、養殖筏を含めると、20羽以上観察できた。仁斗田防波堤で9羽、大泊防波堤で7羽、筏で6羽ほど数えた。しかも仁斗田を船が出て、養殖筏、そして大泊の10分間くらいだから移動しているとは考えられない。しかも、第1回冬羽から成鳥冬羽まで各世代いる。大型カモメの個体数としては、オオセグロカモメがほとんどで、次がワシカモメ+20、セグロカモメ10+、シロカモメ1の順であった。田代島は一人で気軽に行ける本当にいい探鳥地である。1泊でヘビーに見るならやはり網地島だが。帰りはやはり、いつもの海域でウミスズメが20羽前後続けて出た。すでに夏羽になっている個体も3羽ほどいた。

2004年4月~2005年金華山

2005年05月29日 | 金華山・航路
■ 1/3(月) 9:20-11:20 【天気】晴れ時々曇り、北・西斜面積雪
【場所】鮎川港、金華山航路、桟橋~黄金山神社~山頂(444.9m)~二の御殿~ホテル跡~桟橋
【種名】セグロカモメ(鮎川港)、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、トビ、ハイタカ1(鮎川港)、ハヤブサ1、シジュウカラ1、エナガ4、ホオジロ2、カワラヒワ5、ハシボソガラス、ハシブトガラス(9科13種)
【備考】ここまで鳥がいないかというところまで、鳥がいなかった。金華山には何回も行っているが、コースから黄金山神社にはあまり行ったことがなかったので、今回はまず神社に参拝し、そこから山頂を目指した。山頂まではまあ、息は上がったが積雪も多くはなく、登山者の足跡があったので比較的楽だったが、山頂から二の御殿までは、誰も歩いておらず、膝上までくる積雪にかなり苦心しながら降りた。下りだからまだよかったが、帰ってから筋肉痛で大変だった。二の御殿からは若干積雪が膝下までで、、営林署の小屋あたりではほとんどなかった。しかし、鳥も全然おらず、シカサルもいない。シジュウカラは山頂付近で1羽、エナガはホテル付近で、他の小鳥は神社の表参道でという状態だった。金華山に行ってこれほど鳥を少なく見たのは、はじめの経験だった。

■ 5/3(月) 9:30-15:30 【天気】晴れ時々曇り
【場所】女川-金華山航路(往復)、金華山:桟橋~山椒峠~大函崎・小函崎~二ノ御殿~桟橋のラインセンサス
【種名】
①8:45~9:15女川~金華山桟橋 オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ウミガラス夏羽1、ウトウ2
②9:30~10:10金華山桟橋~山椒峠登り口(出現順)10:15~11:23山椒峠登り口~山椒峠(10:56)~外周路
ウミネコ++、ハシボソガラス1、トビ1、メジロ6、オオセグロカモメ4、アオジ5、ハシブトガラス2、ホオジロ6、カワラヒワ11、シジュウカラ20、ヤブサメ1、ヤマガラ28、イソヒヨドリ♂1♀1、ヒメウ12、ウミウ20、ヒヨドリ4、オオルリ♂1♀1、サンショウクイ1、センダイムシクイ1、キビタキ♂1♀1、コゲラ2、エゾムシクイ1、サンショウクイ2、アオゲラ2
アオダイショウ1
③11:00~13:34外周路~二ノ御殿登り口(12:00)~大函崎
シジュウカラ10、メジロ11、ヒヨドリ3、ヤマガラ18、イソヒヨドリ♂4♀2、カワラヒワ2、ホオジロ7、コゲラ4、エゾムシクイ1、サンショウクイ1、クロジ♀1、メジロ4、ハシブトガラス2、ヒメウ235+、ウミウ182+、ウミウ繁殖23つがい+、オオセグロカモメ200+、シロカモメ1年目3、セグロカモメ成鳥夏羽2
アオダイショウ1
④14:00~15:45大函崎~二ノ御殿登り口14:32(ノンストップ)~二ノ御殿峠(15:00)~桟橋
アカハラ1、アオジ1、シジュウカラ8、ヤマガラ12,ヒヨドリ3、トビ1、ウミウ23、オオセグロカモメ+、ウミネコ++、ヒメウ3、イソヒヨドリ♂1メス1
④16:00~16:20 桟橋~女川
ウミネコ++、オオセグロカモメ+、ウミウ+、ヒメウ+、オオミズナギドリ++、ハシボソミズナギドリ++、ハイイロミズナギドリ++
【備考】昨年と同じ日時、コースで観察した。今年はキビタキ、オオルリが一番いしか見られなかった。ウミウの営巣は大函崎は0で、大函崎と小函崎の中間の岩棚で23番い確認した。見えないところではもう少しいるかもしれない。小函崎下断崖の大岩では例によってヒメウの群がいて、仲間争いというのか、1羽の成鳥VS若鳥1+成鳥4が争っていて、なかなかおもしろかった。それにしてもヒメウの夏羽は本当に美しい。往路の航路でウトウ2羽とウミガラスの夏羽を撮影した。ウミガラスは波間に浮いていて、はじめウミアイサの♂かと思ったら、近くで見るとウミガラスだった。復路は天候が悪かったので、ミズナギドリ類を期待していたら、やはり大きな群に出会った。ずっと以前にも豪雨、強風で海が荒れているときに窓からものすごい数の群を見たが、今回は群の中心からは比較的離れていて、船の近くを飛ぶ数はそれほど多くはなかった。失敗したのはISO400に設定してシャッタースピードを1/500に上げる予定が、いつの間にかTv優先になっていてしかも1/125に設定がなっていたのを知らずに撮りまくったのが悲劇だった。1/500ならけっこう見られる写真が多かったはずである。連休中にもう一度トライしたい。

2004年4月~2005年3月広瀬川

2005年05月29日 | 青葉山・広瀬川
■ 1/8(土) 13:30-15:30 【天気】曇り

【場所】評定河原橋~花壇2往復 オシドリ64羽(これまでカウントした最大観察個体数)
【種名】 カイツブリ、ダイサギ1、コサギ1、オシドリ64、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ♀、カワアイサ、トビ、オオタカ成、ノスリ、ハヤブサ♂♀、キジ♂♀、イカルチドリペア、ユリカモメ、キジバト、カワセミ♂♀、コゲラ♂1♀2、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ♀、カヤクグリ3、ジョウビタキ♂2♀3、トラツグミ1、アカハラ2、シロハラ1、ツグミ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコグループ1♂2♀2、♂1♀1グループ2、♀1、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(23科43種)
【備考】今回は、時間があったので2往復した。だいたい年が明けてから3月下旬までは例年、同じような種類が同じようなポイントで観察されている。ベニマシコは写真のように♂2個体と♀2個体(1羽は写真がないが)で、昨年と同じような行動パターンだった。おそらく異なる個体が3カ所で観察できる。エナガとコゲラの混群も昨シーズンと同じ場所で観察できる。今回は、ツグミ4種とカヤクグリが萱にくぐらずしっかり姿を現していた。


■ 1/6(木) 15:00-15:30 【天気】曇り

【場所】評定河原橋~花壇往復 積雪約10センチ
【種名】オシドリ♂9♀5、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、イカルチドリペア、キジバト、カワセミ♂1♀1、アカゲラ♀、セグロセキレイ、ヒヨドリ、アオジ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (9科15種)
【備考】詳細は観察日記掲示板に書いたが、その他として例年大橋付近にはたくさんいるが、この辺にはあまりいないオナガガモが30羽+いた。オシドリ14羽はなかなかきれいだったし、カワセミ♂♀もよかった。何しろ双眼鏡の同じ視野に、カワセミ、カルガモ、カワアイサ、セグロセキレイがいて、それぞれ別の採餌行動や休眠をしていたのはなかなかよかった。しばらくは遠くから見て楽しんだ。イカルチドリのペアは、いつのも河原ではなく評定河原橋付近の河原にいた。

■ 11/7(日) 8:00-10:30 【天気】晴れ

【場所】青葉山市営コート~大橋、広瀬橋~評定河原橋
【種名】カイツブリ、ゴイサギ幼羽、ダイサギ、コサギ、オシドリ♂1♀2、マガモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ7、トビ、イソシギ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ♀、ジョウビタキ+、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ♀1、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科28種)
【備考】青葉山市営コートは例によって軟式テニスの錬成会があったが、アカゲラを近くで見ることができた。ベニマシコも広瀬川では今年初めて見た。時間が制限された中で急いで見たので、次回はゆっくり見たい。ヤナギの葉がまだ落ちていないので視界がよくなかった。落ち葉が舞い落ちて、広瀬橋から評定河原橋までとてもきれいだった。

■ 6/2(水) 7:00-7:15,18:00-18:40 【天気】晴れ、曇り

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カルガモ、オシドリ♂1♀1、トビ、チョウゲンボウ♂1♀1幼鳥3、キジ♂1♀1、ウミネコ8、イカルチドリ2、イソシギ1、キジバト、コゲラ、ホトトギス、カワセミ1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、 カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(20科23種)
【備考】 チョウゲンボウの幼鳥3羽が巣立ち直前だったので、朝と夕方に行ってみた。シジュウカラの幼鳥と成鳥の群れもいた。オシドリの♂♀はいつも同じところで見ることができた。

■ 5/15(土) 8:00-8:40 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂2♀1、トビ、チョウゲンボウ♂1♀1、キジ♂1、ウミネコ、イカルチドリ2、キアシシギ1、イソシギ1、キジバト、カワセミ♂1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ♂1、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(20科27種)
【備考】 この時期になると川を上っていくキアシシギ(写真)の2,3羽の群れを見ることがある。今回は1羽だけだった。


■ 5/2(日) 7:00-8:00 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂1♀2、カワアイサ♀1、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♂1、キジ♂1、ウミネコ、イカルチドリ4、キジバト、カワセミ♂1♀1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ1、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ2ペア、スズメ、カケス2、ハシブトガラス、ハシボソガラス(22科31種)
【備考】 居残りのカワアイサ♀が評定河原橋上流で休息していた。コムクドリが2ペアいて盛んに巣材を運んでいた。カワセミもペアで求愛行動を繰り返し、♀の周りを盛んに♂が飛び回っていた。

巣材を加える♀のコムクドリ。どちらのペアも♀が気丈に見えたのは・・・・・。

■ 4/17(土) 15:30-17:00 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ♀4、トビ、イカルチドリ4、キジバト、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ夏羽なりかけ2、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(16科22種)
【備考】 評定河原橋の堤防に2羽のタヒバリがいた。1羽は夏羽に近い個体、もう1羽はほとんど夏羽だった。


■ 4/10(土) 6:30-7-30 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂2、♀3、カワアイサ♀2、トビ、イカルチドリ2、キジ♂2、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(16科24種)
【備考】今回の季節を感じさせる変化としては、キジがしきりに鳴いていたこと、オシドリがつがいで行動していたこと、ウグイスがしきりに鳴いていたことなどだろうか。前回のフィールドワークではなかったことである。ベニマシコはもう姿が見えないが、シメやツグミは5月中旬まで残っていることが多い。カワアイサもそろそろ4月中にはいなくなるだろう。今回は渡りの途中の小鳥類が目当てだったが観察できなかった。

2004年4月~2005年3月宮城蔵王

2005年05月29日 | 宮城蔵王
■ 6/2(水) 6:30~9:30 【天気】晴れ、曇り、ガス(刈田峠)

【場所】青根~エコーライン~刈田峠
【種名】トビ、キジバト、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アマツバメ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科32種)
【備考】前日、秋保大滝の圧倒的な水量(まるで巨大ダムの放水のような)に驚かされて、今日は初夏のエコーラインに行ってみた。ノジコ、オオルリが比較的多く見られた。滝見台では、オオルリとキビタキがファインダーに一緒に収まるところにいたが、何しろ暗いので撮影は出来なかった。大学時代に竜口渓谷を上流まで行って動物公園近くの崖を登っていったときに、サンコウチョウ、キビタキ、オオルリが一緒の枝に止まっていたのに驚いたことがあったが(ちなみに広瀬川花壇では一つの枝にヤマセミとカワセミとが止まっているのも見たことがある)、今日のはちょっと控えめだった。滝見台からの不動滝と三階滝の眺めはさすがにすばらしく、秋保大滝でも中学校3年の教科書に出てくる秋桜子の俳句を生徒が思い出していたが、那智の滝に劣らず、これらの滝もこの句に実にぴったりだ。しかし、駒草平の振り子滝と不帰の滝となるとイメージは一変する。茶褐色の岩肌を嘗めるように流れ落ちる強酸性の水は不帰の滝、荒涼とした岩肌を風にあおられて斜めに落ちる瀑布は振り子の滝。不帰の滝付近ではアマツバメの群が盛んに飛び交っていた。 刈田峠付近はガスで視界が悪く、芝草平まで行く予定だったが、次回ということで時間もなかったので引き返した。往復の道でカッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチ1(澄川)4種の声を聞くことができた。

2004年4月~2005年3月大沼

2005年05月29日 | 大沼・赤沼
■ 12/3(月) 7:20-7:36 【天気】晴れ

【場所】赤沼、大沼
【種名】カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、交雑個体、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミコアイサ♀、トビ、ノスリ成鳥3、若鳥1、コチョウゲンボウ♀2、チョウゲンボウ♂1♀1、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ♀1、ツグミ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科32種)
【備考】アメリカコハクチョウが飛来しているという情報をいただき、見に行った。結局12/3は早朝、12/4は午後、12/5は午前中と3日連続行った。4日は午後で大沼にはいなかった。5日は南東部の田圃に採餌しているということだったので、そう言えば大沼のハクチョウは南東部の道路沿いの田圃で毎年採餌しているのを思い出して、そこに行ってみたら、そこにいた。例年、同じあたりの道路沿いの田圃なので、やはりここもマガンやシギチ同様、どこでもいいというわけではないようだ。3日は職場に行く前だったので、えびせんを持っていった。そう言えば、田代島に行ったときに、ワシカモメの目の前でコンビニのおにぎりと鯨の缶詰を食べていたら、物欲しそうにじっとこっちを見ていたので、おにぎりと鯨の切れ端をやったら、おいしそうに食べていた。この日のえびせんも、ノーマルなえびせんを持っていって、その辺にまいたらアメリカコハクチョウが先頭になってやってきた。5日は道路で車中から観察していたが、アメコはここでも一番近いところで採餌してくれた。そのうち孫を連れたおじいさんとおばあさんの軽トラックがやってきて、せっかく近くにいたのにばさばさ逃げたり、飛んでしまったりしていたが、またすぐやってきて採餌していた。しかし、そのうち純正?アメコと純正?コハクが求愛行動を始めて、こうやって、交雑個体が増えていくのだろうと思った次第である。

■ 9/13(月) 【天気】晴れ、強風

【場所】赤沼
【種名】チュウサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、アマサギ、カルガモ、コガモ、トビ、タカブシギ1、クサシギ2、セイタカシギ♀夏羽1、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス(8科14種)
【備考】そろそろ稲刈りの季節で赤沼の水を落とす頃だと思い、行ってみたらやはり水が引いていてセイタカシギがいた。

■ 4/17(土) 10:40-11:40 【天気】晴れ、強風

【場所】赤沼
【種名】マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、コチドリ、シロチドリ、セイタカシギ♂1、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(12科16種)
【備考】昨年情報をいただいてセイタカシギを赤沼に見に行った。今年ももしかしたら来ているかもしれないと思い、先週行ってみたがいなかった。しかし、今日はちゃんといて感激してしまった。三輪車のある場所がどういうわけか好きで、その辺でいつも採餌していた。カラスやトビが来ると、びくついて飛んだりするが、またそのうちもとの場所に戻って採餌する。沼は水質がかなり悪そうなので心配だ。昨年の個体の可能性もあるが、タグをつけているわけではないので証明のしようがない。

2004年4月~2005年3月蒲生海岸

2005年05月29日 | 蒲生海岸
■ 3/20(日) 9:00-11:00 【天気】晴れ、干潮

【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ♂1、ミサゴ、トビ、チュウヒ、イカルチドリ1、シロチドリ14、ハマシギ42、ユリカモメ、ズグロカモメ成鳥夏羽1、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(19科40種)
【備考】 七北田川の川岸にウミアイサの♂があがっていて、カワウたちとひなたぼっこをしていた。それから、そろそろと川に入って潜ったりしていた。ここでウミアイサを見るのは今まであまりないことだった。シロチとハマシギの群れが何度も導流堤付近を飛び回っていた。ズグロカモメもすっかり頭部が黒くなり、きっとユリカモメが去る頃に一緒にいなくなるのだろうと思った。ハシビロガモは例年伊豆沼などでも春先に多く見られるが、蒲生でも同様である。

■ 2/13(日) 7:00-10:30 【天気】晴れ、曇り 満潮から干潮へ

【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、チュウヒ(七北田川新田付近)、キジ♂1、イカルチドリ1、シロチドリ16、ハマシギ69、ミユビシギ1、ユリカモメ、ズグロカモメ成鳥夏羽1、セグロカモメ第1回冬羽後期、オオセグロカモメ第1回夏羽になりかけ個体、カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科45種)
【備考】ヘラサギはいなかったが、ズグロカモメ夏羽を1時間以上河口で見ていた。いつものイカルチドリが七北田川の葦原付近の岸にいた。ハマシギとシロチドリの群れが盛んに飛び回っていた。ズグロカモメはほとんど夏羽状態だった。しばらく来ないうちに、顔と半分頭が真っ黒になっていた。これなら誰でもすぐわかる。羽ばたき、飛び方、鳴き方がユリカモメとは全然違う。どちらかというとコアアジサシという感じである。ユリカモメの方がやや大きいので、今日のビデオでも威嚇をしようとするがことごとく負けていた。それでいつも群れの端の方にいるのというのでもないのだろうが、いつも見ても孤独な感じだ。帰りの七北田川の葦原(新田近く)でチュウヒが飛んでいた。ホオジロガモも10羽以上いた。何と約1ヶ月ぶりの鳥見だったが、Iさんとご一緒だったので、楽しかった。Iさんの方はかなり大きくズグロカモメを撮れていたろう。何しろ今はビデオしかないので・・・・。

■ 2/13(日) 9:00-9:30 【天気】晴れ

【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カイツブリ、ハジロカイツブリ(海上)、カンムリカイツブリ(海上)、カワウ、ウミウ、ダイサギ、アオサギ、ヘラサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、チュウヒ的ノスリ、キジ♀2、オオバン、イカルチドリ2、シロチドリ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ♀、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(24科46種)
【備考】守る会の観察会でヘラサギが出たというので行ってみた。日和山に登るとIさんがいた。そこにいますよと言うのでスコープを覗かせてもらった。あとは海岸に出て、対岸からヘラサギを撮影しようと思ったが、対岸に着く前に飛んでいってしまったらしい。海岸で一見チュウヒっぽいノスリがいた。飛び方がチュウヒっぽく、紛らわしいやつだった。ということで、宮城県にはヘラサギが現在2羽いるわけだ。

■ 1/23(日) 9:00-9:30 【天気】曇り時々晴れ 満潮へ

【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホオジロガモ、ミサゴ3、トビ、ユリカモメ386+、オオセグロカモメ、カモメ、シロチドリ、ハマシギ81、ミユビシギ、キジバト、カワセミ♀1、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カシラダカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科32種)
【備考】苫小牧-仙台航路の鳥見が終わり、帰宅途中、蒲生海岸に立ち寄った。日和山前の干潟にはユリカモメが386羽+もいた。しばらくズグロカモメを探したがいなかった。ユリカモメに混じってハマシギが81羽ほど採餌していた。カワセミがミサゴの近くの杭に止まり、ホバリングの後ダイビングして魚を捕まえた。すぐ隣の杭ではミサゴが魚を食べていた。大きさは違ってもどちらも魚を食べているのである。風邪を完全にひいてしまい、この日は海岸にも行かず早々に引き上げた。

■ 1/2(日) 9:00-9:30 【天気】曇り時々晴れ 満潮へ

【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ハクチョウSP6(上空)、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホオジロガモ、トビ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ズグロカモメ成鳥冬羽1、カモメ、シロチドリ23、イカルチドリ1、ハマシギ14、キジバト、カワセミ♀1、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カシラダカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科32種)
【備考】導流堤くの干潟にシロチドリとハマシギの群れが採餌していた。七北田川河口の砂浜に1羽だけチドリがいたので、よく見るとイカルチドリだった。今日はいつも3羽いるミサゴが1羽もいなかった。カモメ類はカモメの小群とズグロカモメを含むユリカモメの群れ、それにオオセグロカモメが1羽いた。導流堤でシギチを見ていると、ユリカモメの群れがやってきて、ズグロも近くに降りたので2,3枚撮影した。何を思ったのか、2mくらい離れたところにいたユリカモメの1年目冬羽の個体に、歩いていってけんかを売っていたが、逆襲されて慌てて逃げ、群れの端の方に戻った。陽が射して一斉に飛び立ったところを何枚か撮影したが、あとで見ると左の初列風切の1枚が損傷しているようだった。ユリカモメは盛んにダイビングして小魚を捕っていたが、それに負けじとカワセミもホバリングして採餌していた。最近はこの時間帯にカワセミを見ることが多い。雪が降った海岸も期待したがホオジロやヒバリくらいしかいなかった。

■ 12/23(火) 7:50-8:30 【天気】晴れ 満潮へ

【場所】蒲生海岸、周辺田圃
【種名】カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ミサゴ3、トビ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ成鳥冬羽1、カモメ1、シロチドリ3、キジバト、カワセミ♀1、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科28種)
【備考】朝8時に蒲生海岸に着くと、日和山前の干潟にユリカモメが群れていた。導流堤の方から、聞き慣れたズグロカモメの鳴き声がしたので、そちらの方を見ると上空を通り過ぎて、干潟の方行き、旋回してから飛び込んでエサを捕まえた。ミサゴはいつもの3羽がいて、2羽は魚を食べている最中だった。 前回のカワセミがまた同じところに止まってダイビングしていた。

■ 11/29(月) 10:10-11:50 【天気】晴れ 干潮

【場所】蒲生海岸、周辺田圃
【種名】カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ミサゴ、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ成鳥冬羽1、シロチドリ6、キジバト、カワセミ♀1、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科28種)
【備考】月曜日は代休だったので、蒲生に行ってみた。その結果、何とサーファー2、釣り人0、その他4、バードウォッチャー1(自分)と4科7種(^^!)しかいなかったので、存分にズグロカモメを楽しむことができた。導流堤側の河口にいつものようにユリカモメの群れがいて、時々トビが低空飛翔をするとぱっと逃げるが、また降りるという繰り返しだった。ズグロカモメは群れのはずれの方にいつもいて、浅い川底に素早く嘴を突っ込んで、カニかエビの類を食べていたようである。カニだとすればチゴガニかコメツキガニだろうか。一口で飲み込めるようなかなり小さいものだった。11時30分過ぎになってやっと日が差してきて、キャッチライトの入った写真を取ることが出来た。その前の写真は、まるで1羽だけやってきて孤独な感じそのもののような写真だけだった。日が差し始めると、ユリカモメの群れが次々に導流堤そばの干潟に移動し、水中に突っ込んで小魚を捕らえていた(写真参照)。日が差すと魚たちも活発に泳ぎ出すのか、または日が照らないと水底がよく見えず魚影を探せないのか、あるいは単に昼時(餌の時間)だからか、よくわからない。ズグロカモメも干潟に移動して、1羽だけ離れて、カニを捕っていた。コサギがすぐ近くにいて、盛んに片方の足を振りながら、エビや小魚を追い出して、そこを斜め前下方についている両眼で立体視して、獲物を鋭い嘴で捕っていた。シラサギ類の目の付き方というのは(サギのコロニーの写真参照)、嘴で餌を捕るのに都合がいいようだ。これも適応のなせる業だろう。今まで見たコサギの中でもとりわけ美しかったのでかなりの枚数を写真に収めた。そのうち近くの棒杭にカワセミの雌がやってきてしきりにダイビングして採餌していた。河口の砂浜ではシロチドリの群れがいた。帰る頃には、何台かサーファーが来たが、土日は鳥よりも人の数の方が多そうな場所だけに、今日はとてもよい日だった。夢中になってズグロカモメをじっと動かず30分以上撮影していて、ふと気がつくと、ユリカモメに半分取り囲まれていたこともあって苦笑した。たまたま振り向いたらすぐ後ろで好奇心旺盛そうななユリカモメの若いのが3羽でこちらを見ていた。じゃまなやつだときっと思っていたに違いない。

■ 11/21(日) 8:00-9:00 【天気】晴れ 干潮

【場所】蒲生海岸
【種名】カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、ノスリ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ成鳥冬羽1、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科26種)
【備考】ズグロカモメが来ているというので、日曜日の朝行ってみた。松林の堤防向かいの干潟に2羽いてすぐ、うち1羽がそれだとわかった。レンズを取りに戻るといなくなっていて、河口の方に群れていたので、その中から探すことにしたが、またすぐ見つかった。ユリカモメより小さく、くちばしが黒く短く、初列風切りに黒の斑があり、さらにスマートなので、遠くからでも、すぐわかった。トビが2,3羽群れをかき回して、いつも間にかズグロカモメもいなくなっていた。そのうちまた来るだろうと、干潟の方へ行ってみたら、そこにいたので、写真を撮った。「ピッー」と鳴いていた。しばらく干潟で伸びや羽繕いをしていたが、そのうち飛び立ってホバーリングからランディングし、藻と一緒にカニSPを捕らえた。ユリカモメに襲われたが大丈夫だったようだ。足はユリカモメよりくすんだ赤色をしている。とても可愛いカモメである。
【写真】ズグロカモメ等の写真はこちらです。

■ 9/13(月) 9:00-11:00,14:30-15:00 【天気】晴れ 干潮

【場所】蒲生海岸
【種名】カイツブリ、カワウ8、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、ミサゴ2、 トウネン1、キアシシギ4、ソリハシシギ幼鳥2、アカアシシギ幼鳥1、オオソリハシシギ幼鳥♀1、イソシギ2、ハマシギ幼鳥1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ムクドリ、カケス3、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科31種)
【備考】平日にもかかわらず多くの人がいた。導流堤付近の干潟には、トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、アカアシシギ、オオソリハシシギ、ハマシギの計10羽のシギがいて採餌していた。カラシラサギとコオバシギは結局確認できなかった。

■ 8/28(土) 15:30-16:20 【天気】曇り

【場所】蒲生海岸
【種名】ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、トウネン23、キアシシギ2、ソリハシシギ幼鳥1、オバシギ幼鳥1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科22種)
【備考】枝がひっかかった釣り糸を足に絡ませて不自由しているオバシギの幼鳥がいた。先週からいるらしく、バンディングでうまく捕まってくれるといいのだが・・・。カモ類を期待したが、ほとんどいなかった。シギチは4種のみだった。

■ 8/12(木) 7:00-9:30 【天気】晴れ

【場所】蒲生周辺田圃、蒲生海岸
【種名】カワウ5,ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カラシラサギ2、カルガモ、ミサゴ3、トビ、シロチドリ36、トウネン28、キアシシギ5、ダイシャクシギ1、ウミネコ、キジ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科26種)
【備考】ミサゴが3羽いて、七北田川河口でダイビングして魚を捕り、干潟奥の杭で獲物を食べていた。7時台に蒲生に行くとミサゴが朝食を取っているのをよく見ることができる。干潟にはダイシャクシギが1羽いた。最初どうせホウロクシギだろうと思っていたら腰が白く、慌てて写真を撮った。最近あまり蒲生では見ていなかったので。カラシラサギもまだ2羽いて浅い場所で小魚を追い回していた。七北田川河口ではシロチドリとトウネンの群れがいて合計で60羽以上いた。ハマナスの写真を撮影していたら、キジの♂がすぐ近くにいたらしく、慌てて飛び出したが、その初速度の遅さはなかなかの愛嬌である。

魚の頭を前にして掴んでいるのを多く見かけるが、この場合は、後ろ向きだった/河口で採餌するダイシャクシギ。

■ 7/18(土) 15:30-17:30 【天気】晴れ

【場所】蒲生周辺田圃、蒲生海岸
【種名】ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カラシラサギ2、カルガモ、トビ、オオソリハシシギ成鳥(冬羽移行中)♂1♀1、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科20種)
【備考】サギのコロニーでは、ゴイサギの幼鳥がかなり大きくなって飛び回っていた。干潟では、今年もカラシラサギがやってきた。6月下旬にやってきたらしい。オオソリハシシギのペアがいて仲良く採餌していた。

■ 6/5(土) 15:30-16:30 【天気】晴れ、曇り

【場所】蒲生周辺田圃、蒲生海岸
【種名】ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、ミサゴ1、シロチドリ6ペア雛2、メダイチドリ1ペア、オオソリハシシギ成鳥夏羽1、ホウロクシギ1、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ウグイス、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科33種)
【備考】サギのコロニーはまだ雛の姿は見られなかった。おそらくペアだろう1年目夏羽個体と2年目夏羽個体がいて、1年目の方が抱卵していたのはあまり見たことがなかったので珍しかった。干潟ではホウロクシギとメダイチドリ、それにオオソリハシシギがいたが、足を負傷していた。浜辺にはシロチドリの番いが多く見られ、雛の姿も見ることができた。メダイチドリはちょうど典型的なペアの夏羽がいて、♂♀の違いがよくわかった。人が多く干潟に入りすぎ、海岸ではサーファーで鳥たちも肩身が狭い感じだった。6月にはあまり見たことがないミサゴが魚を捕らえて飛んでいた。

■ 5/15(土) 16:30-17:40 【天気】曇り

【場所】蒲生周辺田圃、蒲生海岸(シギチ個体数は周辺田圃を含む)
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、シロチドリ14、ハマシギ45、オバシギ夏羽1換羽中1、トウネン夏羽1、キアシシギ12、チュウシャクシギ28、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ウグイス、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科33種)
【備考】オバシギ2は4/17以来の個体がまだいる可能性がある。コアジサシのデコイコロニーにも行ってみたが、今日はいなかった。鳥の海にはまだ40羽前後いるので、北上して蒲生で繁殖するといいと思う。サギのコロニーはすでにアオサギを除く5種が巣作り、抱卵をしてかなりの数になっていた。ここ1,2週間の間に営巣を始めたようだ。だいたい5月の1週目から9月初旬まで営巣している。大沼から南蒲生までの田植えを終わった水田には、キアシシギ、チュウシャクシギ、ハマシギが多く見られた。

■ 4/17(土) 8:30-10:20 【天気】晴れ、強風

【場所】干潟、河口、砂浜
【種名】カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、シマアジ♂1、ハシビロガモ、ホシハジロ、トビ、シロチドリ、メダイチドリ夏羽1、ダイゼン冬羽1、オバシギ3、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ(渡り)、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科34種)
【備考】干潟奥はカモ類が種類、個体数とも多かったが、干潟に入る人が多く、そのうちいなくなって1/3くらいになってしまった。土日以外にもたまに休みで来てみると、干潟のかなり奥まで人が入っていることがあって、シギチや他の水鳥の行動の妨げになっている。広瀬川の河川敷もそうだが、花壇の河原までバーベキューをしている人たちがいて、本当に自然保護の啓蒙をしないといけないと思う。この日のダイゼンやメダイチドリ、シロチドリも、そこにシギチがいるとは全くわからない大人や子どもたちが来ると、岩の陰に行ってそこで採餌し、いなくなると干潟に出るということを繰り返していた。海岸を干潟の方に行ってみると、シマアジの♂が1羽いた。もっといたとは思うが、取りあえず確認したのは1羽である。例年数は多くないが、春秋の渡りの時に白石川や伊豆沼、蕪栗沼、蒲生等で見ることがある。今日の本当の目的は赤沼のセイタカシギだった(1週間前はいなかった)ので、コアジサシの繁殖デコイのお手伝いもそこそこに蒲生を後にした。

2004年4月~2005年3月白石川

2005年05月29日 | 白石の野鳥
■ 1/1(土) 12:50-13:10 【天気】晴れ

【場所】東白石駅前白石川
【種名】ダイサギ、オオハクチョウ200+、コハクチョウ32、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ♂1、トビ、ユリカモメ、キジバト、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、ムクドリ、オナガ24、ハシボソガラス、ハシブトガラス(9科20種)
【備考】あまり個体数も種類も多くはなかった。エサをやりながらカモにさわろうとしている小学生がいた。

2004年4月~2005年3月鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 3/27(土) 8:00-8:30 【天気】晴れ、干潮

【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、トビ、オオバン、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科23種)
【備考】干潮で潮干狩りをしている人が若干いた。鳥の海は昨年から潮干狩りを再開している。

■ 1/1(土) 15:30-16:00 【天気】晴れ、曇り、時々雪 満潮へ

【場所】鳥の海 ハマシギ36
【種名】カイツブリ、ウミウ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ(大群)、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、トビ、チョウゲンボウ♀1、オオバン、ハマシギ36、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科28種)
【備考】満潮に向かっていて、防波堤には高い波が打ち寄せていた。防波堤には例によってマガモ、ヒドリガモ、ハマシギ、カモメ類、ウ類が羽を休めていたが、高波が来るたびに飛んで寒そうだった。周辺田圃は一面雪に覆われ、ミヤマガラスの姿も見えなかった。

■ 9/25(土) 12:30-13:10 【天気】晴れ、曇り 満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】カイツブリ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ(大群)、カルガモ、コガモ(大群)、ヨシガモ♂1♀2、ヒドリガモ(大群)、オナガガモ(大群)、スズガモ、トビ、ノスリ、コチョウゲンボウ♂1(初認)、オオバン3、ムナグロ冬羽18(田圃)、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ(初認)、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス150+、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科31種)
【備考】 最初に田圃でムナグロ18羽の群れが飛んでいるのを見た。続いて懐かしいガララガララというか細い声がしたので見ると電線にミヤマガラスが3,4羽止まっており、付近の田圃にカラスが群れていたので、双眼鏡で確認するとミヤマガラスの群れだった。鳥の海は休日で人出がすごく、鳥どころではない感じだった。カモの大群がいよいよやってきていた。コチョウゲンボウ、カモメ、ミヤマガラスが初認だった。

新田の畦道にミヤマガラスの群れ

■ 9/25(土) 12:30-13:10 【天気】曇り 満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、トビ、ミサゴ3,キアシシギ2、ウミネコ、オオセグロカモメ、キジバト、モズ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科28種)
【備考】先週いたオオソリハシシギはもういなかった。キアシシギが2羽という寂しい感じだった。代わりにマガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモの大群が渡ってきていた。全部で1000羽以上はいただろう。ミサゴが3羽養殖の竿に止まっていた。ミヤマガラスはまだ来ていない。


鳥の海東側堤防脇の繋舟の上で休むキアシシギ2羽のうちの1羽(ゆらゆら遊覧していた)

■ 9/25(土) 13:00-13:30 【天気】曇り 満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ、トビ、チョウゲンボウ♂♀、オオソリハシシギ幼鳥2、ウミネコ、オオセグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科24種)
【備考】満潮で、シギチの姿は見えなかったがいつもの堤防近くの岩の上にオオソリ2羽が休息していた。

■ 9/13(月) 12:30-13:30 【天気】晴れ 満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ1、トビ、メダイチドリ9、ハマシギ幼鳥1、キアシシギ2、チュウシャクシギ2、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科26種)
【備考】シギチドリの個体数、種類とも少なかった。チュウシャクシギが2羽さかんに干潟でチゴガニを食べていたくらい。


■ 9/5(日) 10:00-12:30 【天気】曇り、時々小雨、干潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ2、トビ、トウネン12、ソリハシシギ幼鳥2、イソシギ1、クサシギ1、アオアシシギ幼鳥2、キアシシギ4、エリマキシギ♀幼鳥1、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科29種)
【備考】鳥の海南側のサギのコロニー付近の休耕田にはたくさんのゴイサギ幼鳥が群れて採餌していた。コロニーの人家に近い樹高の低いアカマツ林は鳥害を防ぐということでブルドーザーが整地していた。工事をしているそばの狭い畦道にチュウサギの幼鳥がいて、車が通ろうとしてもちっとも逃げない。まだ飛べないうちに巣から離れてしまったらしくかなり弱っていた。アオアシシギ(写真大)は、干潟の中では見られなかったが、堤防外側の休耕田で2羽ほど見た。トウネン、クサシギ、イソシギも一緒に採餌していた。

■ 8/28(土) 13:00-14:30 【天気】曇り、満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃、寺島地区海岸、仙台空港周辺休耕田
【種名】ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ8、コガモ14、ミサゴ1、トビ、メダイチドリ幼鳥1、キョウジョシギ成鳥♂夏羽1♀夏羽1幼鳥2、トウネン28+、ソリハシシギ幼鳥2、キアシシギ2、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科 29種)
【備考】ハジロコチドリの幼鳥のいたということで、デジカメ写真を見せてもらい、その後、待っていたが来たのはメダイ、キョウジョ、トウネン、ソリハシ、キアシくらいだった。先週はシギチの種類個体数とも多かったが今日はかなり少なめだった。9月初旬に期待したい。寺島海岸、空港休耕田もシギチの姿はなかった。

■ 8/22(日) 8:00-10:30、13:20-15:30 【天気】晴れ、満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃・休耕田(長谷釜、他)、寺島地区海岸、仙台空港周辺休耕田
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ2、ミサゴ1、トビ、ワシタカSP1,ハヤブサ若2、チョウゲンボウ成鳥♂1♀1、バン成鳥4幼鳥8ヒナ6、コチドリ幼鳥4、シロチドリ12、メダイチドリ成鳥冬羽移行中1幼鳥8、オオメダイチドリ幼鳥1、ムナグロ27、ダイゼン冬羽移行中1、キョウジョシギ成鳥♂夏羽1♀夏羽1幼鳥4、トウネン200+、ヒバリシギ5、サルハマシギ幼鳥1、オバシギ幼鳥2、ミユビシギ夏羽1、キリアイ幼鳥3、クサシギ1、ソリハシシギ幼鳥4、キアシシギ20+、イソシギ10+、ジシギSP1、オオセグロカモメ成鳥1、ウミネコ、キジバト、カワセミ♂1♀1、コゲラ1、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(25科54種)
【備考】この日も昨日と同じコースを行ったが、午前中は休耕田と海岸中心に見た。休耕田と長谷釜にはバンの親子、コチドリ、ヒバリシギ、キリアイ、クサシギがいた。空港アクセス道路付近の広い休耕田にはムナグロの群れ27羽とキョウジョシギ幼鳥1、オバシギ幼鳥1が行動を共にしていた。同じ場所にジシギ1とヒバリシギもいた。それらを狙ってか、またはツバメやムクドリを狙ってか、チョウゲンボウのペアとハヤブサの若鳥がいた。チョウゲンボウペアはしきりに空中で戯れていた。ハヤブサは餌にありついたらしく畦に降りて食べていた。海岸は個体数は昨日ほどではなかったが、トウネン、キアシ、イソシギがいた。鳥の海ではオオメダイチドリを午後からしばらく見ていた。ほとんど午前中の終わり頃に目の前にサルハマシギの幼鳥が飛来した。レンズを向けたとたん、ハヤブサが襲来、結局両方とも撮影できなかった。その瞬間ハヤブサを追ったがピンぼけでやたら大きく写っていた。サルハマはその間に見失った。午後にサルハマとオオメダイを待っていたが、オオメダイはすぐに飛んできて1時間以上チゴガニを食べるのを見ていたが、サルハマは遠くの干潟にいてこちらには来なかった。漁船の出入りが激しく、またエンジン付のハングライダーというのか(音がしなければ自分も乗ってみたいが)、とにかくうるさすぎて、ハングライダーが来るたびにシギチが逃げていた。

■ 8/21(土)12:00-16:00 【天気】晴れ、満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃・休耕田(長谷釜、他)、寺島地区海岸、仙台空港周辺休耕田
【種名】カイツブリ2、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ8、ミサゴ1、トビ、ハヤブサ1、チョウゲンボウ成鳥♀1、シロチドリ6、メダイチドリ8、ダイゼン冬羽移行中2、キョウジョシギ幼鳥8、トウネン300+、オバシギ9、キリアイ5、アカアシシギ冬羽移行中1、ソリハシシギ、キアシシギ10+、イソシギ30+、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(21科40種)
【備考】空港付近の休耕田から長谷釜をまわり、寺島地区の海岸の砂浜を見てから鳥の海に行った。長谷釜ではオバシギ幼鳥2羽とキリアイ1羽が行動を共にしていた。海岸では、イソシギとキアシが防風林のマツの下の方の枝に止まっているのを見た(翌日、もう一度見てわかったもの)。イソシギの群れが次々とやってきて波濤を超えて南下しているのを見た。比較的狭い砂浜ではトウネンの大群が3グループぐらいに分かれて採餌しながら南下していた。ダイゼンが1羽ぽつんと砂浜に立っていた。鳥の海に着いたときもダイゼンがいたが、おそらく同じ個体だろう。鳥の海ではアカアシシギ1とトウネン、キョウジョシギの群れがいた。キリアイも3羽おり、この日は3カ所(岩沼空港付近休耕田、長谷釜、鳥の海)で合計5羽見た。ハヤブサが何度かシギチを襲いに来た。

■ 8/19(木) 14:20-16:10【天気】曇り、満潮へ  ※エリマキシギ、オオソリ、ウズラシギ

【場所】鳥の海、周辺田圃・休耕田、牛橋河口
【種名】カイツブリ12、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ8、ミサゴ1、トビ、シロチドリ8、メダイチドリ6、トウネン幼鳥2、ウズラシギ冬羽移行中1、エリマキシギ幼鳥♂3♀1、ソリハシシギ4、キアシシギ8、オオソリハシシギ幼鳥1 、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(18科35種)
【備考】 比較的早く鳥の海に着き、干潟が出過ぎていた状態だったので、一度牛橋河口に行ってみたがシギチはいなかった。鳥の海に戻ると、干潟が半分くらいになっており、ウズラシギとオオソリ、エリマキシギが行動を共にしていた。

■ 8/18(水) 14:30-16:00 【天気】曇り、雨、満潮へ  ※キリアイ1とキョウジョシギ幼鳥の群れ

【場所】鳥の海、周辺田圃・休耕田
【種名】カイツブリ1、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ4、ミサゴ1、トビ、シロチドリ4、メダイチドリ幼鳥2、キョウジョシギ幼鳥10、トウネン幼鳥2、キリアイ1、ソリハシシギ幼鳥4、キアシシギ成鳥2幼鳥6、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(19科35種)
【備考】天候は悪かったが、防波堤にはキョウジョシギの幼鳥の群れがいた。キリアイが1羽キョウジョシギの群れと行動を共にしていた。

■ 8/12(木) 10:20-12:40 【天気】晴れ、満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃・休耕田
【種名】カイツブリ1、ヨシゴイ1、ゴイサギ+、ササゴイ1、アマサギ++、ダイサギ+、チュウサギ+、コサギ+、アオサギ+、カルガモ+、ミサゴ1、メダイチドリ1、ムナグロ11,ダイゼン成鳥夏羽1冬羽1、トウネン28、 クサシギ1、タカブシギ5、キアシシギ8、ソリハシシギ4、ウミネコ+、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 18科34種)
【備考】 前回、ほとんどシギチのいなかった干潟にもシギチの少群がやってきて採餌していた。周辺休耕田には内陸性のシギが入ってきて、渡りのシーズンが始まったようだ。周辺田圃にはシラサギ類が成鳥、幼鳥含めて多く見られるようになり、特にアマサギの群れがよく見られる。

メダイチドリ夏羽から冬羽へ移行中/干潟を忙しく走り回りながら採餌するソリハシシギ/チュウサギの餌場での争い


■ 7/18(土) 12:00-14:30 【天気】晴れ、干潮

【場所】鳥の海、砂浜、周辺田圃
【種名】 カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、ハヤブサ成鳥♀1、 コチドリ成鳥2幼鳥1、キアシシギ3、ウミネコ、バン幼鳥、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科25種)
【備考】防波堤にキアシシギが3羽と近くの農道にコチドリの親子がいた程度だった。干潟内もほとんど鳥がいない状況だった。

■ 5/29(土) 13:10-15:10 【天気】晴れ、満潮へ

【場所】鳥の海、砂浜、周辺田圃
【種名】 カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ、トビ、シロチドリ4、メダイチドリ6、キアシシギ3、ウミネコ、ユリカモメ1、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (15科28種)
【備考】シギチドリ、ウ、カモ、カモメ類はほとんど見られない閑散とした風景だった。ハクセキレイの幼鳥3羽が親鳥1羽と一緒に防波堤付近で採餌していた。上空をゴイサギがよく飛んでいた。

■ 5/15(土) 13:10-15:10 【天気】晴れ、満潮へ

【場所】鳥の海、砂浜、周辺田圃
【種名】 カイツブリ、ウミウ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヨシガモ♂1♀1、ヒドリガモ、オナガガモ♂、スズガモ、トビ、キジ♀1、バン、シロチドリ14(砂浜)、ムナグロ35、キョウジョシギ6、トウネン2、ハマシギ78+、ミユビシギ34+、キアシシギ16、オオソリハシシギ41、チュウシャクシギ32、 オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、 ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ウグイス、カワラヒワ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (20科44種)
【備考】例年通り、この時期キョウジョシギがシギチの群に加わった。昨シーズンはソリハシシギもいたのだが、今日は観察できなかった。また例年、トウネンの大群も見られるのだが、今日は観察できなかった。ミユビシギは5/1に比べるとだいぶ夏羽に近い個体が増えていたし、完全な夏羽も1羽いた。鳥の海周辺田圃で5/1にムナグロの群がいた場所に、同じ群と思われるムナグロがまだいた。同じ田圃で採餌しており、2週間もこのへんにいることになる。田圃はたくさんあっても、餌が豊富な田圃とそうでない田圃があるようだ。人の眼には同じに見えても、鳥たちにはずいぶん違った田圃と言うことになるのだろう。群れの中にキョウジョシギが2羽混じって、採餌していた。仙台空港までの田圃には、チュウシャクシギは合わせて20羽以下だった。
【写真】写真データはこちらです

■ 5/1(土) 13:00-16:30 【天気】晴れ、満潮へ、風少し強い

【場所】鳥の海、砂浜、周辺田圃
【種名】 カイツブリ、ウミウ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、スズガモ、トビ、シロチドリ16(砂浜)、ムナグロ13、ダイゼン1、ハマシギ250+、ミユビシギ70+、トウネン15、アオアシシギ2、キアシシギ2、オオソリハシシギ61、オバシギ夏羽2、 チュウシャクシギ220+(仙台空港までの田圃を含む)、 ユリカモメ、オオセグロカモメ、ミツユビカモメ1、ウミネコ、キジバト、キジ♂1、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、セッカ、ウグイス、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (22科44種)
【備考】午前中は部活動で、お昼に鳥の海に行った。オバシギが2羽オオソリの群れにいた。ミツユビカモメ成鳥冬羽1羽オがオソリハシシギの群れの前にいた。前回見たのは2001.12.23で冬だったが、今回は5月である。けっこう近くで観察できたが、目の周りのアイリングは赤色で、オオセグロカモメやワシカモメの薄ピンクに比べるときつめの色でウミネコと同様だった。飛び立った後、すぐ横の水路で浮遊していた餌を拾ってホバリングしながら食べていた。自分の目より下のすぐ近くで、写真を撮るのも忘れて見入っていた。ただ近すぎて撮影もできなかったかもしれない。あとは風に負けてなかなか前へ飛ぶことができず、しばらくその辺を飛びながら海の方へ飛んでいった。今日一番の見応えは100羽を超えるコアジサシの群れを間近で見たことだ。おもしろいのは、それぞれが左右に首を振って警戒?している様子をしていることだった。後ろの方にオオセグロカモメの若鳥の群れがたんくさんいて、時々後ろからフワーッと飛んできて、コアジサシが加えている小魚を奪おうとしていた。そのたびに群れが飛び立っては、また戻るというのを繰り返していた。求愛行動をしているコアジサシもけっこういた。久しぶりに群れを見て感激した。以前はアジサシもたくさんいたし、コアジサシも大群で鳥の海の現在公園となっているところの砂地で繁殖していたものだった。周辺田圃は、仙台空港付近までチュウシャクシギが多く、トラクターが苗代作りをしている田圃に大群が採餌しているという例年の光景を見ることができた。田圃とは行っても、例年決まった田圃が多く、シギチたちにとっては、ガン同様、人間には同じように見える田圃でも違うらしいのである。

■ 4/24(土) 13:00-14:30 【天気】曇り時々晴れ、小雨、大干潮

【場所】鳥の海、砂浜
【種名】 カイツブリ、カンムリカイツブリ夏羽1、ウミウ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、トビ、シロチドリ8,メダイチドリ18、ハマシギ 201、ミユビシギ4,トウネン夏羽1、オオソリハシシギ38、ホウロクシギ1、 チュウシャクシギ68、 ユリカモメ++、オオセグロカモメ、シロカモメ1年目1、ウミネコ、キジバト、アマツバメ8、キジ♂1、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、セッカ、ウグイス、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (22科44種)
【備考】午前中は部活動で、お昼に鳥の海に行った。潮干狩りが何年ぶりかに行われていて、盛大に干潟が出ていた。シギチはほとんどが西側の堤防沿いから蛭島までの干潟に集まっていた。オオソリハシシギの群れは堤防の近くにいたので、♂♀若鳥等の違いを観察することが出来た。成鳥夏羽の明らかに♀と思われる個体が右と左に1羽ずついる。右は明らかに♀の夏羽だろう。帰りながらシギチの群れの広がりを見ていったが、蛭島の北東部にもオオソリ、ハマシギ、チュウシャクのかなりの数がいた。例年この時期たくさんいるトウネンとミユビシギはあまりいなかったようだ。次回これもまた部活動後の5/1、2に期待しよう。セッカが鳴いているのを今年初めて聴いた。アマツバメも小群が低くたれ込めた雨雲の空を飛んでいた。翌25日は朝から行ったがこれは撮影中心だった。宮城県支部の探鳥会が行われていたので、シロカモメが防波堤にいるのを教えて差し上げた。

■ 4/17(土) 12:30-14:30 【天気】晴れ、強風、満潮へ

【場所】鳥の海、砂浜
【種名】 カイツブリ、ウミウ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、トビ、シロチドリ4,メダイチドリ1、ハマシギ 135、ミユビシギ3,オオソリハシシギ16、 チュウシャクシギ3、 ユリカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ1、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (19科34種)
【備考】シロカモメ第1回冬羽から夏羽移行中の個体がまだ残っていた。防波堤の先にオオソリの群れがいて、写真を撮っているとオオソリの前にハマシギの群れがランディングしてきた。それまで休息していたオオソリたちも、さすがにその数の多さと小さいのがせわしなく動いているのにはびっくりしているようだった。ハマシギたちはこちらに向かってどんどん駆けてくる。ところがその時、漁船が水路を猛スピードで通り過ぎた。これはまずい!と思って立ち上がり、波しぶきがどんどんシギたちの後方に近づいて来るのを撮影した。シギたちは慌てて飛び立つ。ずぶぬれになるのもけっこういたはずだ。いよいよ自分のところにもやってきた。カメラを出来るだけ高く持ち上げる。ざっぶーん!波しぶき背中にかかる。カメラ・レンズにもちょっとかかった。急いで拭く。ところが、チュウシャクシギ3羽のうち2羽は防波堤の岩の割れ目に身を潜め、波をやり過ごしていた。まったくたいしたものだ。来週は、種類、数とも多くなるだろう。
【写真】写真データはこちらです


チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、ハマシギ、メダイチドリがいる。もっとゆっくり見ようと思っているうちに、波がきてしまった。ハマシギの夏羽に移行する前の羽色と模様がとてもシンプルできれいだった。

2004年4月~2005年3月伊豆沼

2005年05月29日 | 伊豆沼・内沼
■1/29(土) 13:30-15:00 【天気】晴れ

【場所】獅子鼻、内沼浄土、3工区、2工区
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン++、オオヒシクイ6、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、オオバン、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、カシラダカ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 12科30種)
【備考】天気がよく、気温も高めで、田んぼには積雪がなく、1月下旬とは思われぬ陽気だった。3工区では1万羽を超えるマガンの群れ、2工区では3,4万羽はいただろうか、田んぼをずっと遠くまで埋め尽くすマガンの壮大な群れを見ることができた。ここまで大きな群れだと、ハクガン以外はとても探す気にはなれなかった。田んぼの畦や農道にも群れがたくさんいて、ひなたぼっこの趣だった。鳥やでない普通のおじさんカメラマンが、車から降りて、群れにばたばたと近づき、短いレンズで壮大に群れを飛ばしては写真を撮っていた。ポカポカな日もその後は続かず、2月にはいるとまた雪が大量に降ったのであった。

■12/30(木) 13:30-14::30 【天気】晴れ

【場所】伊豆沼、内沼、新田桟橋
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン4、亜種ヒシクイ16、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、カシラダカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科26種)
【備考】内沼、伊豆沼ともほとんど結氷していた。内沼浄土にはハマシギの姿もなく、周囲の田圃は雪に覆われているせいか、マガンとヒシクイの小群がたまに上空を通過していくだけだった。

■11/7(日) 13:30-15::00 【天気】晴れ

【場所】伊豆沼、内沼、3工区、新田桟橋
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ+、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオタカ若鳥2、ハヤブサ成鳥1、オオバン、ハマシギ38、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科39種)
【備考】内沼浄土では例によってハマシギの群れが採餌していた。じっとしていると手が届くほどの距離にまで寄ってくる。ここはハクチョウに餌をやる人が多いため、毎年人慣れしたハマシギがやってくる。ハマシギ成鳥冬羽や第1回冬羽など肉眼で観察するにはよい場所だ。3工区一帯にはマガンが10000羽+いたが、他の種は見つけられなかった。冬期(まだ秋だが)湛水田にハクチョウやアオサギが群れていた。新田桟橋に行くと、Sさん始め、オオタカを撮影していた。一緒にしばらく待っていると、我々の目の前をもう1羽のオオタカ若鳥横切った。ターゲットの若鳥が、もう少しで鴨池を襲うかというところで土手を歩いていったバードウォッチャーに驚いて逃げていってしまった。前回も一人で対岸から2羽のオオタカを狙っていたら、人が土手を歩いていき、逃げていってしまった。ここは気長に待つほかない。11月に入り、カシラダカやベニマシコの姿も多く見られるようになってきた。

■10/24(日) 14:30-15:30 【天気】晴れ

【場所】伊豆沼・内沼、周辺田圃
【種名】マガン20000+、ノスリ
【備考】登米の観光物産センターに行った帰り、中田の田圃で、10羽程度のミヤマガラスを見た。電線に止まっていたのを撮影したが、ここの群れはあまり警戒心がない。ミヤマガラスのそばにセキレイ風のが止まっていたので、よく見ると、タヒバリで、からからになった枝豆畑あたりに大群がいた。畦を通るとタヒバリタヒバリという感じでまるでイナゴのようだ。2工区でいろいろ探したが、マガンばかり。内沼浄土で例によって、栄養がいいらしいハマシギのぷくぷくした群れを見、工区へ。Sさんたちはは朝から、いろいろ狙っていたようだったが、今日ではないがカリガネ6羽も近くで見たとのこと。

■ 10/14(木) 9:30-17:30 【天気】曇り

【場所】伊豆沼、内沼
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、オオタカ成鳥1幼鳥2、ノスリ1、キジ♂、バン、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ショウドウツバメ++(内沼夕方)、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ♂1(内沼初認)、ツグミ3(新田初認)、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(22科43種)
【備考】マガンの伊豆沼・内沼周辺の羽数をカウントした。計11178羽。沼周辺以外の採餌グループをあわせると15000~20000羽は飛来しているものと思われる。ちなみにこの日の蕪栗沼は750羽程度しかいなかった。ハクガン、シジュウカラガン、カリガネは見つけられなかった。

採餌観察場所/時間 9:30(11:30) 10:00(11:40) 10:30(15:00) 11:00 4:30-5:30   備 考
獅子鼻西田圃 2,753+         翌日の金曜日は、午前、夕方とも5,000以上いた。
3工区   3,489+       ビデオ撮影の方がいて、ガンは離れていて数も少なかった。
新田駅前田圃     1,647+     翌金曜日もほぼ同じくらい。
2工区及び畑岡小前田圃       3,289+   金曜日は畑岡小前田圃に5000羽以上の大群。2、3工区、新田駅前方面から飛来し、1万羽近くになった。
内 沼         塒入り 16:40頃から始まり、17:30過ぎに完了。曇りで翌日15日より早かった。金曜日は晴れていたので、前日より遅く5:40頃になってもまだ帰ってきていた。

■ 9/26(日) 13:10-14:20 【天気】曇り

【場所】伊豆沼、内沼 マガン20000羽+、ハクガン成鳥1羽
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン20000+、ハクガン1、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、トビ、オオバン、キジバト、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科28種)
【備考】自宅を4:08に出て、途中長者原SAで朝食を取って、獅子鼻着が5:00過ぎ。獅子鼻前面にはマガンの群れはおらず、遠く伊豆沼中あたりに鳥影は見えたが、朝日が見える様子が今日はないので、内沼に直行した。北側堤防から見ると、内沼全面にマガンの群れ。浄土前面を除く岸沿いにびっしりと帯状に群れ、さらに沼中央にも大きく群れが広がっていた。ブロックでカウントしたところ15000羽以上はいた。さらに5:40ころ、伊豆沼中方面から約8000羽近く飛来したので、ガン総数は2万羽を超えていただろう。6:05に内沼のマガン6割程度が飛び出し、さらに6:20にはハクガンを含む沼中央北西部よりの群れが飛び出し、ほとんどいなくなった。その後、3工区の土手へ移動してみると、ハクガンがちょうど旋回して田圃に降りたところだった。この個体は、嘴が薄い肉色で、昨年成鳥2羽のうち、一方の個体の嘴の色に似ていたが、同一個体であるという保証は何もない。今日は、とりあえず様子見ということで朝駆けしたが、思わずハクガンに出会えてラッキーだった。今週の木、金は代休なので、獅子鼻の飛び出しから蕪栗沼の塒入りまでじっくり見たい。なお、沼は台風の影響で水位が高く、シギチを見ることはできなかった。

今シーズン初めて見たハクガン成鳥とマガンの群れ、3工区

■ 9/26(日) 13:10-14:20 【天気】曇り

【場所】伊豆沼、内沼 マガン238羽成鳥98+、幼鳥・若鳥140羽+(内沼北側堤防前水面)
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン238、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ8、トビ、オオタカ成鳥1、チョウゲンボウ♂1、バン、オオバン、ムナグロ10、オグロシギ22、コアオアシシギ4、アオアシシギ38、オオソリハシシギ1、ツルシギ9、タシギ6、ウズラシギ3、タカブシギ4、クサシギ1、キジバト、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科40種)
【備考】最初に獅子鼻でシギチをカウントした。見れば見るほど、いろんなところからいろんなシギが湧いてくる感じだった。特にハスが茂っているあたりはタシギや、クサシギ、タカブなどが出たり入ったりしており、シギチを一応全部カウントするのに30分以上かかってしまった。それからオオタカを見て、内沼にマガンがいるとSさんに教えられ、行ってみた。すると、下の写真のように飛来したマガンの群れが、いまいち調子はあがらない様子だったが、確かに今年もやってきた。とりあえず4回ほど成鳥と幼鳥を数えながら、1羽1羽見ていったがマガンだけだった。オカヨシガモが沼の真ん中あたりにいた。また、ムナグロの群れ10羽が内沼の北西の干潟にいた。

■ 9/20(月) 9:30-10:00 【天気】晴れ、曇り

【場所】伊豆沼、内沼
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ミサゴ2、トビ、バン、オオバン、ツルシギ3、アオアシシギ4、タカブシギ3、キジバト、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科29種)
【備考】獅子鼻のシギチは激減していた。オグロシギは1羽もいない。蕪栗沼も同様だったので、きっと南下したのだろう。あれほどいたショウドウツバメもほとんどいなくなっていた。ガンはまだ姿を見せていない。シラサギ類とカモたちだけがにぎわっていた。内沼のカモの数は少ないようだ。

■ 9/18(土) 13:30-14:30 【天気】晴れ、曇り

【場所】伊豆沼、内沼
【種名】 カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、バン、オオバン、ツルシギ12、アオアシシギ35、クサシギ2、タカブシギ15、オグロシギ18、エリマキシギ♀1、キジバト、ツバメ、ショウドウツバメ+++、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科33種)
【備考】獅子鼻にシギが80羽以上群れて採餌していた。マガンは15日の記録以来、観察されていないということだった。やはり、例年通り20日過ぎの飛来になるのだろうか。

■ 8/16(日) 12:30-13:30 【天気】晴れ、曇り

【場所】伊豆沼、内沼、長沼
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、オオハクチョウ(残)、コハクチョウ(残)、カルガモ、トビ、トウネン13、タカブシギ1、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ++、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ホオアカ、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科26種)
【備考】獅子鼻や伊豆沼中は干潟が出ていたが、シギチの種類個体数とも少なかった。ショウドウツバメがハスの上を群舞しているが、伊豆沼では今年はハス祭りはなく、長沼でやっていた。しかし、こちらは鳥がいないときている。伊豆沼中で、シギチを見ていると、ハスの写真を撮っていた人がやってきて、「あっちの方がいいですよ。ただ微妙にあっちをむいてるんですね」と言っていた。よくみると確かに微妙に東の方を向いていて、ハスの花を取る人たちにとっては不満らしい。そのうちお年寄りの方や若い人など、いろんな人たちがやってきて、ハスの写真を撮影していた。私もハスの上に止まるショウドウツバメを撮りたかったのだが、飛んでばかりで止まってはくれなかった。

■ 5/23(日) 13:30-14:30 【天気】曇り

【場所】伊豆沼
【種名】カイツブリ、チュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ヨシガモ、バン、オオバン、トビ、クロハラアジサシ4、キジバト、ホトトギス、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス ( 20科35種)
【備考】ホトトギスがサンクチュアリーセンター前でしきりに鳴いていた。伊豆沼の広い水面をクロハラアジサシ4羽が縦横に飛び交っていた。北帰行途中のヨシガモやヒドリガモの群れが鋭い飛翔のアジサシたちに驚いて、飛び立った。

2004年4月~2005年3月蕪栗沼

2005年05月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2/12(土) 16:30-17:30 【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、タゲリ、オオハシシギ1(5科14種)
【備考】 気仙沼からの帰り、立ち寄った。オオハシシギと思われるシギが1羽いた。マガンの塒入りを見て帰ってきたが、途中で後輪が田んぼでパンクしたのにはまいった。ところでオオヒシクイの鳴き声のものすごさには驚くばかりだ。何というかボワンボワンという野太い大きな声で鳴いている。飛び立つのもマガンのように垂直離陸出来ない。体がとにかくでかいせいだろう。

■1/29(土) 15:30-16:30 【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン8000+(白鳥地区北側田んぼ)、オオヒシクイ1251+(白鳥地区、蕪栗沼)、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ幼鳥♀1、ハヤブサ成鳥1、ヒバリ、ホオジロ、カシラダカ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(11科25種)
【備考】最初に北側田んぼでマガンの群れを観察した。あまり1羽1羽見る気もしなかったので、ざっと概数を数えて、白鳥地区の中央部の土手にあがった。白鳥地区の南側をチュウヒが飛び、中央部ではハヤブサの成鳥が舞い降りた。その後ハイイロチュウヒが北側から飛んできて、しきりに低空飛行していたが獲物は捕らえられなかったようだ。蕪栗沼に行くと、ハクチョウの群れとオオヒシクイの大群が対岸にいた。特に珍しいのはいなかったので(ヘラサギもいなかった)、引き返したが、またハイイロチュウヒが低空飛行していたので、そこを撮影した。この日は田んぼにほとんど雪もなかった。実家には寄らず、時間も時間だったのでそのまま仙台に帰った。

■12/30(木) 14:30-15:30 【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼白鳥地区東側田圃、東南田圃 マガン20000+、カリガネ成鳥1
【種名】アオサギ、マガン20000+カリガネ成鳥1、ノスリ、トビ、ホオジロ、カシラダカの大群、ハシボソガラス、ハシブトガラス
【備考】今日は寄り道探鳥。雪に覆われた田圃にマガンの大群が展開しており、沼としきりに往復していた。たまたま撮影したマガンの群れにカリガネが写っていた。こういうのは「いた」とはいうが、「見た」とはいわないだろう。

■11/7(日) 15:00-15:30 【天気】曇り

【場所】蕪栗沼西側田圃、北側田圃 マガン6000+
【種名】マガン6000+、チュウヒ
【備考】県支部のSさんによるとカリガネ4羽もいたらしいが、飛んでしまったとのことだった。

■10/24(日) 14:30-15:30 【天気】晴れ

【場所】蕪栗沼西側田圃、北側田圃、東側田圃、南側田圃、農道脇田圃 マガン10000+、シジュウカラガン1(白首輪なし)
【種名】マガン10000+,シジュウカラガン1、ツルシギ2、クサシギ1、ハヤブサ成鳥♀1、 タヒバリ++
【備考】北西部と北東部の田圃にはあわせて1万羽を超すマガンが採餌していた。その中に、暖かそうな稲藁に気持ちよさそうに座っているシジュウカラガンを見つけた。首の白い部分がない個体で、大きさや嘴の形状から、普通のシジュウカラガンだった。全然飛ぶ様子がなかったので、5分くらい双眼鏡で一通り特徴を見た後、さて写真でも撮ろうかとしたら、何と!遠く離れている北側の群れから、飛び始めた。波が打ち寄せるようにこちらに向かって集団ドミノ倒しのように飛び立ってくる。まずい!シジュウカラガンはどのへん。ファインダーで見たが、焦っているせいもあり、見つからず。ついに田圃2枚離れたところにいたシジュウカラガンを含む群れも、飛んでしまった。けっこう近かったのに残念だった。もう一度探そうと思ったが、また来ればいいと思い、南側の田圃をまわって帰った。途中、用水路でツルシギ2羽が水浴びしていた。その近くにクサシギがじっと立っていた。あとはイナゴのように飛ぶタヒバリを横目に、蕪栗沼を後にした。

■ 9/26(日) 15:00-16:00 【天気】曇り

【場所】蕪栗沼、白鳥地区 マガン29羽
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン28残1、カルガモ、コガモ、マガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ幼鳥1、オオバン、ウズラシギ3、アオアシシギ16、オグロシギ35、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ノビタキ1、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (14科28種)
【備考】沼についてすぐ北方からオグロシギの群れ35羽が飛んできて、白鳥地区南の区画に降りた。それから、マガンの群れが何度も上空を飛んでいた。水路を造成中のパワーシャベルが3台ほど作業していたが、すぐそばの干潟で採餌していたりで、シギチやマガンにはあまり影響がないように見えた。ただしいつも北側駐車場前にいるシラサギ類はいなかった。新しい水路で採餌しているダイサギも何羽かいた。帰り際、もう一度白鳥地区南の区画を見ると、オグロシギとアオアシシギの群れから少し離れたところに、オオタカの幼鳥が休んでいた。いつでもねらえるぞという感じだった。

■ 9/20(月) 10:00-10:30 【天気】晴れ、曇り

【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、バン、タカブシギ1、アオアシシギ4、エリマキシギ4、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ノビタキ4、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス ( 14科25)
【備考】ノビタキ4羽がさかんにヨシ原と白鳥地区の堤防のススキ野の間を行ったり来たりして飛び回っていた。沼はシギチが激減していた。今日は時間がなかったので、半周もしなかった。

■ 9/18(土) 15:00-17:00 【天気】晴れ、曇り 沼内:シギチ102羽(シギ科100、チドリ科2)+白鳥地区ハマシギ50+タシギ1 計153羽

【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】カイツブリ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、残マガン1、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、チュウヒ、オオタカ幼鳥、バン、オオバン、ハマシギ、オグロシギ、タカブシギ、アオアシシギ、エリマキシギ1、ウズラシギ2、タシギ1、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、ウグイス、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス ( 15科39種)
【備考】伊豆沼から蕪栗沼にまわった。標識調査が行われていたので、白鳥地区から蕪栗沼へぐるっと半周往復した。最初に白鳥地区の堤防にあがったときに、足元からタシギが飛び出し、沼の方からハマシギの群れ50+がやってきて、乾いた白鳥地区の草地に降りた。それから北側駐車場経由で白鳥地区を半周し(歩くだけなら白鳥地区一周は1時間もかからないのでいい運動)、沼のシギチを見た。なんだか軽快だと思っていたら、逆光のシギチを見るのにうかつにもスポッティングスコープを車から持ってこず、400mm望遠と、8倍双眼鏡に頼ることになってしまった。仕方がないので、なるべく順光のなるよう歩いて、双眼鏡で分かるものは逐次識別し、細かいのは撮影して、あとで拡大してみることにした。シギチの総数は3回ほど数えて、1回目が100、2回目が102、3回目が103だったので、102羽とした。ただ、コントラストの悪い逆光なのでピントが合うかどうかが問題だったが。チュウヒの来襲に(といってもあまり真剣に獲物を捕ろうという感じではなかったが)オグロシギの群れを中心にシギチの群れが低く飛んだ。あとは夕暮れの逆光写真を何枚か撮ったが、雲がかかっていて夕陽が映えるという状況ではなかったので、5時前には移動した。越夏マガンが1羽、寂しげに沼の干潟をとぼとぼ歩いていた。白鳥地区で夕暮れのオオタカ幼鳥の飛翔を見て、幸せな気分になり、最後に標識調査で放鳥をされていたので、鳥談義を一通りして蕪栗沼を後にした。ウグイスの幼鳥が放鳥したら近くのイネ田に入っていったので、「場所が違うよ。スズメやバンじゃないんだから」と言って、探したがいなかった。そういえば今朝赤沼でバンが穂の上に乗っていたのを見て、軽いんだなあとあらためて思った。

■ 7/4(日) 12:00-14:00 【天気】晴れ

【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】カイツブリ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、セイタカシギ4、カワセミ(成鳥1、幼鳥1)ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科36種)
【備考】家を出たのが遅かったので蕪栗に着いたのは12:00だった。ケリがいる田圃一帯は農作業があちこちで行われていて、ケリの姿は見あたらなかった。白鳥地区では相変わらずコヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、モズ、ホオアカ、そしてウシガエルの大合唱である。セイタカシギは4羽しかおらず、成鳥夏羽♂の一番きれいな個体が見あたらなかった。クロハラアジサシ、ヘラサギは観察できなかった。今日は、携帯用のベープマットを双眼鏡のストラップにぶら下げて歩いた。ユスリカが寄ってこなかったのは気のせいだろうか。

■ 6/17(木) 9:00-11:00 【天気】晴れ、曇り

【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ヘラサギ、マガン、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、バン、オオバン、ケリ(成鳥6幼鳥3)、セイタカシギ5、ウミネコ、クロハラアジサシ成鳥夏羽1、キジバト、カッコウ、ホトトギス、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (23科46種)
【備考】約1ヶ月ぶりに蕪栗沼に行ってみた。前回見たケリの雛も気になっていたので、最初に前に見たフィールドでケリを捜すことにした。という間もなくすぐに畦にいる2羽を見つけた。南側の土手から見渡すと、かなり広い範囲にケリが散在していて、全部で9羽いたそのうち3羽は幼鳥と見えた。成鳥の写真を撮影してから、白鳥地区に駐車して一周した。白鳥地区は水面がかなり出ていて、サギの群れやカモの群れがいた。蕪栗沼では、セイタカシギが5羽手前で採餌していた。ヘラサギは対岸のダイサギの群れに混じって採餌していた。翼を広げてステップを踏みながら素早く移動する行動をしていたのはなかなかおもしろかった。クロハラアジサシがやってきてしきりにダイビングを繰り返していた。それから観察していたすぐ上を通過して白鳥地区の定位置らしい、杭の上にとまってもうしばらくは動かない風情だった。頭上を通過する際はビデオを撮ったがかなり大きく映っているはずである。ただし、近すぎてたぶんピントが合っていないかもしれない。ウシガエルの声やホオアカ、オオヨシキリ、コヨシキリそれに何かわからぬ小鳥の声、ホトトギス、カッコウの声がしてまさに初夏の蕪栗沼、白鳥地区だった。
■セイタカシギの個体識別その1
左から♀成鳥、♂成鳥(頭上がはっきり黒い個体)、♀成鳥(後頸に褐色のやや大きい斑のある個体)、♂成鳥(頭上が黒の斑で後頸が黒い個体)、♀成鳥
■セイタカシギの個体識別その2
左から♀成鳥、♀成鳥(後頸に褐色の大きい斑のある個体)、♂成鳥(頭上がはっきり黒い個体)、♀成鳥、♂成鳥(頭上が黒の斑で後頸が黒い個体)
♀(後頸に褐色なしの2羽のうちどちらか)
♂成鳥(頭上が黒の斑で後頸が黒い個体)
♂成鳥(頭上が黒の斑)
♂成鳥(頭上が黒の斑)

■ 5/23(日) 15:30-16:30 【天気】曇り

【場所】白鳥地区、周辺田圃
【種名】チュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、マガン、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、ケリ成鳥5ヒナ2、トビ、バン、オオバン、キジバト、アマツバメ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科35種)
【備考】白鳥地区はすごい数のツバメが乱舞していた。アマツバメがその中に一緒にまじって飛んでいるのは、空があまりに低いせいだ。白鳥地区を後にして帰る途中、休耕田で耳慣れない声に車を止めると、田圃1枚離れたところにケリとイカルチドリを太らせたようなヒナがいた。これはまずいと思っているうちにペアで車の方に飛んできた。ウインドウ越しに写真を撮っていると、援軍が来て全部で5羽になった。窓越しに撮るべきものは撮って、あとは這々の体で帰ってきた。ケリたちが東北地方の方言で「帰れ帰れ(けれけれ)」と鳴きわめくので・・・・・。

■ 4/29(木) 8:15-10:00 【天気】晴れ

【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】カイツブリ、 チュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ヘラサギ若鳥1,マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、ノスリ、キジ♀、コチドリ2、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (20科41種)
【備考】蕪栗沼周辺の田圃は苗代作りがあちこちで始まっている。昨年は冷害で田植えの時期によって収穫に微妙な影響がでたようだが、今年の天候はどうだろうか。
 ヘラサギが来ているというので久しぶりに蕪栗沼に行った。朝、採餌するならきっとこの辺の田圃だと思って行ってみると、運良く向こうから「首を伸ばして」飛んできた。ぐるっと旋回してランディングしたが、逆光でとても美しかった。ダイサギやチュウサギと一緒に採餌していた。飛んだ時に初列風切の先端が黒く、嘴は下嘴のつけ根部分から中程まで黄土色だが、全体は黒く、先端は色くない。若鳥だろう。夏鳥では早くもセッカ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ホオアカが囀っていた。蕪栗沼も白鳥地区も水量が多く、お目当てのシギチは全然だめだった。

2004年4月~2005年3月その他

2005年05月29日 | 県外・国外・その他
■ その他の記録

 ・11/22 10:30 仙台市立郡山中学校1年棟1FWSミソサザイ1
 ・11/13 8:00 伊豆沼3工区ナベヅル成鳥1
 ・11/ 7 15:07 中田町田圃コチョウゲンボウ♀1
 ・10/29 12:30 郡山中学校南門付近ハイタカ成鳥♀1 
 ・10/24 11:30 中田町田圃でミヤマガラス10羽、タヒバリの大群 
 ・10/23 13:17 赤沼北西部田圃でミヤマガラス20羽初認 
 ・ 6/12    今日もカッコウがやってきた。隣家のアンテナから郭公用に毛虫を駆除していない1本の庭木めがけ飛来してあっという間に1匹捕まえ、庭の電線に止まって食べた。なかなかすごいやつだと改めて思った。ちなみに「カッコウ」と鳴き、アイリングと虹彩が濃いめの黄色なので成鳥♂である。♀は「ピピピピ」と鳴き、アイリングと虹彩が雄より薄い。
 ・5/24 広瀬川花壇でホトトギス初鳴き
 ・5/16 川崎町川崎釣り堀周辺 カワガラス・ノジコ・オオルリ・アマツバメ・ノウサギ
 ・5/15 12:40 仙台東部道路仙台空港IC手前3Km付近でチゴハヤブサ♀1
・4/26 7:30 北環状線吉成のワールドバイキング付近でキジ♀が朝の交通量の
激しい4車線横断を試みるが、途中で引き返す。
 ・4/25 13:20 南吉成3丁目公園付近でイソヒヨドリ♂2♀1
・4/10 13:30 JR白石駅の入口でイワツバメが営巣中
 ・4/10 8:30 東北学院榴ヶ岡高校付近イソヒヨドリ♂2、♀1

2003年4月~2004年3月栗駒

2005年05月29日 | 花山湯ノ倉温泉
■ 5/17(土)10:00-13:30 【天気】晴れ
【場所】花山村
【種名】オシドリ♂1♀2、シノリガモ♂1♀2、トビ、キジ♀、キジバト、アオバト(S 白糸の滝)、アカショウビン(S、某温泉)、アカゲラ、ツバメ、イワツバメ、 キセキレイ、ハクセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ヤブサメ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(18科28種)
【備考】シノリガモ♂1が♀の一方にしきりにマウントを試みていた。ただし、一方の♀には全然見向きもしなかったようだ。待っていたらかなり近くまできたのだが、後ろから例によって、渓流釣りの人がやってきて、3羽とも下流に逃げていってしまった。釣り人はそんなことは全くおかまいなしだった。

2003年4月~2004年3月磯浜漁港

2005年05月29日 | 磯浜漁港
■2004/3/7(日) 11:30-12:30 晴れ ワシカモメ第4回冬羽1、シロカモメ第2回冬羽1、同第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ8、ハジロカイツブリ182、ウミウ3、ヒメウ2、アオサギ1、ダイサギ2、マガモ+、コガモ+、オナガガモ+、クロガモ48、トビ、ユリカモメ+、セグロカモメ2、オオセグロカモメ++、ワシカモメ第4回冬羽1、シロカモメ第1回冬羽1、第2回冬羽1、ウミネコ3、カモメ+、キジバト3、ハクセキレイ2、セグロセキレイ1、ヒヨドリ5、イソヒヨドリ♂1、ツグミ+、スズメ+、ムクドリ+、ハシボソガラス+、ハシブトガラス+(13科28種)
【備 考】クロガモは2つの群れになって、漁港前の前面海面(かなり遠い)をゆっくり潮に乗って北上していた。釣師浜に着くと、民家の瓦屋根に時々見られるイソヒヨドリのきれいな♂がいた。浜に出てみると河口はいつもより広くなっていて、カモメ類が水浴びをしていた。シロカモメ第1回冬羽とワシカモメ成鳥冬羽が並んで採餌をしていた。そこから50mくらい離れた渚にオオセグロカモメ第1回冬羽、夏羽にまじって、シロカモメの第2回冬羽がいた。第1回と比べると背の色がやや灰青色気味の部分が多く、嘴も第1回のように先端の黒い部分と肉色に部分の境界が明瞭ではない。今日は渚で30分くらいワシカモメとシロカモメの行動を観察していた。ワシカモメというのは田代島でもそうだったが、けっこう好奇心が強く、遠巻きながら人間を左右に動きながら観察している様子が見られた。おにぎりをあげればきっと寄ってきたことだろう。シロカモメの方もあまり人を恐れず、目の前でしきりにサーフィン?していた。ワシカモメは渚でしきりに採餌していたが、シロカモメの方は、休んだり、波が来ると浮かんだり、羽ばたいたりという行動を繰り返していた。
【写真】
  
■ワシカモメ第4回冬羽/シロカモメ第1回冬羽



■ 2/7(日) 11:30-12:30 晴れ ワシカモメ成鳥冬羽1、シロカモメ第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、オオタカ成鳥1、ノスリ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀1、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科31種)
【備 考】 海面は穏やかで、前回同様海上にはあまり鳥影はなかった。クロガモが十数羽、ハジロカイツブリの大きな群れが2つ程度だった。新地では前回磯浜前面海面を飛んでいたシロカモメと同一個体かどうかは不明だが、第1回冬羽個体がいた。近くにワシカモメの成鳥もいた。12/23の2羽のワシカモメとは全然別の個体だった。クロガモの群れがいないのが少々寂しかった。写真データ

■ 1/11(日) 12:30-14:00 晴れ強風、波高し シロカモメ第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、チュウヒ、コチョウゲンボウ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀3、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科32種)
【備 考】晴天だったが、強風で波が高く、クロガモの群れは見られなかった。波間にハジロカイツブリの群れや、ミミカツブリが少々いたくらいだった。前回でなかったシロカモメは第1回冬羽個体が飛翔しているのを観察できた。また、いつも大型カモメ類が集まっている河口の形状が変わってしまっていて、水浴びもままならぬ状態になっていた。

■ 12/23(火) 11:30-13:00 晴れ クロガモ500+ ワシカモメ2
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、新地(福島県)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、ノスリ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀1、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科31種)
【備 考】前回は1羽しか見られなかったクロガモが磯浜の前面海面に群れを作っていた。渚に比較的近く盛んに潜っては採餌していた。 新地の釣師川河口にはワシカモメ2羽がいた。シロカモメはまだいなかったが、年が明ければ見られるかもしれない。

■ 11/8(土) 8:30-10:30 曇り 
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、新地(福島県)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、ノスリ、ハヤブサ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♂1、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科26種)
【備 考】今シーズン初めて磯浜漁港に行った。クロガモは1羽しか見なかったが、すでに南下しているようだ。釣師川河口(といってもとても小さいが)にシロカモメが来ていないか見にいったが、まだいなかったようだ。