お薦めの鳥の本(1)

2005年05月08日 | 観察図鑑
現在、宮城県ではシギチドリのシーズンも中盤にさしかかりました。鳥の海、蒲生、蕪栗沼、伊豆沼と、北上するシギチの個体数、種類とも増えています。今日は、鳥の海で銀色の標識をつけたキアシシギに出会いました。今シーズンは常連のシギチドリたちの他に、どんなシギチに出会えるか楽しみです。そこで、難しいシギチの識別にお薦めがこの一冊です。冬場はカモメのシーズンで『カモメ識別ハンドブック』でだいぶお世話になっていますが、氏原巨雄・氏原道昭両氏の『シギ・チドリ類ハンドブック』文一総合出版2004年です。メリケンキアシとキアシの鼻孔の先の溝の長さの比較なんかも書いてあって、確かに自分で撮影したキアシ(メリケンはまだまっとうに撮影していないんです、残念ながら)で確かめてみると溝が短い(下記の写真)。

シギチドリ類ハンドブック

文一総合出版

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